2016年08月13日

保育士実技試験の内容

保育士国家試験の第一次である筆記試験9科目に合格すると実技試験に進むことになります。実技試験は2013年より、『音楽表現に関する技術』、『造形表現に関する技術』、『言語表現に関する技術』の3科目から2科目を選択して受験することになりました。合格ラインは筆記試験と同じ6割が基準となります。実技試験に関しては、筆記試験と違い片方のみ合格しても次回に持ち越されないので、2科目とも6割以上の得点を取らなければ合格できません。満点は各科目50点満点となっています。では、実技試験の内容である、音楽・造形・言語の試験とは具体的にどのような試験なのか、一緒に見ていきましょう。

■保育士試験実技試験の合格率

実技試験は事前に課題が決まっており、保育士試験受験の申請の際に『保育士試験受験の手引き』が配布されます。そこに実技試験の問題が掲載されています。そのため、合格率は9割近くあり、筆記試験に比べ実技試験は非常に合格率が高いです。

 

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■音楽表現に関する技術

例年、あらかじめ指定された課題曲(童謡)2曲をピアノ(または、ギター、アコーディオン)で伴奏しながら歌う「弾き歌い」が課されています。

実際に行われた実技試験の内容は次のようなものです。

幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする。ピアノの伴奏には市販の楽譜を用いるか、添付楽譜のコードネームを参照して編曲したものを用いること。ギター、アコーディオンで伴奏する場合には、添付楽譜のコードネームを尊重して演奏する。いずれの楽器とも、前奏・後奏を付けてもかまわない。歌詞は一節のみ、移調可。課題曲『さっちゃん』『幸せなら手をたたこう』『まつぼっくり』『ふうせん』『とんぼのめがね』など。

 

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■造形表現に関する技術

保育所(園)での子どもと保育士との生活や遊びの一場面を表現することが課されます。「ふれあう動作」「保育士と子どもそれぞれを1人以上」など、表現に関する条件を試験の当日に提示します。試験時間は45分で、試験用紙の大きさはB4判ですが、紙の種類および絵を描く欄の形や大きさも試験の当日に提示されます。鉛筆(HB~2B)、色鉛筆(12~24色)、消しゴムは各自持参。(クレヨン、パス、マーカー等は不可)

■言語表現に関する技術

各自あらかじめ用意した童話等を3分間口演することが課されます。20人程度の3歳児クラス、4歳児クラス、または5歳児クラスの幼児に集中して話を聞かせる時間という想定のもとに話すこと。題材は、自作・他作を問わず、童話・神話・民話・伝説・昔話等自由とします。

 

全体でも9割近い合格率があるため独学でも十分に合格を狙えますが、確実に合格を狙うのでしたら実技試験対策のみを講座でカバーするといった方法もあります。実技試験対策のみや単一科目で受講できるものもあります。費用も抑えつつ苦手なところだけ対策できるのでいいですよね。実技試験を突破すれば、保育士デビューは目前です。頑張ってください!