2015年10月27日

モノではなく、それを手にいれる手段を教える

今はなんでもすぐに手に入る時代。

男の子なら「カブトムシが欲しい!」、女の子なら「かわいいアクセサリーが欲しい!」とおねだりされると、それほど高価なものでなければ、さっと買い与えてしまう経験あるのではないでしょうか?

 

もちろん買ってもらったカブトムシを観察するのはとても良いことですし、生き物に対する興味につながるとは思います。ですが、"簡単に"そして"衝動的に"買ってもらったモノほど、一度遊んで飽きてしまうことが多いように感じます。

おねだりすれば、また新しいモノを買ってもらえるという知恵がついてしまうのかもしれません。

 

ではどうすればいいか?

 

モノではなく手段を与える

これは子どもだけでなく大人にも言えることですが、欲しいという衝動が湧いたとき、自分で作れないかな?それが生き物だったら自分で捕まえられないかな?と考えさせることが頭を使うきっかけになります。

 

カブトムシが欲しいなら、カブトムシが生息する場所を図鑑で一緒に調べ、機会を見つけて、親子一緒に昆虫採取に出掛けるのです。

子どもにはその捕り方や手段を教えてあげるだけで、親が子ども以上に夢中になって、"簡単に"捕まえてしまっては意味がありませんよ。

捕り方を教わった子どもが、自分自身で考え、手足を動かし、何度も失敗しながら、"苦労して"捕まえる経験こそが大事です。

 

コスパで測れない価値を教える

お金で買えばすぐに手に入るモノを、わざわざ時間や労力をかけるのは、コスパが悪いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、なんでもかんでもコスパというモノサシで考えることが当たり前になってくると、親の背中を見ている子どもだって、コスパの悪い勉強はしたくないし、コスパの悪い人生は無駄だと考えるようになってしまう可能性だってあります。

コスパの良いものを次から次へと買うよりも、コスパは悪くても、愛着が湧くモノを大切に使い続けることの価値を子どもにちゃんと教えてあげることが、今の時代だからこそ、求められているのではないでしょうか。

 

手作りって楽しい

自分で苦労して捕まえたカブトムシには、カブトムシという物質だけでなく、それを捕まえる過程のストーリーがありますよね。

同様に、海岸で拾ったキレイな貝殻でつくったアクセサリーには、夏休みの思い出が詰まっています。

手作りしたモノには愛着も湧き、自分にとっての宝物になります。

 

保育士バンクでは、創作に力を入れていたり、自然の中で昆虫採集をしたり、これからの時代を生きる子どもたちを育てる保育園や幼稚園を多数ご紹介しています。保育士や幼稚園教諭を目指している方は是非活用してみて下さい。