2016年02月23日

0~2歳児担当の保育・子どもの発達の特徴(6~1歳3ヶ月)

0歳〜1歳児を担当する保育士さんにとって、この頃の赤ちゃんの成長や発達のスピードは、何度担当しても驚きの連続ですよね。

この頃の赤ちゃんは、一人で座っていられることから伝い歩きをするようになるまで、運動機能の発達が目覚ましく、
また、腕や手も自分の意思で動かせるようにもなるため、特定の大人との情緒的なかかわりから、
意図的に欲求を身振りなどで伝えることもできるようになります。

今回は、おおむね6ヶ月から1歳3ヶ月未満の頃の発達の過程をみて行きましょう。

運動機能の発達により、探索活動が活発に

多くのあかちゃんが、6ヶ月から1歳3ヶ月頃までに、ひとりで座る、立つ、伝い歩きといった動きができるようになります。
さらに、這ったり歩いたりという運動面の発達により、行動範囲が広がりますので、周囲のものにも興味が行くようになり、いろんな所へ行きたがります。
また、腕や手先も自由に使えるようになるので、手当たりしだいに触ったり、なめたり、両手で持って打ち付けたりもします。
体の発達とともに、周囲に対する興味や冒険心が沸いてくる頃ですね。

やりとりが盛んになり、大人とのかかわりが深まる

6ヶ月を過ぎると大人が遊んであげると非常に喜び、それにこたえようとします。
また、身近な大人とのかかわりの元で、自分の意思・欲求を身振りで伝えようとしたりします。
特に、大人の身振りをまねしたり、積極的にかかわりを持とうとする行動が増えてきますので、
保育士さんや周囲の大人は、この気持ちを受け入れ、応答してあげることが赤ちゃんの情緒の安定につながります。

さらに、周りの大人達の自分に対する気持ちや、簡単な言葉がわかるようにもなります。
「アーアー」などの喃語も会話らしい抑揚がつくようになり、次第にいくつかの単語も話すようになってきます。
これが、言葉によるコミュニケーションのきっかけになっていくのです。

一方、特定の人へ愛着と人見知りなどが顕著になってくるのもこの時期です。
身近な人の顔が認識できるようになるので、「だいすきだよ」などと愛情込めて接してくれる大人とのやりとりにより、愛着がどんどん深まります。
その反面、知らない人が来ると泣いたりする拒否反応を示し、人見知りをするようになります。

食の変化

離乳が始まり、なめらかにすりつぶした離乳食から、舌や歯ぐきでもぐもぐと噛んで、徐々に形のあるものが食べられるようになっていきます。
食べ物に親しむことにより、噛む、飲み込むなどの行為ができるようになります。
赤ちゃんによっては、食べるのが上手な子・下手な子と個性がありますので、月齢ごとに離乳食の進め方の目安はありますが、あくまでそれは目安と考えた方が良いでしょう。
赤ちゃんのペースに合わせて食べる練習や食べられる食品を増やしていけるように工夫して下さい。

起き上がり、伝い歩きまで、運動機能の目覚ましい成長とともに、
周りの大人ともコミュニケーションが出来てくる大切な期間。
危険もいっぱいな時期ではありますが、
担当の保育士さんは、常にちょっとした変化にも目を配らせつつ、愛情を持って成長をサポートして行きたいですね。