2016年09月27日

保育士になりたい?なりたくない? 向いていない性格とは

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「子どもが好き!」という人が1度でもなりたい考えたことのある職業が、保育士でしょう。

でも、「保育士になりたい!」と思っても、「子どもが好き」だけではどうしようもない場合もあります。

どんな職業にも、適性というものがあるからです。

保育士になってから、「保育士に向いていない」といわれて、保育士を辞めた人もいます。

保育士に向いていない性格とは、どんなものがあるのでしょうか?

今回は、そのなかでも代表的な3つの性格を紹介します。

 

■人前に出られない「恥ずかしがりやさん」

保育士というのは「先生」ですから、リーダーとして子どもたちの前に立たなければなりません。

子どもたちを前にしてお話をしたり、ピアノを弾いたり、ゲームやお遊戯のお手本をやってみせたり。

時には、保護者の方や外部の大人の前で堂々と振る舞わなくてはなりません。

「うまくできるかな」なんて、ドキドキしている場合ではないのです。

 

もちろん、新任のうちから堂々とできるひとは多くないでしょう。

でも、経験を積むにつれ、だんだんと度胸をもてるようになるのが普通です。

 

それでも、なかなか度胸をもてない人もいます。

「緊張しちゃって...」「私にはムリ!」

といった言葉をいつまでたっても繰り返す保育士には、こんな言葉がかけられます。

 

「保育士には向いてないね」

 

人前に出ることが苦手なら、子どもと関われる他の仕事を探してみるのも良いかもしれません。

 

 

■汚いものに触れない「潔癖症」

子どもは、とにかく色々なものを汚します。

園庭でどろんこ遊びをすることもありますし、トイレで失敗することもあります。

時には、体調を崩して、嘔吐してしまうことも。

 

そうした汚れを処理するのは、もちろん保育士です。

 

汚物処理はスピードが大切。

潔癖症だからといって、汚物処理を他の保育士に頼る、ということはなかなかできないものです。

 

結果、汚物の処理ができたとしても、潔癖症とそうでない人と、受けるストレスの大きさが異なるということは、容易に想像できるでしょう。

 

ある潔癖症の元保育士は、仕事を変えてから、ストレスが圧倒的に減ったということです。

 

 

■子どもにも完璧を求めてしまう「完璧主義者」

完璧主義のきらいのある人は、どんな仕事も真面目にこなします。

手抜きはしません。

保育士の仕事でも、真面目に取り組むのは大切なことです。

 

でも、真面目と完璧主義は違います。

「完璧を目指す」というのは、あくまでも自分にとっての目標であって、他の人に同じことを求めてしまうと、人間関係がうまくいかなくなってしまいます。

「完璧」の度合いは人によって違いますし、みんながみんな常に完璧にできるとは限らないからです。

 

ある保育士は、とても真面目でした。

一切手を抜かず、一生懸命仕事をしていました。

同僚からも保護者からも評価が高く、評価されればされるほど、彼女は一層仕事に熱中しました。

 

やがて、クラスを受け持つと、

「みんなを1つにしないと」

「この子たちはもっとできるはず」

と意気込み、時には子どもたちに厳しく当たりました。

 

子どもを叱ることが増えても、それは本人のためだから仕方ない。

そう思っていたようです。

 

しかし、そこで主任に言われたのは、こんな言葉でした。

「あなたは、厳しすぎる。子どもたちに完璧を求めても、それは無理だ。」

 

 

子どもは、一進一退を繰り返しながら成長していくものです。

完璧を求めてカリカリするのではなく、余裕を持って接することができなければ、保育士としてやっていくのは難しいでしょう。

 

■自分の適性を見極めよう

仕事の向き不向きは、やってみなければわからないこともありますが、やる前から大体想像がつくこともあります。

 

「こんなことなら保育士になりたくなかった」と後悔する前に、自分の適性と、保育士に求められる適性とがどのくらいマッチするかを考えておく必要があります。

 

もしも自分が保育士に向いていない適性を持っていたとしても、人間は変われるものです。

できる範囲で努力をしてみて、それでも変えられなかったら、その時は保育士以外の別の職業を考えてみればよいでしょう。