2016年08月07日

保育士の悩み1位は待遇の悪さ!保育士の悩みランキング

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保育士を続けていく上で、一番の悩みは何でしょうか。

 

転職サイト「保育士バンク!」で現役保育士へ「今の職場で改善したい点」を調査したところ、

1位は「お給料のアップ」、2位は「職場の人間関係の向上」、3位は「残業時間の軽減化」という結果が出ました。

その中でも1位の「お給料のアップ」は、全調査対象者の59.5%が回答し、最も改善希望が強いことがわかっています。

 

実際、保育士の退職理由も「お給料が安い」「ハードワークにもかかわらず薄給」というものがとても多く、

給与面での改善は、誰もが望むことであることが明らかです。

 

そこで今回のコラムでは、保育士ならではの悩みについてご紹介していきます。

 

保育士の悩み1位...お給料事情

 

調査結果によると、保育士の現在の手取りでのお給料については、全体の55%が「15万円以下」と回答しています。

続いて15万~20万円が40%。

21~24万円が3.8%。

25~30万円は0.3%。

つまり、95%の保育士が20万円以下の手取りで働いていることになるんです...!

 

これは、全産業の月額平均29万円を大きく下回っており、保育士の待遇の悪さを如実に表す指標となっています。

平均よりも安いお給料で勤務しているわけですから、保育士にとっての悩み1位になってしまうのもうなずけますね。

 

保育士の悩み2位と3位...職場の人間関係・残業時間の多さ

 

一番の悩みはお給料の安さですが、

保育士にとって、悩みのタネは他にもあります。

 

その中でも、先ほどの調査で2位と3位になっている改善希望事項である「職場の人間関係の向上」と「残業時間の軽減化」は、

保育士なら誰でも望むものです。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

まず職場の人間関係ですが、これは保育士という職業柄、職場がどうしても女性社会になってしまうことから発生している問題です。

女性社会の全部が悪いというわけでは決してないのですが、やはり女性ばかりが集まってしまうとグループができやすくなり、

その結果、グループ間でややギスギスする...というのはよくある話。

他にも「感情的な女上司(園長や主任など)に振り回されてクタクタ...」という声もよく聞きます。

 

そしてもう一つ、残業時間について。

保育士は"残業ありき"で働いているようなもの。子どもたちがいる間にできなかった事務作業を、残業時間で済ませるのが当たり前のようになっています。

そうなると、日々の疲れを癒やすためのプライベートの時間もどんどん削られることに...。

お給料に対して、働いている時間が長すぎる...という保育士さんだらけなのです。

 

保育士不足解消に向けて

 

保育士不足が叫ばれて久しいですが、はっきり言って、こういった保育士の悩みを解決しない限り、

保育士不足を解消するのは難しいでしょう。

 

特に、給与面での改善は急務です。

 

最近では、2017年度から保育士の給与を月あたり2%引き上げる方針が示されましたが、

この2%という割合では「全く足りない!」という声があちこちから上がっています。

 

このまま保育士の悩みの種が消えないのならば、

保育士不足による待機児童問題も、なかなか解決には至らないでしょう。