2015年05月30日

子どもの絵はこう進化する!図式期

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こんにちは!保育士バンク!編集部です。

 

幼児のお絵描きの成長についてご紹介している本シリーズですが、

今日はついに最終段階の「図式期」となりました。

 

手の動かし方を覚えて線や点を描けるようになる「なぐり描き期」

図形のひとつひとつに意味づけをする「象徴期」

 

図式期ではどの様な変化が見られるでしょうか。

 

 

●記号を使って紙の中に自分の想像の世界を作る

 

象徴期では、頭の中に浮かんだ順にそのまま並べて描いていましたが、

5歳を過ぎると紙の上の方を「空」、下の方を「地面」と表現するようになり、自分だけの世界を作り出します。

 

丸に線が放射されて「太陽」、四角の上に三角が乗って「お家」という様に

絵記号を使って描くことから「図式期」と呼ばれています。

5歳~8歳頃までの子どもの絵の描き方を指します。

 

絵記号を使って描き方の概念を固めて行く、という行動は

物を認識する心の発達に深く繋がっている大切な作業です。

 

 

●性別の個性なども現れてくる

 

図式期の半ばを過ぎると、性別によって描きたい物も違ってきます。

男の子は乗り物やヒーロー、ロボットなど戦闘的な物、速い物、メカニックな物を好んで描くようになります。

女の子はお花やお姫様、動物などといったかわいいもの、きれいな物、着飾った人などを描きます。

 

また、女の子の絵には女の子、男の子の絵には男の子というように

同性の人間しか登場しない事も図式期の特徴です。

 

大人から見たら、絵記号を覚えて型にはまった描き方をしているように見える、

と感じる事もあるかもしれません。

 

だからといって描く対象を強要したり、無理に描き方に手出しをする必要はありません。

 

時折「この花はどんな形だったかな?」

などと具体的に問いかけてみると、

 

子どもはよく観察して、どうやって表現したらいいかを考えるようになります。

 

自分から描きたいと思った時に好きな物を描くようにする事が、

子どものやる気を引き出したり、創造力の発達へと繋がるでしょう♪

 

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