2016年07月02日

保育士の退職金事情

終身雇用制が崩壊しつつある今、長年正社員で働いていても退職金が出ない...ということが、一般企業で多くなってきています。

 

では、保育士ならばどうでしょう?

保育士として長く同じ保育園に勤務していても、退職金は支払われないのでしょうか?

 

今回のコラムでは、保育士の退職金について、

その有無や金額の相場についてご紹介いたします!

 

・退職金が出なくても、法律的には問題はない

 

「退職金がないなんて、そんな会社ありえない!違法じゃないの?」なんてちょっと過激な声も聞いたことはありますが、

世の中そんなに甘くありません。退職金というのは、法律で定められたものではないんです。

 

詳しく言いますと、勤務先に退職金規程がなければ退職金0円でもなんら問題はない、という話です。

退職する時になって「退職金がないなんて...!」と騒いでも、

会社から言わせれば「だって、就業規則の中に退職金規程はないでしょう?」と一言で終わってしまいます。

 

そしてこれは、保育園でも同様です。

 

・公立保育園では基本的に退職金有り!

 

公立保育園で保育士として働いている場合、待遇としては「地方公務員」となります。 

ですから退職金も、他の職種の公務員と同額となるのが基本です。 

 

そして公務員で退職金なしというのは聞いたことがありませんから、

公立保育園に勤務する保育士の場合は、退職金はあるものと考えていいでしょう。

 

基本的には、公務員としての勤続年数に応じて退職金の額が多くなります。

様々な計算方法で退職金を決めているようですが、

基本的には「退職金=勤続年数×基本給×給付率」という計算式が適用されているところが多いようです。

 

例えば勤続5年で退職した時の基本給が20万円ならば、20万円×3.0×80%で48万円になります。

 

ちなみに公務員保育士として定年退職した場合、平均退職金額は2,000万円程度になるようです。 

 

・私立保育園の場合は...?

 

先程も書いたとおり、就業規則の中に退職金規程がなければ、

何年勤務し続けていたとしても、退職金は支払われません。

 

ちなみに私立の場合、半年や1年勤務しただけでは、退職金が支払われることはほぼないと思っていいでしょう。 

目安として3年以上勤務し続けた場合に、退職金が支払われます。

 

 

いかがでしたか?

 

大事なのは、「勤務先を選ぶ時には必ず就業規則を確認すること」です!

これから転職しようと考えている方は、上記を絶対に守ってください。

 

就業規則の確認方法がわからなければ、キャリアコンサルタントのつく転職サイトに登録して、

専任の担当者に、「退職金あり」という条件で求人を探してもらいましょう。

転職してから後悔しないためにも、信頼の置ける保育士転職サイトを上手に利用されることをお勧めします。