2015年12月07日

この本読んで!に秘められた子どもの気持ち

お気に入りの絵本を何度も「せんせい、よんで!」とせがむ子がいますよね。
読む側としては、正直うんざり。。子ども向けの絵本は同じ言葉の繰り返しが多いので、

読み方もつい、いい加減になってしまいがちに。
そんな時、子どもはどういう気持ちなのかを理解して、上手に接して行きましょう!

 

子どもの脳は反復が好き


子どもの脳は、いろんなことを学んで習得していくために、反復が好きなように作られています。例えば、1歳前後の赤ちゃんはよろよろしながら、何度も立っては転び、転んでは立ちます。「同じことの繰り返しだから、歩くのはもうやめよう」とはなりません。言葉も同じように、繰り返し聞き続けることで、言葉を習得していくのです。

うんざりな時もあるかもしれませんが、成長の過程と考えて、ちゃんと読み聞かせてあげましょうね。

 

上手に伝えられないけど実は。。。

 

子どもはまだ自分の気持ちを上手に伝えることができませんが、「よんで!」の気持ちの奥には色んな思いが詰まっていたりします。例えば、「絵本の中には大好きな猫がいるから、先生に読んでもらいながら、大好きな猫を見たい!」や、「絵本を読んでもらうことで、先生を独り占めしたい」など。ひとりひとりに対応するのは簡単ではありませんが、子どもの成長にあわせて、絵本の時間を持てるといいですね。

 

絵本とスキンシップのスタイル

 

読み聞かせのスタイルはいろいろありますが、ひざの上での読み聞かせをおすすめします。

ナレーターとして絵本を読むのではなく、ひざの上で「一緒に読んでいて楽しいね!」と子どもと世界を共有することで、子どもはより満足します。

その他、数人で寄り添って並んで読み聞かせをしたり、子どもに読んでもらったりするスタイルもおすすめです。自分も楽しみながら、子どもたちと絵本の時間を共有しましょう!

 

「子どもに絵本を読んであげる」というスタンスではなく、「子どもとのゆったりした時間を共有する」という気持ちでいられたらいいですね。子どもが興味を持ちそうな絵本を探したり、保育者もいっしょに楽しめる本を探すことも、楽しみにひとつと考えましょう!