2014年10月30日

【感染症】に注意!!

冬の感染症の季節になりました。みなさん手洗いうがいはキチンとしていますか?

インフルエンザ、ノロウイルス、最近では赤痢など、これから寒くなるにつれて流行する感染症は様々あります。

保育園・学校・会社など集団の中で生活していると、どんどん拡大し集団感染になりかねません。流行する前に、予防する習慣を身につけましょう♪

 

★感染症が発症する原因

1) 病原体――病気のもとになるウイルス・細菌のこと。

2) 感染経路――飛沫、空気、接触、経口の4つに分けられ、いずれかから病原体が人体へ入り込んできます。

3) 個々の条件――体の状態や免疫の有無など、病原体に対する抵抗力のことです。予防接種を受けているか、健康的な生活習慣かどうかなどが考えられます。

 

⇒このすべてが揃った時に、感染症が発症する!

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例えば、学校でインフルエンザが流行しても全員が感染するわけではないですよね。それはなぜでしょう?手洗いうがい・マスクで感染経路を断っている人、予防接種を受けて免疫を高めている人など、なにかしら感染しないように対策している可能性があります。

 

つまり、この3つの原因のうちどれか一つを防げばいいということなんです。

 

 

★病原体への対策

1)抗生物質・・・細菌の増殖を止めたり、菌を殺す効果があります。(ウイルスには効かない)

2)隔離・・・別室で看病するだけでなく、吐しゃ物はビニール袋ですぐに覆いましょう。

※隔離が必要な主な感染症:ウイルス性胃腸炎、水ぼうそう、おたふく風邪、手足口病、インフルエンザ等

3)消毒・・・熱湯やアルコールなどの薬品を使って病原体を死滅させます。(ロタウイルス・ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが有効!)

4)洗浄・・・タオルやシーツ、エプロンなどに吐しゃ物等がついた場合には、洗浄を行った後に消毒を行います。

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★感染経路への対策

[飛沫感染]

感染している人がせきやくしゃみをした際に、口から飛ぶ病原体がたくさん含まれた小さな水滴(=飛沫)を近くにいる人が吸い込むことで感染します。飛沫は1~2メートルの範囲に飛び散ります。

※飛沫感染で広がる感染症:インフルエンザ、百日咳、風しん等

 

[空気感染]

飛沫が乾燥し、その芯となる病原体が感染性を保ったまま空気の流れによって拡散し、近くの人だけでなく、遠くにいる人もそれを吸い込むことで感染します。空気感染は飛沫感染より感染力が強いので注意が必要。

※空気感染で広がる感染症:はしか、水ぼうそう等

 

[経口感染]

病原体や、病原体を含んだ水や食べ物を口に入れることで感染します。

※経口感染で広がる感染症:ノロウイルス、腸管出血性大腸菌、カンピロバクター等

 

[接触感染]

体液や血液など病原体を含む感染源に触れて、その汚染された手で粘膜(目、鼻、口など)に触ることで感染します。握手や抱っこなど直接の接触だけでなく、ドアノブ・遊具・タオルなど、感染している人が触れたものに他の人が触れることでも病原体が体の中に入り込むことがあります。

※接触感染で広がる感染症:エンテロウイルス、ロタウイルス、ノロウイルス等

 

予防

1)手洗い・・・「1アクション1手洗い」と言われるように、手洗いは感染予防の基本です。手から病原体を洗い流して、飛沫感染や接触感染を防ぎましょう。

2)うがい・・・のどの粘膜に病原体がつくことを防ぎます。

3)マスク・・・マスクで病原体が入らないように、また拡散させないようにしましょう。マスクも病原体のついた感染物です。つけてから外すまでは触らないように。

4)使い捨て手袋・ビニール袋・・・感染者の吐しゃ物や排泄物には病原体が含まれているので、処理をする際には使い捨て手袋を使用して接触感染を防ぎましょう。また、空気中に病原体が広がらないように吐しゃ物にはすぐにビニール袋をかぶせましょう。

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★個々の条件への対策

病原体が体に入ってきたとしても、抵抗力があれば感染・発症することはないので抵抗力を高めましょう!

 

1) 予防接種・・・接種の種類によって受けれるタイミングが異なるので、随時スケジュール確認が必要です。保育士さんは保護者の方にアドバイスできるように理解していると、とても頼もしいと思います。

2)健康的な生活・・・規則正しい生活や適度な運動、睡眠をとることで抵抗力を高めましょう。

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この3つが揃わないように対策を行えば、感染症は防ぐことができます。しっかりと理解して元気に冬を乗り切りましょう!