2016年06月21日

保育士のサービス残業の実態とは

保育士のお仕事で、多くの保育士を悩ませるのが、残業代のつかない「サービス残業」。基本的に、保育園などで給料が支払われる勤務時間は子どもと接している時間だけですので、それ以外の事務作業は、時間外勤務という扱いになってしまいがちなのが現状です。持ち帰りの仕事も含めると残業時間はかなり長いことに。ここでは保育士にはどんな残業があるのか、また、改善策についてもご紹介します!

 

・きりのない日常的なサービス残業

保育園の勤務体系は、早番、中番、遅番のシフトに分かれていますが、早番だとしても定時に帰れる日はほとんどないのが現状のようです。保育の仕事は、子どもの面倒を見るだけでなく、保育日誌を書いたり、翌日の保育準備をしたり、子どもの制作物の下準備などをしていると、30分から1時間の残業は当たり前です。また、保育時間内に出来ない雑用も多いので、熱心な保育士ほど残業量が多くなってしまうことも。遅番の保育士は、保護者がお迎え時間に遅れた場合、当然子どもと一緒に待っていなくてはなりません。さらに、お喋り好きな保護者の会話で残業時間がかさむなども良く聞く話しで、保育士の日常的なサービス残業はきりがありません。

 

・行事の前には深夜までおよぶことも

保育園には、年間行事がたくさんあります。入園式、運動会、盆踊り会、お泊り会、お誕生会、お遊戯会、クリスマス会、このほかにもまだたくさんあります。そのため、行事の準備で残業し、終わったらまた次の行事の準備と続いて行きます。特に、残業が多くなるのは、おゆうぎ会や運動会の前などで、舞台の大道具や小道具作り、おゆうぎ会の衣装作りなど、深夜になってしまうことも多々あります。

 

・残業を減らすために

新人の時には慣れずに苦戦していた保育日誌も慣れてくると、短時間で仕上げられるようになります。また、自分の仕事を見直して、効率化をしていくことで、だんだん残業も少なく出来るようになっていきます。なにより、子どもと接する保育時間がいちばん大切ですので、他の雑用はいい意味での手抜きも必要です。先輩保育士が残業をしていたら、「お手伝いできることはありますか」と一声かけて、ないのならきっぱり帰ってもいいでしょう。研修に誘われても自分に必要がないと思ったら断る勇気を持つことが大切です。

 

いかがでしたでしょうか。保育士のサービス残業は少なくないのが現状ですが、残業の多さでストレスになったり、身体をこわしてしまったら元も子もありません。最近では、残業を極力なくそうとしている園や、残業に手当をつけている園など、待遇改善をはかっている保育園も少なくないので、求人時はそのあたりもよくチェックしてみてくださいね。