2016年09月24日

保育士・幼稚園教諭の免許更新について

87.jpg

保育士と幼稚園教諭の違いってなに?そう訊かれたら、どんなものを挙げますか?

どちらも幼い子どもたちと関わるお仕事ですが、保育士と幼稚園教諭には様々な違いがあります。

その中でもひとつ大きく異なる点が免許の更新の有無です。

保育士資格は免許更新制ではありません。それに対し、幼稚園教諭は免許更新制です。

今回は幼稚園教諭の免許更新についてご紹介します。

 

幼稚園教諭は免許更新が必要!

平成21年4月1日から、幼稚園教諭免許状には10年の有効期限が設けられるようになりました。

平成21年度以降に発行された新免許状には有効期限が記載されるようになり、有効期限の満了前に更新が必要になりました。免許状をお持ちの方は有効期限を把握して更新を忘れずにしましょう。

平成21年度以前に取得した旧免許状をお持ちの方も、生年月日によって最初の修了確認期限が設定されており、以降は10年ごとの更新となります。

単純に免許取得日からの計算ではなく、生年月日によって期限が異なるので、お間違えの無いようご注意を。

文部科学省のホームページで詳しい期限が確認できるので忘れずチェックしておきましょう。

 

幼稚園教諭の免許を更新するには?

では免許の更新はどうすればいいのでしょう?

具体的には、免許状更新講習を受けることになります。

免許状に記載されている有効期間満了日又は修了確認期限の2年2か月前から2か月前までの2年間に、大学などが開設する30時間以上の免許状更新講習を受講・修了した後、免許管理者(都道府県教育委員会)に申請することで、更新が完了する形となります。

 

免許状更新講習の対象者とは?

免許状の更新には講習の受講・修了が必要ですが、実は免許状を持っている方誰もが受講資格があるわけではありません。

講習が受講できるのは、教員、採用内定者のほか、過去に教員経験のある方、臨時任用(または非常勤)教員リスト登載者などに限られています。

過去に教員経験がなく、将来教員になる予定もない方は、免許状を持っていても受講することができません。

また、幼稚園教諭免許状をお持ちの認可保育所に勤務する保育士の方、幼稚園設置者が設置する認可外保育施設に勤務する保育士の方も受講することができます

ただし、幼稚園教諭と異なり、保育士の方には講習の受講義務がありません

旧免許状をお持ちの保育士の場合、修了確認期限までに免許状更新講習の修了確認期限を受けなくても免許状が失効することはなく、修了確認期限経過後に教員になるときには、教諭として働き始めるまでに免許状更新講習を受講・修了し、住所地のある都道府県の教育委員会に申請を行えば大丈夫です。

 

免許更新の流れ

新免許状の方は有効期限を確認/旧免許状の方は最初の修了確認期限を確認する。

勤務する施設の園長や雇用者に受講対象者であることを証明してもらう。

必要書類を大学等の更新講習開設者へ提出し講習を申し込む

※文部科学省のホームページに講習開設情報が記載されているのでチェック!

期限の2年2か月前から2か月前までの2年間に30時間以上の講習を受講・修了する。

有効期間更新証明書又は更新講習修了確認証明書が発行される。

必要書類を免許管理者である各都道府県の教育委員会に提出

更新手続き完了!

忘れずに次回の更新期限をチェック!

 

以上、幼稚園教諭の免許更新制についてご紹介させていただきました。

現在保育士の方は焦らなくても大丈夫ですが、幼稚園教諭として勤務している方は、せっかくの免許状がうっかり失効してしまわないよう、しっかりと有効期限を確認し、更新を忘れずにしておきましょうね。