2015年04月21日

「食べ」が苦手な子の対処法

こんにちは!保育士バンク!編集部です。
保育園の1日で、給食は子ども達にとって特にお楽しみの時間ですね♪

みんなで「いただきまーす!」をしても、「ごちそうさまでした!」のタイミングはさまざまですよね。

中には飲み込むことが苦手だったり、食べ終わるのに時間が掛かってしまう子どももいます。

この個人差は離乳食の段階から現れ始め、幼児に食事を与えると10人に約2人は他の子の倍以上の時間が掛かる子が出てくるという結果が出ています。

現在では「居残り給食は体罰」として完食するまで他の事をさせない、という習慣は無くなりました。

叱られたり、残すのが怖くて給食が「苦痛」となってしまうのは子どもの心に大きな傷を与えてしまいます。

今日は楽しく、自然に子どもが早く食べられるようになる方法をご紹介します♪

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●「食事の時間は楽しいもの」というイメージに塗り替える

時間が掛かったり、イヤイヤ食べるからといって叱ったり、マナーを叩き込んだり、

罰を与える事は大きなストレスとなり、かえって悪循環となってしまいます。

持って生まれた体質の個人差を理解し、子どもが食事に意欲的になれるようにリードしてあげましょう。

・食事の早い、遅いは体質の違い

この子はいつもグズグズ食べている・・とイライラするのではなく、生まれつきのものと理解してあげましょう。

食欲旺盛な子は唾液、胃液、腸液、すい液などの消化液がたくさん分泌されています。

小食の子は口に入れてもまず唾液が混じるまで時間が掛かるため、飲む込むのにどうしても時間が掛かってしまいます。

消化液が出ない子にたくさん食べさせても下痢になってしまうので、まずはその子がしっかり食べて消化できる"適量"を知りましょう。

また、栄養を吸収する力も人さまざまです。

目に見えて分かる物ではありませんが、実際少し食べて太ったり、たくさん食べても太らない人もいますよね。

「消化・吸収はみんな違う」という事を心にとめておきましょう。


●食事に集中できる工夫を

・時計作戦

食事が苦手な2歳ごろの子どもは食べ終わるタイミングがまだ自分でよく分かっていません。

食べてる途中でだんだん疲れてきたり、ぼーっとしたり、泣き出してしまうこともあります。

食べる時間の目安を教えてあげましょう。

数字がまだ読めなくても、手元に時計を置いて「長い針がここにくるまで食べ終わろうね~」、「ここに来たらごちそうさまだよ」と言えば伝わります♪

最初は30分、慣れてきたら20分くらいを目安にしましょう。

・おしゃべりは禁物!
食事の時間はみんなで楽しくわいわいしたいけど、食べられない子どもは食事への関心・集中力が少ない為お話に夢中になるとごはんの手がすぐ止まってしまいます。

「これなあに?」という食事の質問は食育上必要ですが、

「きょうこんなことあったのー!」と話しかけられたときは、

「そうなんだ、でも今はご飯の時間だから、保育園の話は後でね。楽しみにしてるよ」などと返しましょう。

その時しっかり「おしゃべりが始まるとご飯が食べられないから、ちゃんとぱくぱく食べられるようになったらお話ししながら食べようね」と、理由を一緒に伝える事も大切です。

ぼーっとして来たら「はいっ、もぐもぐ、ゴックンね」と今やることを促してあげる事も効果があります。

いかがでしたか?

毎日コツコツ続けていけば、やがて「今日は早く食べ終わったよ!」と自信をつけてくれるでしょう♪