2016年08月09日

転職の基礎知識!保育士資格と幼稚園教諭免許の違いとは?

「子どもの成長を手助けするお仕事がしたい!」と思った時に、

真っ先に思いつくのは、保育士幼稚園教諭ではないでしょうか?

 

しかしこの二つの職業、似ているようで全く別物...ということ、ご存知でしたか!?

 

というわけで今回のコラムでは、保育士と幼稚園教諭の違いについてご紹介致します!

 

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保育士資格とは?

 

保育士資格とは、

「国家資格である保育士資格を保有し、都道府県知事への登録をした者。また、日々保育を必要としている子どもに保育所などにて保護者に代わり保育をする者。」

と定義されています。

保育園などの児童福祉施設で、家庭に変わり子どもを保育することができる資格となっています。いわば、親代わりとなる資格ですね。

 

保育士資格を取得するには

(1)年一回の保育士資格試験を受験し、合格する

(2)保育士資格が取れる養成学校(大学・短大・専門学校)で、所定の単位を取得し卒業する

の二パターンがありますが、保育士資格試験の合格率はかなり低いため、大多数の保育士が(2)の養成学校を通うルートを選びます。

 

幼稚園教諭免許とは?

 

対して幼稚園教諭免許も、保育士資格と同じく国家資格です。

 

ではその違いですが、保育士の場合は「児童福祉施設」とされている保育園に勤務しますが、

幼稚園教諭の場合、幼児のための「学校」に勤務し、教育を施すのがそのお仕事となります。

保育士の場合は"親代わり"ですが、それと違い幼稚園教諭の場合は"先生"というわけです。

 

幼稚園教諭免許は3種類あり、それぞれ取得するには

     (1)1種免許状の場合:4年制大学にて幼稚園教諭養成過程を修了し、卒業する

     (2)2種免許状:短大・専門学校を卒業する(通信教育でも可)

     (3)専修免許状:4年制大学を卒業後、大学院にて修士課程を修了する

という形になります。基本的にどの資格でも仕事内容に違いはありませんが、多少お給料に差がでる場合があるようです。

 

保育士と幼稚園教諭は、まったくの別物!

 

資格の内容や、勤務先の違いはおわかりになったかと思います。

ここからは、より詳しい違いについて見ていきましょう。

 

保育士が"親代わり"で幼稚園教諭はあくまで"先生"であると先ほど言いましたが、

この違いには二つの資格の根拠法と、管轄省庁が深く関わっています。

 

保育士の管轄は厚生労働省。根拠法は児童福祉法であり、保育というものがそもそも"福祉"という考えから派生したものということを表しています。

対して幼稚園教諭の管轄は文部科学省。根拠法も学校教育法ですから、保育士と幼稚園教諭は出自からまったく違っている別物というわけです。

 

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いかがでしたか?

保育士も幼稚園教諭も、子どもと関わることができる職業ということは同じですが、

"関わり方"は本来まったく別物です。

 

ですが近年、幼稚園・保育園の運営の非効率さを是正するために、「幼保一元化」と呼ばれる、保育園と幼稚園を一元化しようという動きも出てきましたし、

保育士資格を持っている人は幼稚園教諭免許を、幼稚園教諭免許を持っている人は保育士資格を取得しやすくする特例が出ています。

 

関わり方の違う二つの資格、この機会に両方取得してみてもいいかもしれませんね。