2016年02月22日

0~2歳児担当の保育・子どもの発達の特徴(6ヶ月未満)

保育士が担当する幼児期の子どもは、体も心も発達の真っ最中。

特に、おおむね6ヶ月未満の頃は、急激な環境の変化に適応し、著しい発達が見られます。

首がすわったり、寝返りといった運動能力や視覚・聴覚の発達も目覚ましいですが、

表情の変化や体の動きも見られ、特定の大人との応答的なかかわりによる情緒的な絆の形成も始まります。

今回は、6ヶ月未満の子どもの発達過程について、どういった特徴があるのか見ていきましょう。

心身の未成熟

誕生後からしばらくの間は、周りをじっと見たり、声や音のする方に目を向けようとします。

手のひらに指を置くと、ギュッと握り返してくるといった「把握反射」、急な音に反応し、両腕を伸ばして抱きしめるような動作をするといった「モロー反射」などのいくつかの原始反射も見られます。体重や身長の増加も著しいので、保育に関わりながらも、驚かされることが多いかもしれませんね。

著しい身体的成長と感覚の発達

6ヶ月未満の0歳児は、まだ寝返りなどは出来ないので、起きていても上を向いた状態で寝ている時間が長いです。

ときどき手足をばたつかせますが、これは意思とは関係のない動きといわれています。

ですが、この間も著しい身体的成長が見られ、感覚もどんどん発達しています。

首がすわる、寝返り、腹ばいをする

たいてい4ヶ月までには首がすわり、5ヶ月くらいから目の前にあるものをつかもうとする赤ちゃんが多いようです。

手足の動きもどんどん活発になり、ただばたつかせるだけでなく、手を口に持っていったりします。

寝返りもできるようになり、腹ばいにすると胸をそらしたり、顔や肩を上げて上半身で遊ぶようになります。

表情に変化が出て、体や喃語などによる表現をする

泣いたり、「アーウー」「ダアダア」などといった喃語を出して、身近な大人とのコミュニケーションをはかるようになります。

これは、周りの人々に自分の意思を伝えようとしているアクションですので、放置せず、

「どうしたの?おむつが濡れて気持ち悪いのかな」「おなかすいた?ミルクが欲しいのかしら」

などと、大人がきちんと応えてあげることが重要です。

言葉は交わせなくても、こういったコミュニケーションから、信頼感が芽生え、情緒的な面の発育が促されます。

情緒的な絆の形成

上記のようなコミュニケーションを継続して行くと、だんだん、あやすと笑うなど反応が見られるようになってきます。

生理的な泣き声から、感情を伝えようとする泣き方になり、さらに「こうしたい」という欲求を示してくるようになります。

その欲求から、単なる泣き声もさまざまな発声へと変化します。

また、大人と視線を交わしながら、次第に喃語が出てきます。

その後、お母さんのような身近な人と、他の大人を見比べる力も付いてきます。

0歳児の発達過程は、そばで見守る保育士さんにとっても、驚きや嬉しさのたくさん詰まった時期ですね。

赤ちゃんの微妙な変化。ぜひ、小さな成長をたくさん見つけてあげてください。