2014年10月17日

保育園入園前のお母さん注目!縦割り保育のメリット・デメリット

近年では、少子高齢化によって、子どもたちが沢山の兄弟と一緒に遊ぶというのはなかなか難しい環境になってきています。 都会では1人っ子も多く、兄弟も含め異年齢の子と関わることは減ってきています。
しかし、同級生とだけ遊んでいる子どもは、異年齢のグループで遊んでいる子どもに比べて、成長する機会が少ないと言われています。
今日は、そんな異年齢保育についてお話したいと思います!

縦割り保育

★異年齢(縦割り)保育とは?

年齢別にクラス編成する横割り保育とは違い、年齢の異なる子どもで、クラスや活動グループを構成して行う保育のことを指します。

★何のために?

少子化によって子どもたちが異年齢の子ども同士と関わることが少ない現代で、異年齢保育活動を通して子どもたちが相互に教え合い、学び合い、共に育ち合うことが出来ることを目的としています。 いろいろな年齢、いろいろな人と多く関わることで「人と関わる力」が育まれます。
「○○のようになりたい」と身近な人を目標とすることで、意欲や好奇心を高めます。
人と関わりコミュニケーションをとる中で、自分の思っていることを伝えようとしたり、友達の言葉に耳をかたむけることが必要ということも感じ、身につけていくものです。
いろいろな人と関わるということは、いろいろな人がいるということを知るきっかけとなります。一人ひとり顔が違うように、その思いや好きなことも違います。
その一人ひとりを認め、受け入れることが人との関わる「力」となります。

縦割り保育

★メリット

子どもたちは、お互いから学び合います。 年下の子どもは、年上の子どもの活動を見て学び、憧れを抱き、年上の子どもは、年下の子どもに世話をし、教えることによって自信をもち、思いやりの心を育てます。
子どもたちは、これらを通して社会性と協調性を自ら学び、小さな社会を築き上げていきます。 一般的な社会と同じく、年齢が混ざった中で生活できる
年上の子がやっているのを間近で見られ、挑戦意欲が出る
子供が目指す姿が見える
年上の子に面倒を見てもらえて、先生の指導より楽しい
年下の子との関わりが上手になる
問題解決能力が向上する
早生まれなど生まれの差による成長の差が関係ない

<口コミ>

・兄弟がいない子供たちにはとてもいい経験になります。年上からは未知の事を教わり、年下からは我慢する、譲る事をおぼえます。 ・年上の子供達への興味・憧れからチャレンジ精神旺盛になり、新しいことを覚えたり、子供達同士で解決しようという自立心も芽生えたように感じます。
・親としては、上の学年の保護者と親しくなれるので、園や小学校の情報が豊富に入ってきます。本当にありがたいです。子供も一年後の自分が想像しやすく、意欲もわきやすいようです。
「私も年長さんみたいに上手できるようになりたい!」と家でも練習したりしています。大人に教わるより、ほかの子を手本にする方が、断然習得が早いんです!

縦割り保育

★デメリット

年上の子どもが年下の子どものお世話をするといっても、年は1~2歳ほどしか変わらないので、いつもよりも危険が伴うことも考えられます。保育士さんは普段の保育より、もっと注意して周りを把握しておかなければなりません。 また、年上になってくると、保育内容や行動が年少のお子さんもできるようなことに限られるので、待ち時間が多くなったり物足りなく感じてくることがあるようです。 年齢に合った行き届いた教育が出来ない
先生がちゃんとコントロールしないと、上級生だけの遊び場になってしまう
先生の能力が要求され、負担が大きい
上級生のモラルがないと、下の子が遊べない

<口コミ>

・年中の子とはちょっと性格が合わず、いろいろ傷つきながらたくましく育っています。 ・うちはひとりっこで慣れない兄弟っぽいやり取りでストレスになってイライラしてることが多かったです。そして今ですが年齢が違うとできることが違うせいか年齢ごとに園児が集まってしまうことが多いようです。

縦割り保育

以上、異年齢との関わりについてご紹介しましたがいかがでしたか? 最近は、「いじめ」や「人とうまく関われない」と心配される保護者の方が多いようです。人の違いを受け入れる、相手の立場になり人を思いやる、友達を好きになる"心"を育てていくことが大切ですよね。
大人ができることは、そのような環境を作ることです。意識して異年齢の子どもの遊び環境を作ってあげてみると、子どもの成長が変わってくるかもしれません。