2016年09月28日

保育士うつが増加!?うつに対する正しい理解をしよう

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いつも笑顔で明るいイメージのある保育士さん。

ですが反面、その忙しさと責任の重さから、保育士はうつ病を発症しやすい職業でもあります。

 

今回のコラムでは、保育士のうつ病について、

予防法とともに、保育士がうつ病になってしまった場合の対処法についてもご紹介いたします。

 

■そもそもうつ病とは?

 うつ病とは、単に気分が落ち込んだりしているだけの状態ではありません。

なんかの原因で脳のエネルギーが低下し、脳の働きに問題が起きている状態のことを言います。

 

その原因は、ストレスであることも多いのですが、

うつ病患者の中には、自分で原因がわからないこともよくあるのだそうです。

 

脳の働きに問題が生じている状態なので、うつ病は気力や頑張りで治せるものではありません。

治療が必要なれっきとした病気であり、「心が弱いからだ」「甘えているだけだ」という意見は言語道断です。

 

■うつ病の主な症状とは?

 うつ病になると、精神状態が著しく低下する傾向にあります。

 

イライラしたり、憂鬱になったり...と気分が低下しますし、

それに伴って無気力状態になったりするなど、意欲が低下する人も多いです。

また、集中力や判断力も低下することが多いので、普段なら絶対にしないようなミスが発生したりもします。

そのことで自信を失ってしまうと、うつ病の進行がさらに早まったりもしていまいます。

 

また、うつ病は精神に影響をあたえるだけでなく、身体的にも大きな影響を与えます。

眠りにつけなくなる人もいれば、いくら寝ても寝足りないほど眠気がひどくなってしまう人もいます。

ご飯が食べられなくなる人もいれば、過食になって止まらなくなってしまう人も出てきます。

 

症状の重い人ですと、吐き気、動悸、めまい、呼吸困難などを頻繁に発症してしまいます。

 

■保育士はうつ病になりやすい!?

 うつ病は女性の方が発症率が高く、また、保育士や介護士などの仕事に就いている人のおよそ11%がうつ症状を訴えていると言われています。

 

保育士や介護士の仕事は、一般的な会社員に比べて体力的に数倍キツく、

業務量も多い上に、子ども達や要介護者の命をあずかっているという責任の重さが常にありますから、

介護士、そして保育士は特にうつ病になりやすい職業と言えるでしょう。

 

■保育士がうつ病になってしまったら...?

 どんなに注意していても、うつ病は"病気"ですから、かかる時にはかかってしまいます。

「自分はうつ病かもしれない」と感じたら、悪化する前にお近くの精神科などを受診してみましょう。

 

うつ病と診断されたら、無理して働かずに、一度保育士は休職して、体も心も充分休めてください。

「まわりの保育士さんに迷惑がかかるから...」などと思ってはいけません!

また、職場によって休職手続きは異なりますから、上長に休職したい旨を申し出て、どうすればよいか指示をあおぎましょう。

 

いかがでしたか?

うつ病は病気ですから、誰でもかかる可能性があります。

 

「私は体が強いから大丈夫!」なんて他人事のように考える人もいますが、

いつ自分にふりかかる病気かなんて、誰にもわかりません。

少しでも「自分はうつ病なんじゃ...?」と思ったら、一人で悩まずにまわりの人に相談してみましょう!