2016年04月05日

保育士さんの有給休暇について

保育士として働いていると、仕事内容的に休暇がとりにくいという不満を抱えている人も多いかもしれませんね。

どこの施設でも、仕事が忙しくて有給休暇どころではない、というのが現状です。

また、保護者や子どもたちも、いつもの先生がいてくれないと安心できないという、切実な願いもあるでしょう。

ですが、保育士の休みは法的にきちんと保障されています。

保育士の休暇の仕組みと計画的な休暇の取り方を確認しておきましょう。

有給休暇とは

有給は正式には年次有給休暇と言い、勤務開始から6ヶ月後に、1年のうちで最低10日間付与されることになっています。

一般的に、有給を使わなかった場合には、使わなかった有給分は次の年に繰り越すことができます。

有給休暇は年を追うごとに加算されていき、6.5年以上勤務した場合には、1年間で20日間の有給休暇が付与されます。

保育業界での有給休暇の現状

保育施設を経営する際に、国から認可されている施設であれば保育士の配置基準が決まっています。

年齢に応じて、先生1人あたりの子供の人数が決められていて、配置人数を下回ると子供を預かることができません。

そのため、人が足りていない職場であれば保育施設を経営するにあたり休暇をとることが許されない状況になってしまう場合も。

また、運動会やお遊戯会などのイベント時には非常に忙しく有給休暇の取得を希望しにくい雰囲気となり、よっぽどの事情でない限り認められない場合も多くあるようです。

保育施設では有給休暇に対する改善の取り組みも行われている

現状を踏まえて、保育士の労働環境改善のため、実際の保育施設では多くの取り組みが行われています。

休暇や不測の事態に備えて職員の配置を増やしている施設も多くありますし、年度初めに有給休暇の取得計画を策定する施設もあるようです。

また、グループ施設内で人の貸し借りを行い人員調整を行えるような仕組みを作りだしている施設もあります。

保育士の労働環境を改善するために実際の保育施設では多くの取り組みがされています。

施設側の努力もうれしいですね。

計画的に有給休暇を使いましょう

まずは、行事のスケジュールを把握し休暇をとりやすい時期を探しましょう。

行事前は準備で忙しくなることも考慮する必要がありますね。

冬はインフルエンザなどの流行性の病気が流行りやすく、子供とともに保育者も感染してしまう可能性が高くなり欠員が増えやすくなりますので、時期はなるべく春~秋の方が良いかもしれません。

また、年度末が近づくと、お遊戯会や発表会など、子供の1年間の成長を保護者に見せるための大きな行事が増えたり、年度末で離職をしてしまう人の引継ぎ業務も増えますので、この時期を外した方が有給休暇もとりやすくなりますよ。

一緒に働く人と相談して、タイミングを計りましょう。

 

忙しさのあまりお休みが取れなくてあきらめている方もいらっしゃるとは思いますが、法的な保証はされていますし、計画的に時期を調整すれば大丈夫!

比較的お休みが取りやすい施設や、先ほども説明したように、職員の人員調整をして積極的に有給が取得できるように取り組んでいる施設もあります。

そんな施設を探していただくのも一つの手ですね。