2016年06月22日

乳幼児健診

乳幼児健診とは、正式には乳幼児健康診査(にゅうようじけんこうしんさ)と言い、母子保健法(昭和40年8月18日法律第141号)第12条及び第13条の規定によって住民票をおいている市町村が乳幼児に対して行う健康診査となります。略して、乳幼児健康診断、乳幼児健診と呼ばれています。

 

赤ちゃんの健康状態を確認することを目的としており、赤ちゃんの発育、栄養状態、先天的な病気を含めた健康状態を見逃さないために実施されます。具体的には、発育・栄養状態の確認、先天的な病気の有り無し・早期発見、予防接種の時期や種類の確認などの必要な項目を定期的にチェックします。早い時期に病気や異常が発見できれば治療もしやすく、将来的に問題になることも少ないために行われています。

 

また、赤ちゃんの健康状態を確認できるのはもちろんのこと、母親が普段気になっていることや心配なことなどを小児科医や保健師に気軽に相談できる場でもあります。昔に比べ近隣との関係が薄れがちになり、育児をサポートしてくれる人が身近に少なくなっている現在では定期的に行われる乳児健診は、母親の不安な気持ちを取り除き、精神的な支えともなってくれる貴重な時間ともなっています。

・乳幼児健診の時期

乳幼児健診は3歳までに7回あります。そのうち5回は1歳を迎えるまでに集中しており、おおむね3ヶ月に1回毎になります。行政で義務付けられているのは3~4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳健診の3つになります。この行政で義務付けられている健診については、その時期の前頃になるとお知らせの封書が自宅に届くようになっています。その案内をその他(1ヶ月健診、6-7ヶ月健診、9-10ヶ月健診)は任意になっており、有料と無料の場合があります。

・乳幼児健診の費用

乳幼児健診をする場合、病院の窓口で母子手帳と一緒にもらった「乳幼児健康診査受診票」を利用すれば乳幼児健診のときに無料となります。ただし、各自治体によってもらえる枚数は異なります。(1歳未満の健診でしか利用できません。)任意のケースの費用は、行政や産院、内容によって異なってきますが、およそ2,000円~4,000円くらいになっています。

・乳幼児健診の実施方法

「集団健診」と「個別健診」とがあります。集団健診とは、保健所・保健センター・健康福祉センターなどで、同月年齢になる乳幼児を集め、集団で健診を行います。対象者には、市町村から決められた日時が通知される仕組みになっています。 集団健診は、医師だけではなく、保健婦・栄養士・臨床心理士・歯科医師などが一緒に行うため、健診が総合的に行えるというメリットがあります。個人健診とは、それぞれで市町村が健診を委託した医療機関に受診日時を予約して受診する方法です。 日時は一般的に、自分の設定された候補日時のなかから、選べるようになっています。