2016年05月27日

幼稚園教諭資格認定試験 とは

一般的に幼稚園教諭になるためには大学や短期大学を卒業する必要がありますが、事情によりそういった課程を踏めなかった人のために用意されているのが、幼稚園教員資格認定試験です。この試験は2005年から始まった新しい制度です。

主に現在保育士として働いている人が、「幼稚園と保育園の一元化」を目指す中で幼稚園教諭としても働くことができるよう設けられた試験で、これは保育士資格者に受験を義務付けるものではありません。希望者のみが受験することとなります。

幼稚園教員資格認定試験を受け合格することによって得られるのは、「幼稚園教諭二種免許状」になります。

試験の時期

毎年9月頃に一次試験、10月頃に二次試験が行われます。

試験内容

・第一次試験

1、教育職員免許法施行規則第6条第1項表の「教職の意義等に関する科目」と「教育の基礎理論に関する科目」内での、免許取得に必要な専門的事項

2、教育職員免許法施行規則第6条第1項表の「教育課程および指導法に関する科目」と「生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目」の専門的事項

どちらも択一式の筆記試験で実施されます。

・第二次試験

第一次試験に合格した人か、それら全ての試験科目を免除された人に受験資格が与えられます。

1、 教育職員免許法施行規則第6条第1項表での免許取得に必要な専門的事項

2、 共通課題をもとにした、指導案の作成に関する試験

どちらも論述式の筆記試験で実施されます。

実施場所

全国の大学で実施されます。

・第一次試験

北海道教育大学、宮城教育大学、埼玉大学、東京学芸大学、金沢大学、愛知教育大学、大阪教育大学、岡山大学、香川大学、福岡教育大学

・第二次試験

北海道教育大学、宮城教育大学、東京学芸大学、愛知教育大学、大阪教育大学、岡山大学、福岡教育大学

埼玉大学、金沢大学、香川大学では第一次試験のみが実施されるため、この会場で受験を希望する人は第二次試験は他の実施大学の中から選択して受験します。

受験料

13,400円

受験資格

A.大学もしくは短期大学に2年以上在学しかつ62単位以上を修得した者、高等学校を卒業するかそれと同等の資格を持っている者

B.高等学校を卒業した者、そのほか大学に入学する資格を持っていて、受験年の4月1日時点で満20歳以上の者

上記A.Bどちらかに該当していて、なおかつ保育士として3年以上働いた経験をもっている人が受験可能となります。

合格基準

全科目において満点の60%以上の得点が合格ラインです。

合格率

平成19年度の試験結果を例にみると、受験者数1467名に対して合格者数は319人となっており、合格率は21.9%です。