2015年03月20日

『自己肯定感』を伸ばす絵本の力とは?

保育士の皆さん、こんにちは!保育士バンク!編集部です。

子どもにとって絵本の読み聞かせは感性を豊かにし、想像力を育てることは有名ですが、その他にも様々な効果があることをご存知でしょうか。

特に幼児期における絵本の読み聞かせが重要です。

このこと気づき、独自の取り組みをしている地域がありますのでご紹介します。

 

◇自己肯定感を育む究極の教育法

東京都千代田区立四番町図書館館長の宮崎亜古さんは「毎日10分以上読書をしている」子どもは読解力の点数が高いというデータに注目をしています。

読解力とともに身に付く力が語彙力です。

語彙力がつくことで物語の内容を理解するのが速くなり、頭の中で映像のようにイメージを描くことが出来るようになります。

これは小学校の学習においても大切なことで、読解力・語彙力がある子どもは先生や友だちの言わんとすることを想像でき、自分の言葉で表現が出来るようになるのです。

宮崎さんは「小学校での学力アップにつながるだけでなく、社会生活を築くための基本的なスキルも身につきます。

絵本の読み聞かせは親子が楽しんでできる究極の早期教育なんです。」と語っています。

そして宮崎さんが最も大切と考えているのが「自己肯定感」の獲得です。

「絵本の中では主人公が大変なピンチになったり奇想天外なことが起こります

けれどもそのピンチを克服していくことを一緒に疑似体験することで、主人公と自分を重ねながら成功体験を積むことが出来るのです。

絵本の中でいくつもの人生を生き、幸せになる道をいっぱい見つけられるのです。」と語っています。

子どもは狭い世界に生きていますがそれだけが全てではない、という考え方の転換が出来るようになります。

それは自己肯定感につながり、人として賢く生きていく知恵を手に入れることが出来るのです。

 

◇読み聞かせを日常と重ね合わせて

東京都小金井市で地域文庫活動をしている「こごうちぶんこ」代表の平井崇子さんは「実体験が伴うことで理解が深まり、知識としても身に付く」のだと話しています。

例えばピクニックでおにぎりを食べるシーンが出てきたら、同じようにピクニックをしておにぎりを食べてみたり、まだ見たことがない動物が出てきたら動物園に会いに行ってみる。

読み聞かせて終わりではなく、日々の生活の中で重ねていくことが大切です。

読み聞かせは大変そうなイメージがあるかもしれませんが、生活の中で1日5分でも構わないし、忙しければ毎日でなくても大丈夫です。

絵本の世界を親子で共有することによって、心と心を結びつけることが大事なことなんですね。   

 

本当に読み聞かせの世界は奥が深いですね・・・。

まだまだ奥は深そうですが難しく考えずに、お母さんも一緒になって絵本の世界を楽しんでいきたいものです♪

 

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