2016年05月17日

保育士はストレスやうつ病になりやすい?

近年、保育士でうつ病になる人が増えているのはご存じですか?

体の健康にどんなに気をつけていても、保育園という独特の職場と、人を相手にするというデリケートな仕事により塵が積もるように溜まったストレスには勝てないものです。

そんな保育士のうつ病の発症にはどんな背景や原因があるのでしょうか。

周囲からの厳しい目線・プレッシャー

保育士として働きはじめると、新人保育士は経験が浅いので知識はあっても実践が伴わないため、わからないことだらけです。

しかしながら、保護者からは「保育のプロ」と見られてしまっているものです。

そのため「こんなことも知らないの?」「こんなこともできないの?」という周囲からのプロなのだから当然というプレッシャーに、追い詰められてしまうことがあるようです。

そして失敗すると怒られてしまい、自信を喪失していってしまうという負の連鎖が始まります。

この連鎖にはまってしまうと、なかなか抜け出せずに、精神的に辛くなっていくのです。

職場の人間関係

園の職員との人間関係は、退職しない限りはずっと続きます。

顔も見たくないほど、挨拶するのも嫌だと思ってしまうほど苦手な職員もいるかもしれません。

先輩保育士からの心無い言葉や、意図的な嫌がらせ・陰口などにより、心を病んでしまうこともあるようです。

ある程度、経験年数が増え、年齢も重ねると、考え込むことも少なってきますが、若いうちは、気にしないではいられないものです。

悩みを相談できる上司や、先輩保育士がいればよいですが、女性だけの世界で年功序列の人間関係が邪魔をし、一人で解決しなければいけないという現実もあるでしょう。

重労働による溜まる疲れ

何人もの子供を抱っこし、おんぶもして、子供たちと遊び、忙しく動き回りながらも、笑顔を振りまく。

その他にも書類作成や、飾りつけや整理整頓など、本当に保育士は重労働、体力勝負です。

全く休んでいる暇がないのが正直なところです。

 さらに持ち帰りの仕事があった日には、寝るに寝られずに午前様、睡眠時間が2~3時間なんていう保育士も。

お休みの日も、仕事を持って帰らないといけないことだってあります。

そうなってくると休む時間まで奪われ、気がつくと、溜まった疲れにより、体が不調を訴えだします。

保育士のお仕事は、重労働で体力勝負の心身ともに大変な職業です。

ですが、「せっかく仕事を覚えたのだからやっていかないと」 と心や身体の痛みを我慢してまで働き続けることはありません。

うつ病の要因が職場にあれば、職場が変わらないことには再発が続くでしょう。

 

年齢を重ねても元気で働き続けるために、退職、転職を考えることは、逃げではありませんよ。

もし、うつ病で悩んでしまったら、頑張りすぎないで、力を抜いて、ストレスから自分を解放してあげましょう。