2016年09月25日

国家試験にパスして資格を取ろう!保育士になるための流れ

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「保母さん」という言葉に聞き覚えはないでしょうか?

保育士は昔保母さんと呼ばれており、その当時はまだ国家資格ではありませんでした。

しかし、平成11年に児童福祉法が改正され、平成15年に施行されたことを受け国家資格となり、保育士試験は国家試験となりました。

 

保育士になるには?

では保育士の国家資格を取得するにはどうすればいいのでしょう?

道のりは大きく分けて二つあります。

1.国家試験である保育士試験に合格する

2.厚生労働大臣の指定する保育士養成施設を卒業する

今回のコラムでは1にあたる保育士の国家試験の内容をご紹介します。

 

保育士の国家試験概要

保育士試験は平成28年から年2回、毎年4月頃と10月頃筆記試験が行われることになっています。

試験は筆記試験と実技試験に分かれています。

筆記試験はマークシート形式による択一式、実技試験は筆記試験合格者のみに対して行われ、音楽表現、造形表現、言語表現のうち2分野を選択して受けることになります。

以下に詳しく見ていきましょう。

 

受験資格

保育士の国家試験には受験資格があり、これを満たさないと受験ができません。

下記のいずれかの条件を満たす方が受験資格を有することになっています。

1. 大学に2年以上在学して62単位以上修得した方(見込含む)

2. 短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程の卒業者(見込含む)

3. 平成3年3月31日までの高校卒業者

4. 平成8年3月31日までの高校保育科卒業者

5. 上記3.4.以外の方で高校卒業後、児童福祉施設等で2年以上の勤務で、かつ総勤務時間数で2,880時間以上、児童の保護に従事した経験のある方

6. 児童福祉施設等で5年以上かつ7,200時間以上の実務経験のある方

 

試験科目と合格までの流れ

筆記試験は下記の科目について行われます。

  1. 保育原理
  2. 教育原理及び社会的養護
  3. 児童家庭福祉
  4. 社会福祉
  5. 保育の心理学
  6. 子どもの保健
  7. 子どもの食と栄養
  8. 保育実習理論

 

筆記試験にすべて合格すると、約3か月後に実技試験を受けるになります。

実技試験は下記の3つの分野から2つを選び、発表された課題に対して実技を行います。

  1. 音楽表現に関する技術
  2. 造形表現に関する技術
  3. 言語表現に関する技術

 

例えば音楽表現では、保育でよく使われる有名な唱歌などをピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかの楽器で弾き歌いをします。

造形表現では保育の一場面を絵画で表現します。

言語表現では子どもたちに向かっておはなしをする想定で、台本や絵本なしで3分間のおはなしをします。

 

実技試験にも合格すれば、保育士資格を取得できます。

合格後は、都道府県に保育士登録をしましょう。

保育士証の交付が完了すれば正式に保育士として働くことができます。

 

国家試験に向けしっかりと準備を!

ここまで保育士試験の大まかな流れをご紹介しました。

保育士試験の合格率は、大体10〜20%と言われています。

国家試験なだけあって簡単な試験ではありませんが、しっかりと準備をすれば必ず合格できるはず。憧れの保育士目指して、ぜひ頑張ってくださいね!