2014年12月16日

【シリーズ】海外の育児行政 No.17 シンガポールその2

皆様

こんばんは。ハカセです。(=ω=)

アジアにやってまいりましたこのコラム。シンガポールの二回目で御座います。

 

 

シンガポールは移民の国でありまして、働いたり帰化したりでの外国人比率はなんと40%以上!ということで、当然ながら日本人も沢山いるわけで、仕事関係で現地に出向いた日本人家族向けに沢山の日本人保育園があるようです。

 

「シンガポール」「幼稚園」といったキーワードで日本の検索エンジンを使っても、.sgというシンガポールのドメインで日本人向け幼稚園のサイトが沢山出てきます。これはビックリ!

 

 

シンガポールというこの外国人の比率が多い環境を最大限に活かした教育が行われている模様で、日本人学校といっても英語しか喋れないスタッフと接触する時間がほとんどの設けられているようです。

 

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英語はできるものの私(ハカセ)は、典型的な日本人でして、英語に最初に接したのは中学校に入ってから。留学経験もありません(^^;)(ただ、大学院は非常に留学生の多い研究室だったので、ゼミから何から結構、英語を使うことを強いられた2年間でした。今思えば本当に恵まれた環境だったなと思うばかりです。)

 

シンガポールで行われている英語教育は、「イマージョンプログラム」と呼ばれる教育手法で、習得する目標言語(ターゲット言語)を英語にしたものなんだそうです。

 

イマージョンとは、immerce(浸す)の意味で、要するに周りはその言語ばっかりという環境に身を置くということで、1960年代にカナダで生まれた教育手法とのこと。

 

開始時期によって区分があるようで

 

早期イマージョン:5、6歳から始める。

中期イマージョン:9、10歳から始める。

晩期イマージョン:11歳から14歳の間に始める。

 

シンガポールではこれが幼稚園で行われているわけですから、超・早期イマージョンということになるのかもしれません。音楽の習熟でいうところの「絶対音感」に近いものが早期の英語教育で培えたら、その後の英語の上達というのは結構、スムーズでしょうね。(巷で有名な、CDを聞き流すだけで英語ができるように!の例の教材は、この英語の「音感」を獲得することに焦点を置いたものなんだそうです。)

 

 

典型的な、文法から入る日本の英語教育は、幼児教育への適用限界が指摘されており、5歳よりも若くなってしまうと「Be動詞」の意味が理解できないそうで、こうなると会話とコミュニケーションベースでの習熟しか手段はなくなるわけで、イマージョンプログラムのアプローチは正しいのでしょうね。

 

 

元々日本は、特に医学の分野で海外の文献を「翻訳する」という必要性にかられて外国語を学んだという経緯があり、この「分析的な」英語の学び方の癖が未だに日本の教育現場に残っているという見方があります。実際私もそう思います(笑)

 

 

ただ、私は別に日本人が怠慢なわけでは決してないと思っていて、表意文字をメインに使う日本語、それも一つの文章を作るときの語順が極めて特殊な言語を母国語(頭の中で考える時にも使っている、ベースの言語)にした場合に、この構造と異なる言語を学ぶときに多少難儀するということがあるんじゃないかと思っています。

 

じゃあ、中国語を使っている中国人は?と聞かれるのですが、確かに中国の方々は英語が非常に上手です。しかし、彼らが使っている中国語を見てみると、非常に英語に似てるんですね。(ハカセは中国語検定の4級を持っているのだ)

 

例えば、私はコーヒーショップに行く。という文章ですと

 

<英語>

I go to the coffe shop.

 

<中国語>

我去珈琲館。

 

 

主語+述語+場所

 

で、見事に語順が一緒なんですね。

 

 

話が横にそれましたが、外国語教育は恐らく、体験型でなるべく早期に、ということに越したことはないんじゃないかと思うばかりなのです。

 

シンガポール、世界GDP第8位の国に、日本が学ぶことって結構あるのかもしれません。

 

ではでは、また金曜日に!

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