2016年09月12日

保育士の半数が経験!モンスターペアレンツの驚愕のクレームとは?

◆保育士の半数はモンスターペアレンツに出会った経験あり!

保育士に、「あなたはモンスターペアレンツと思える保護者に出会ったことはありますか?」と聞いたところ、52.6%がYESと回答しました。そこで、経験があると回答した保育士に実際どのような保護者をモンスターペアレンツと感じたのかを自由回答で答えてもらいました。全164件の回答の中から、一部のリアルな声をご紹介します。

◆子供同士のトラブルや怪我に過剰に介入する


一番多かった回答は、子供同士のケンカや怪我に対して過剰に介入してくるというものでした。

「子供の様子はどうですかと1時間毎に連絡が来る。子供同士のケンカの理由や、内容を説明すると相手の子の親を呼べと言ったり、「どの子??」と保育室内に入ってきて睨みつける」(27歳・保育士)

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「子供が自分でたまたま腕に擦り傷をつけてしまった際、詳細を保護者に伝えると、翌日市に保育士が虐待していると通報をしていた」(29歳・保育士)

 

このように、自分の子供が怪我をした時に、"うちの子は悪くない"と決めつけ、怒りの矛先を相手の子供や保育士に向けるケースが多いようです。



◆自分の子供しか見ていない自己中心発言

 

次に多かったのは自分の子供至上主義の親御さん。自分の子供が1番でないと気が済みません。

 

「発表会の子供の配役や、器楽発表の役割に不満で怒鳴り込んできた。」(35歳・保育士)

「自分の子供に高い服を着せてるから外遊びNGと言われたので、その子は体調のすぐれない子と室内遊びで対応したら、わが子だけ仲間はずれで可哀想だから全員中遊びにしてと無理を言われた。」(24歳・保育士)

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「タレント活動のようなことをしていて、転ぶなど怪我をさせたら訴えると言われた。」(37歳・保育士)

「うちの子はクーラーが苦手なので、園全部のクーラーを消して。1日3回着替えをさせて」(30歳・保育士)

「園の風鈴を落ちてくると危ない、短冊が目に刺さるなど、言ってきて驚いた」(39歳・保育士)

◆保育士の子供への教育もクレームに?


「3歳児クラスの担任の時、新入園児に衣服の着脱や片付けの仕方を教えた所、保護者から『この子には今まで一人で着替えや片付けをやらせた事がない。何故先生が世話をしてくれないのか、一人で着替えをさせるなんてこの子が可哀想だ!』とクレームがあった。いくら説明してもこちらの話は一切聞かず、無認可保育園だから先生は子供だけに着替えさせるのだろう!と言われた。」(40歳・保育士)

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「子供(2歳児3歳)が保護者の前で私に唾を吐いてきたため、顔を拭いながら表情は変えずに『してはいけない』と話をしていると、「なんでうちの子を汚い物のように接するんですか!?」と怒鳴られました。」(29歳・保育士)

上記のような回答から、日々保育士は対人関係に悩みながら業務に当たっていることがわかります。


◆モンスターペアレントに遭遇してしまったら



・内容を記録する

クレームがあった日付、場所、時間、相手の名前、園児の名前、クレーム内容など、親が帰った後に出来る限り詳しい内容をその都度記録しておきましょう。

園長など第三者へ相談する際に役立ちますし、万が一裁判などへ発展してしまった場合も有効となります。

また、理不尽な請求など求められる様な場合は「こちらも発言に責任を持つ為、会話の内容を録音させてもらう」など事前に了承を貰う事も抑止力となります。

相手に流されて、その場の口約束などしない様心がけましょう。



・一人だけで対応しない

第三者に同席してもらうという事もクレーム対応に役立ちます。
なるべくこちら側が大人数である方が相手も強くは出られないですし、発言の証人になってもらう事も出来ます。

また、内容の録音に同意しない場合に記録担当として同席して頂く、という提案で進める事も有効です。



モンスターペアレントは常識が通じる相手ではありません。
相手のペースにはまって、自分が精神的に参ってしまう事の無い様、心掛けていきましょう。