2016年04月16日

保育指針とは

保育指針とは、保育所での保育内容や運営について定めたものです。

保育所での保育は本来、各保育所で掲げる保育理念に基づいて、さらには子供と保護者のおかれる環境や地域の状況を踏まえて行われるべきものです。

一方で、子どもの最善の環境を整えるためには、子どもの健康と安全を考えた観点から、保育の内容に関する全国統一の指針が必要となります。

そういった理由から、各保育所が遵守すべき保育の基本事項を定めて、どの保育所でもある一定の水準の環境を保てるよう定めています。

保育指針の改定

旧保育指針の施工から8年が経ち、この間に子育て家庭のおかれる環境はかなり変化してきました。

周りの人や自然環境と関わることが減ったり、子どもに必要な生活リズムが作りづらくなったりと変化をし、不安や悩みを持つ保護者が増加することで教育力の低下や児童虐待が増えるといった問題点が明るみになりました。

子どもを取り巻く環境が変化したことで保育所への期待値が上がり、より質の高い保育が求められるようになったため、保育指針の内容を見直し、保育の質の向上を目指す運びとなりました。

保育指針の内容

・第1章(総則)

保育指針の基本的な考え方、全体のまとめの記載がされています。

保育所の役割、保育の原理、保育所の社会的責任についての定義がされています。

2

子どもの発達についての記載がされています。

乳幼児期の発達の特性についてや、6か月未満~6歳までの月齢年齢ごとの発達過程が記載されています。

3

保育内容について記載されています。

生命の保持や情緒の安定といった養護に関わるねらい、健康、人間関係、環境、言葉、表現といった教育に関わるねらいについて記載されています。

また、保育するうえで配慮するべき事項について記載があります。

4

指導計画とその作成上特に留意すべき事項について記載されています。また、保育士と保育所の自己評価について定義されています。

5

健康と安全について記載されています。

子どもの健康状態の把握と疾病への対応等、子どもの健康支援について、また環境と衛生管理、事故防止と安全対策について記載があります。

また食育の基本、計画など食育について記載されています。

・第6

保護視野に対する支援について記載されています。

保育所での保護者に対する支援の基本や、地域における子育て支援について記載されています。

・第7

職員の資質向上について記載されています。

基本的事項に加え、施設長の責務と職員の研修について記載があります。