2016年05月04日

幼稚園教諭のお給料は保育士よりも高い?

様々な職業の中でも、保育士のお給料は低すぎる、と世間的にも問題視されつつある現在ですが、

保育士と同じく幼児を保育、教育する、幼稚園教諭はどうなのでしょうか?

もちろん保育士と幼稚園教諭は、似て非なるものですから、行政的な管轄や、仕事内容も異なります。

ただやはり、「子どもが好き」「子どもに関わる仕事がしたい」という気持ちは共通ですから、

これから資格取得を目指す人や、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方の保有者で就職を控えている人、また、幼稚園教諭を目指しながら保育士をしている方にとっては、かなり気になるところではないでしょうか?

幼稚園教諭の平均給料はどのくらい?

幼稚園教諭のお給料の前に、現在の保育士の平均収入を見ていきましょう。

平成25年の保育士のお給料は、平均月収で21万円、平均年収は310万円、平均時給は1,247円でした。

これは、勤続年数によって給料や賞与が上がりやすいと言われている公立の保育園も含まれているため、私立の保育園、また雇用形態などにより、園によっては、この平均をかなり下回っていることもあります。

一方、保育士よりも安定している、お給料が高いと言われる幼稚園教諭ですが、

平成25年の調査では、平均月収は23万円、平均年収は335万円、推定時給は1,345円でした。

確かに幼稚園教諭の方が、平均的なお給料は高いですが、保育士を大きく上回るものではないですね。

また、その他の職種と比較すると、平均を大きく下回っているのは、保育士の現状と同様です。

なぜ、幼稚園教諭の給与が良いと思われる?

世間一般的には保育士よりも、幼稚園教諭のお給料の方が高い、と思われていることが多いようです。

実際に平均収入でも、保育士より幼稚園教諭の方が若干上回ってはいますが、そこまで大きな差ではなく、おそらくお給料や年収というよりも、安定という意味で「お給料が良い」と言われているように思われます。

特に、公立の幼稚園の場合は公務員となるため、勤続年数に合わせて昇給していきます。

ただし、私立の場合は幼稚園によってかなり差がでてくるため、仮に同年齢で短大卒業をされた新卒の方でも、就職する幼稚園によっては給料に差が出てきます。

こうして考えると、この状況は保育士とほとんど変わりがありませんね。

もしかしたら、幼稚園教諭の免許が文部省管轄で「教諭」という立ち位置のため、幼稚園教諭=公立の先生というイメージが強いのかもしれません。

 

とはいえ、保育士のお給料よりは高いのは事実ですから、現在保育士だけど幼稚園教諭を目指したい、という方は、挑戦する意味はあると思います。

保育士資格を持ち、勤務経験がある場合は、幼稚園教諭免許の取得に有利になる特例もありますので、両方の資格取得者を目指してみるのも良いですね。