2016年08月16日

保育士の平均年収300万、給料アップの方法

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保育士の平均年収は、だいたいどれくらいなのでしょうか。そして、給料をアップする方法はあるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

■給料は20万前後が全国平均

保育士の平成27年度の平均年収は、323万円でした。過去の年収推移を見てみると、300万前半を安定的に推移しています。ボーナスが出るところと出ないところがありますが、だいたい月収が約20万円、ボーナスが約40万円となります。私立でも公立でも、働き初めは収入に大差はありませんが、県や地域によって、差が出てきます。40代50代になってくると2倍近い年収の差が生まれ、公立保育士の方が年収は高い傾向があります。勤続年数は4~5年が平均です。

 

■保育士の生涯推定年収

保育士の生涯年収は、およそ1億5000万円~2億5000万円ほどと言われています。かなり幅がありますが、民間と公的機関の差になります。民間の保育士は、ボーナスが出ない、老後の収入が無いといった場合もあります。一方で公的機関の保育士は、公務員とほぼ同じ待遇になるため、年金も毎月7万円から20万円ほど得ることができます。そういった側面により額に差が出てきてしまうのです。また、年齢が上になるにつれて、一貫して年収は伸びています。定年がない職業に近いため、60代では平均で500万円を超えます。成長率は低いが、比較的安定した職業であるでしょう。

 

■お給料をアップするための方法

公立保育士と私立(民間)保育士、どちらも子供と接するという仕事内容は同じなのに、現実はとても冷たく、公立保育士のほうが極めて高い収入を得ています。なぜかというと、公立保育士は地方公務員であるため、昇給などはすべて自治体の定める給料表によって算出されます。そのため、営業成績などにかかわらず、公立保育士の場合は年を経るごとに収入がをアップしていくのです。一方、私立保育士は、民間企業に雇われているということになりますから、収入はその企業によってまちまちとなります。平均的には昇給も少なく、公立保育士と比較すると年収も低い傾向にあります。特に、新卒のうちはほとんど給料に差はありませんが、最終的に倍以上の給料差が生まれてしまうといいます。さらに、私立保育士の場合は最低賃金に近い給料で労働させられているというケースも多くあります。しかし、保育士はなくてはならず、社会貢献度も高い仕事です。ですから、今後人材が減っていくことを阻止するためにも国が主導となり、積極的に賃金アップに向けた補助金の導入など多くの取り組みをしようと動き出しつつあります。今の職場で働きつづけることでも給料は上がっていくかもしれませんが、それも難しい場合があります。その場合は、給料アップの為に転職することが近道になります。