2016年05月17日

保育日誌とは

保育日誌とは、保育の実施状況を日々記録するものです。

1日を振り返り、その日の「保育のねらい」との関連の中でポイントを定めて、これだけはと思うものを、子どもの姿と共に、保育者の行為や思いを書きます。

1日だけの記録では、変化や意味が読みとれませんが、継続した記録を読み返してみると、子どもの発達のプロセスやクラスの保育の方向が見出されます。

日々の保育の記録が、指導計画作成や保育者の在り方に生かされるようになります。

保育日誌に記録する項目

1) その日の保育の状況

2) 子どもの姿と保育者の対応や思い

3) 評価・反省

4) 子どもの出欠席とその理由、天気、健康状態、保護者への連絡、特記事項(個人記録)

保育日誌の記録のポイント

1) 子どものあるがままの姿を、保育者の対応やそのときの思いも含めて、具体的に記録することで、保育の反省・評価につながる

2) 時間の経過と共に活動を羅列するだけの記録にならないように

3) 子どもの表情・言動から内面の変化をとらえる記録

4) 個の変化と集団としての変化の両面から記録する

5) 今日の保育が明日の保育に生かせる

週案日誌

週案のねらいは、長期(年月)の指導計画に基づき、その週の計画をより具体的に記録することにあります。

実践の方法や配慮点など文章化することにより、保育者がより具体的に意識できる意味でも大切な過程になります。

月案作成の段階では書き表せなかった部分も具体的になり、保育現場では必要な書類として定着しています。

昨今では、保育者の工夫によって、週案と日誌を組合わせた様式も使用されています。園によって様々です。

一日の遊びや生活の様子を日誌に記録しますが、今日の経過があって、継続的に遊びが展開する可能性もあります。

同じ用紙に明日への展開を予想し準備できることは、子ども達が求めている内容により近い案が立てられるなど、保育が円滑になり効果的な方法と考えられます。

週案日誌は、日誌のスペースも少ないので、計画に基づいた内容を要領よくまとめることになりますし、保育者の業務省力化にもつながります。

個人の育ちを記録するにはスペースが足りないので、別に個人記録簿を用意し、関わった保育者が記憶にある個人情報を、最小限に記録する方法もあります。

週案の項日

1) ねらいと内容を月案よりより具体的に書きましょう

2) 明日への展開(子どもの動きを想定して)

3) より遊びが発展するであろうために準備(材料、場所、その他危険性についても)

週案の記録のポイント

1) 箇条書きにするなど要領よく記しましょう

2) 1週間の保育の継続性を大切にしましょう

3) 誰にでも読みやすい文字で書きましょう