2016年06月24日

保育ママ

「保育ママ」とは、保護者が就労のため家庭での保育が困難にも関わらず、保育園に入園出来ない子どもを保育する家庭福祉員のことです。待機児童0を目指す取組のひとつとして、行政が実施している保育ママ事業とそこで働く保育者を総称して「保育ママ」と呼びます。
 主に保育者の自宅にて3歳未満の子どもを預かり、保育を行います。保育者の自宅にて少人数保育を行うことから以下のような方に向いている仕事です。


・保育士の資格を持っているけれど子どもがまだ小学生で遠方への通勤が厳しい...
・子育てがひと段落したけれど再就職に気が引ける...
・職員同士の人間関係に悩まされず保育に専念したい...
・現在保育所勤務だけれども、もっと子どもと近い距離できめ細かな保育がしたい...


上記に共感できる部分があれば「保育ママ」としてチャレンジいてみるのもいいかもしれません。

・保育ママになるためには

 保育ママになるためには地方公共団体からの認定を受ける必要があります。誰でもすぐになれる訳では無いことを理解しましょう。

 認定の基準は各公共団体によって異なります。条件として多いのは保育士・幼稚園教諭・助産師・保健師・看護師など子どもに関わるような資格を取得している人や、保育経験の豊富な人という場合が多いようです。
 以前は認定条件に「保育士や看護師の資格をもっているもの」や「6歳未満の未就学児がいないこと」が含まれていましたが、2014年4月からソの規制も緩和され、現在では無資格でも保育ママになれるようになりました。
 資格を持っていない人が保育ママになるためには、認定研修と基礎研修を受講すれば保育ママになることができます。保育士の資格を持っている場合は基礎研修の受講のみで保育ママになれます。詳しい内容は各自治体によって異なるため確認してください。
 また、3歳未満児の保育を行うこととなるので、ベビーシッターやチャイルドマインダーの知識や技術を持っていると役立つ機会が多くなってきます。保育ママに大切なのは資格云々よりも「人の子どもを預かることに対しての責任感」「子どものお世話をきちんと出来る知識と経験」が大切です。
 資格以外にも、自宅で保育を行うことから、子どもが過ごすスペースが確保されているかについても条件があります。


※一般的な必要条件
・自治体内に居住する25歳から60歳くらいまでの成人
・同居親族に就学前の児童がいないこと
・他に就労先はなく保育に専念出来ること
・通風採光の良い6畳以上の保育専用の部屋を用意すること
・ペットを飼っていないこと


など...各自治体によって条件は変わりますので必ずお住まいの自治体に確認してください。

・保育ママの仕組み

 保育ママ1人に対して、預かれる子どもは3人までとなっています。
 保育ママの他に補助者がいる場合には5人まで預かり可能となります。
 保育時間や保育料は各自治体によって異なりますが、保育料は平均して20,000円から25,000円ほどのようです。時間外保育については平均して1時間500円くらいです。

おむつやお尻拭きなど子どもに関わるものについては基本的に保護者側で用意します。食事についてはほとんどの場合、保護者側が用意しますが、場合によっては保育者側で作ることもあるようです。
 各自治体から補助金を受けられる地域もあり、平均して70,000円から80,000円ほどで、この補助金は施設の管理費などに当てられます。

・開業する上での注意点

 保育ママは個人事業主となるので、国民健康保険・国民年金・その他賠償保険等への加入は必須となり、その費用は自己負担です。
 また、確定申告など税務署への届け出等も個人的に行う必要があります。