2016年04月11日

地域子育て支援拠点事業とは

「地域子育て支援拠点」という言葉を、聞いたことはあるでしょうか?

子育て中の親子が気軽に集まって、おしゃべりをしたり、子育てについての情報交換をしたり、

お互いの不安・悩みを相談できるような場所が「地域子育て支援拠点」です。

厚生労働省が主体となってそれを「地域子育て支援拠点事業」として事業化し、拠点を増やそうと今も後押ししています。

支援拠点として、保育園が利用されている例が増えている昨今、保育士にとっても無関係ではありません。

今回は地域子育て支援拠点事業について、詳しくご紹介いたします。

地域子育て支援拠点の具体的事業内容

全国で6,500ヶ所設置されている地域子育て支援拠点ですが、

その事業内容は、基本的には同一のものになります。

①交流の場の提供・交流促進 

子育て親子が気軽に、かつ自由に利用できる交流の場の設置や、

子育て親子間の交流を深める取り組みなどの地域支援活動を実施しています。

②子育てに関する相談・援助 

子育てに不安や悩みなどを持っている子育て親子に対し、相談や援助などを実施しています。

③地域の子育て関連情報提供 

子育て親子が必要とする、身近な地域の様々な育児や子育てに関する情報を提供しています。

④子育て・子育て支援に関する講習等 

子育て親子や、将来子育て支援に関わるスタッフとして活動することを希望する人を対象として、

月一回以上、子育て及び子育て支援に関する講習などを実施しています。

拠点が保育園に設置されることも!

地域子育て支援拠点には、実施形態として3タイプ存在します。

◯一般型拠点

主に保育園や公共施設の空きスペースなどに設置されます。場所として適切であれば、民家やマンションの一室でも可能です。

週に3日以上・一日5時間以上開設している必要があります。

子育てについての知識を有する専任者を2名以上配置していることが条件です。

◯連携型拠点

児童館などの児童福祉施設に設置され、週に3日以上・一日3時間以上開設している必要があります。

こちらは主に児童館などの児童福祉施設に設置され、子育てについての知識を有する専任者を1名以上配置していることが条件です。

ちなみにその専任者に、児童館の職員が協力することになっています。

◯地域機能強化型拠点

子育て家庭に向けて地域の身近な立場から情報の集約・提供を行う「利用者支援」の体制を強化することが

機能として追加されている拠点です。

こちらは週に5日以上・一日5時間以上開設している必要があり、主に保育園や公共施設の空きスペースなどに設置されます。

子育てについて相当の知識を有し、地域の子育て事情に精通する専任者3名以上を配備していることが条件です。

 

保育士として気になるのは、拠点の設置先が「保育園」になる例でしょう。

その場合、保育士も無関係ではいられません。実際、専任スタッフには保育士が一番望ましい例として紹介されていたりもします。

(実際、スタッフ採用の際には、保育士資格の有無を問われることがあります。)