2016年08月14日

保育士の実技試験の内容と選ぶポイント

保育士試験に合格して保育士になろうと思った場合、保育士試験の一次試験と二次試験を両方通過しなければなりません。

一次試験は筆記試験、二次試験は実技試験となります。

 

今回のコラムでは、保育士試験の実技試験の内容について、ご紹介いたします!

 

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実技試験の内容とは?

 

保育士試験の二次試験である実技試験は、筆記試験を無事通過した人のみが受験することができます。

 

保育士実技試験の科目は3つあり、

 

・音楽表現に関する技術

・造形表現に関する技術

・言語表現に関する技術

 

のうち、2科目を選択して受験することになっています。

端的に言ってしまえば保育士の実技試験は、"保育の技術"を見る試験です。

 

ちなみに音楽・造形・言語それぞれの科目において、プロ並みのスキルを求められるものでもありません。あくまで"保育士としてのスキル"です。

実技試験の合格率も平均95%とかなり高めですから、気負わずに受験すれば問題ないでしょう。

 

実技試験の科目の詳細

 

「音楽表現に関する技術」「造形表現に関する技術」「言語表現に関する技術」の3科目について、

詳細をご紹介致します。

 

・音楽表現に関する技術

幼児と一緒に歌うこと、幼児に聞かせることを想定して、指定された課題曲を二曲弾き語りします。

保育士に必要な"音楽的表現力"を見る試験です。

保育士といえばピアノのイメージですが、ギターもしくはアコーディオンの演奏でもかまいません。

この実技試験の課題曲は毎年変わるので、受験要項を確認する必要があります。

ちなみに2016年度の課題曲は

・『かたつむり』 (文部省唱歌)


・『オバケなんてないさ』 (作詞  まき みのり ・作曲  峯 陽)

となっています。

 

・造形表現に関する技術

"保育の一場面を絵画で表現する"というのが試験内容です。

さらに詳細なテーマ・条件は当日提示されることになっており、保育士実技試験受験者はそれに沿った絵を45分以内に描くことを求められます。

鉛筆やシャープペンシル、消しゴム、色鉛筆は持参する必要があります。

 

・言語表現に関する技術

自分の前に20人程度の3歳児クラスの幼児がいると想定し、子ども達が集中して聞けるような"3分間のお話"をするという試験内容です。

実際の実技試験では子ども達はおらず、子どもに見立てた椅子などが用意されるようです。

保育士としての基本的な声の出し方ができているか、幼児に対する話しかけ方になっているかを見る試験です。

2016年度の課題作品は下記のとおりです。


「うさぎとかめ」


「おむすびころりん」


「3びきのこぶた」


「にんじん、ごぼう、だいこん」

絵本・台本の持ち込みは禁止されています。

 

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どの実技試験を選ぶべきか?

 

準備が大変な順に言えば「音楽表現に関する技術」 > 「造形表現に関する技術」 > 「言語表現に関する技術」となるでしょうか。

経験者ならばともかく、ピアノ未経験の人ならば、音楽表現に関する技術の実技試験の準備は大変でしょう。

ピアノを持っていなければ購入したりレンタルしたりする費用がかかりますし、

スムーズに弾けるようになるまでかなり時間もかかります。ピアノ教室に習いに行く人もいますね。

 

造形表現に関する技術の場合、色鉛筆の購入費用などがかかりますが、数千円程度の出費ですみます。

言語表現に関する技術は、準備するのにかかる費用はほぼゼロです。

ですので、ピアノ未経験者ならばこの二つの実技試験科目を選ぶことをお勧めいたします。