2016年04月11日

子どもたちに楽しく片付けてもらうコツとは?

園の一日の流れの中で、場面を切り替えるシーンには片づけがつきものですね。

ですが、遊びの最中に急に「片づけしましょう」と言われても、なかなか切り替えができないのが子どもたち。

楽しく片づけられる方法で指導してみましょう!

af9970042904l.jpg

予告を2回行って心の準備をさせよう

片づけの時刻を決めておいて、5分くらい前に片づけの予告をして、心の準備をさせてみましょう。

たとえば、「みんな時計を見て~。長い針が6になったお片付けしようね」といった感じです。

子どもたちはその5分間で遊びの区切りをつけようとするでしょう。

中には「もう少しだけ」と粘ってなかなか区切りをつけない子もいるかもしれません。

そんな時には、23分前に「そろそろ時間じゃない?」ともう一度片づけを促してみましょう。

この方法を日ごろから習慣づけておくと、子供たちは気持ちを整理する術や判断力を身につけることができ、自発的に片づけられるようになるでしょう。

進行を見極めてグループごとに声がけを

「片づけましょう」と全員に声をかけても遊びに夢中な子どもたちに、その声は届きません。

「自分じゃない誰かに言ってるんだろうな」と都合の良い解釈をしてしまうからです。

そんな時は、遊んでいるグループごとに声をかけて片づけを促すのが良いでしょう。

注意したいのはそのタイミングです。

たとえば、おままごとをしているグループなら、「そのお料理を食べたらお片づけね」、積木で遊ぶグループなら「そのお城ができたらお片づけね」、絵本を読んでいるグループなら「絵本が読み終わったらお片づけね」といった感じです。

遊びの進み具合を見極めて声をかければ、子どもたちもスムーズに片づけモードに切り替えられるでしょう。

いつまでも遊びの区切りを付けられないグループには「もうみんなはお片付けしているよ」などと、やんわりと急ぐように促しましょう。

こんな言い回しには注意!

子どもたちへの指導は、伝え方が大事です。以下のような言い回しには注意しましょう。

「さっさと片づけなさい!」:没頭している子どもたちに命令口調はやめましょう。

せっかく楽しい遊びの気分を台無しにしてしまいます。

「早くしないと、今日の遊びの時間はなしだよ!」:無理強いや、脅かして片づけさせることは、子どもの自立心を阻害してしまうのでやめましょう。

 

子どもたちには、片づけも遊びのひとつ、というメッセージを常に発信していきましょう。

「おもちゃを出して遊んで、片づけるところまでは遊びだよ」と言い聞かせてあげれば、子どもたちにとっても片づけが苦ではなくなるでしょう。

保育士は、遊びの区切りを見極める目も大切にしましょう。