2016年06月06日

潜在保育士とは

潜在保育士とは、保育士や幼稚園教諭の資格をもっていても、保育園や幼稚園、こども園などで働いていない人のことを言います。

(保育園や幼稚園などで保育士としての勤務経験がある人、ない人どちらも該当します。)

この潜在保育士は全国に約68万人いると言われています。

厚生労働省は、職業紹介や保育士からの相談を受ける「保育士・保育所支援センター」などを開いていく事業を進めていて、31都道府県が取り組んでいます。

潜在保育士の種類

①現在は潜在しているが就業したい気持ちはある潜在保育士。結婚や出産を機に退職してそのまま家庭に潜在している保育士ですので、復帰したい環境を作るには労働条件、賃金、待遇、子育て・家庭との両立、現役を退いているブランクを埋めるための研修や求人紹介といった就業支援が必要です。

②現在潜在しており、このまま就業したい気持ちが無い保育士。保育士を退職した理由によって様々なアプローチ(労働条件、賃金、待遇、子育て・家庭との両立、研修や希望に合った求人紹介といった就業支援)が必要となります。就業したい気持ちを掘り起こすような支援が特に必要です。

潜在保育士の実態

潜在保育士の75%は"配偶者有り"で、69%が"子ども有り"となっています。

また、未就学児の割合は現役保育士と比べると潜在保育士の方が若干高く、その中でも子どもの年齢別割合においては"家事に従事している人"が未就学児(06 歳まで)の割合が38.2%となっています。

このことから、日中保育をしている人が当人であることが伺えます。

(平成23年度実施の厚生労働省委託事業の調査より)

潜在保育士が希望する勤務形態

①パートタイム

現在保育士として就業していない人が希望している勤務形態の60.2%を占めています。

②フルタイム勤務

20 代では50.0%を占めており、年齢によって働きたい方法に違いが見られています。