2016年01月20日

どうする?赤ちゃん返り。保育士さんに出来る事

二人目の妊娠・出産により、上の子が赤ちゃん返りをすることがあります。

「ぼく(わたし)だけをみてほしい」という寂しい気持ちと「お兄ちゃん(お姉ちゃん)にならないと」という気持ちがうらはらです。

そんな時、どのように子どもの心に寄り添えばいいか考えてみましょう。

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気持ちを受け止めてあげよう

ひざの上に乗せながら「こうちゃん、大丈夫だよ。いっしょに遊ぼうね。」などと、スキンシップをとって甘えさせてあげましょう。

「やって」「みてみて!」はどの年齢の成長過程で起こるものです。

ドンと受け止め、安心させてあげてください。

兄、姉となる自覚を促そう

一緒に乳児と触れ合いながら、「あきらくん、もうすぐお兄ちゃんになるんだよね。」など、自覚や誇りを持てるようなことばがけも大切ですね。

保護者にもアドバイスしよう

忙しいお母さんの「ちょっと待っててね」は子どもをがっかりさせます。

具体的に「赤ちゃんがねんねしたら、ゆっくりブロックで遊んであげるね」などと言ったり、「あなたも大切だよ!大好きだよ!」というメッセージも伝えるように、保護者にアドバイスしてあげましょう。

また、かわいそうと思ったり、遠慮がちに赤ちゃんのお世話をするのではなく、一緒に可愛がることも重要です。

「赤ちゃん、かわいいね。でも、みきちゃんのほっぺはもっとかわいいよ」などと、上の子の話題を会話に加えるようにアドバイスしてあげてください。

嫌がられるほど抱きしめて!

この時こそが、スキンシップの出番です。

高い高いをしてあげたり、ぎゅっと抱きしめてあげましょう。

子どもの不安定な気持ちを受け止め、安心させてあげるように関わっていきましょう。

トラブルが起きないよう、気を配りましょう

不安定な時期なので、乳児を突き飛ばしたり、けがをさせてしまうかもしれません。

トラブルが起きないよう乳児への配慮も必要です。

また、本人の状態や担任の見解を加えた上で、「少し気にかけてあげてください」とお願する、保育士同士の連携も大切です。

理屈では分かっているのにできないイライラは本人が一番感じ取っています。

「お姉ちゃんでしょ!」などと厳しく突き放さず、「先生、困っちゃうな。どうしよう」と相談するように言ってみると、案外気持ちが通じるものですよ。