2017年02月04日

【NPO法人虐待問題研究所】虐待の連鎖...予防・防止について

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はじめましてNPO法人虐待問題研究所の代表、上原よう子です。




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私は17年間父親から虐待を受けた経験があります。




17歳の時、たった3万円を持って大阪に避難の為、逃亡してきました。


その翌年、18歳で現在の夫と結婚し3人の子どもにも恵まれました。


夫が家庭に協力的、夫の両親が良き理解者、近所の方のサポートがあったなど、サポート体制が全て整っていたので虐待せず子育てする事ができています。




そして今、幼い頃から虐待を受けた辛い経験から、人の痛みを軽減するお役に立ちたい!をモットーにし活動を行っております。


今回は、そんな私の体験を通して、「虐待の連鎖」についてのお話をしたいと思います。




なぜ義理の父が虐待をしたのか



私は、直接的には、実の父親と、その後に、母が再婚した義理の父の虐待を受けていたわけです。


間接的には、それを知っていた母や、その家族からも、虐待されていたといえるかもしれません。


実の父は私が3歳の時に、私への虐待もあって、母が離婚していますので、どう言った事が原因で私に虐待をしていたのかと詳しい事は分かりません。


その後、母が再婚した義理の父親からは私が大阪へ逃げてきた17歳まで虐待を受けてきましたのでどのような性格かと言う事の良く分かっていますし、母からも色々な話をきいていますので私なりにどうして虐待をしまうようになってしまったのかをお話させて頂きます。




1つ目は父のプライドです。


父の学生時代は頭も良く、スポーツ万能で周りにはチヤホヤされて親は鼻が高かったと思います。


ですので『自分は出来る』と言う自信やプライドは高かったと思います。

社会人になり、実家を離れ事業をしていましたが失敗して実家に戻り親からお金をもらっていました。


家は家業していましたので裕福でした。そのお金で飲みに行ったりパチンコ行ったりしていました。


母と結婚しプライドが邪魔して「こんな仕事はできない」と母に全て任せました。プライドが高く我儘だったわけです。


ですが、周り近所ではとても人柄が良かったんです。地域の行事も進んで参加し親しまれていました。


外では良い格好し中では暴力を振るっていました。





2つ目は親の躾です。


私が虐待が遭った時、いつも助けてくれたのが義理の祖父でした。実は私を助けてくれたこの祖父に父親は虐待を受けていたんです。父に「なんでこんなに暴力するの?」ってきいた事があります。その時、自分も暴力を受けてきたから同じようにしていると言ったんです。


ですので自分は躾で暴力を受けてきたので子どもに暴力をすると言う抵抗感がないわけです。





3つ目、私たち子どもがなつかなかったんです。義理の父は初婚で自分の子どもを持った事がありません。


自分の子どもができた時、父性がわくのだと思いますが、私たちは連れ子ですのでその父性がわかないまま父親になったわけです。私たちがなつかないから暴力もエスカレートしていったのかもしれません。


プライドが高く我儘な状態で父親になり、そして子どもがなつかない、暴力をすると言う抵抗感がないこのようは事が原因で虐待に発展したのだと考えられます、





世代間連鎖



俗に言う『虐待の連鎖』ですが、世間では、虐待を受けて育つと、自分が親になった時に、自分もまた、子どもに虐待をしてしまうという風に信じられていますが、誰もが虐待をしてしまう訳ではありません。


自分が酷い目に遭って育ったので、逆に子どもにはそんな思いはさせたくないと、幸せな家庭を築いている人の方が圧倒的に多いのです。確かに、虐待事案に関わらず、大事件を犯す人に虐待を受けて育った人が多いと言うデータがありますが、それを根拠に、『虐待は連鎖する』とは言えませんし間違いです。


この迷信によって、虐待を受けた人は子どもに、虐待をするのではないかと苦しんでいる方が多いです。


この迷信のおかげで、私も虐待を受けて育ったんで、同じように虐待するんじゃないかと不安でしたし、今まで相談を受けた方の中には、「結婚するのが恐い」、「子どもを持つのが恐い」と言われる方もいらっしゃいました。


虐待を受けて育ったか、そうでないに関わらず、それを根拠に『子育て』は不安やストレスの連続ですので、『虐待』は誰もがしないように気を付けなければなりません。




虐待防止・予防に向けて



まず『予防・防止』をしようと思えば、『虐待』と言う『敵』を知らなければなりません。


これが、中々やっかいで虐待の定義は時代とともに、移り変わってきているからです。


  例えば、昭和の子育てでは、親の愛情あるいは体罰は『躾』と呼ばれ、虐待とは思われていませんでした。


しかし、平成の現代では、いくら愛情があったとしても、体罰は『暴力』であり、『虐待』です。


警察も、昭和の時代は、『民事不介入』と言って夫婦間や親子間の暴力事件は死亡でもしない限り、介入しませんでした。


『家の中での暴力』は『刑事事件』では無かった訳です。


それが、今では、『DV』『虐待』と言う呼び名が付けられて、立派な『犯罪』』として認められるようになりました。


ですから、いくら家族であっても、愛情があったとしても、絶対暴力が許されない世の中になったという事です。


暴力の原因は『怒り』『不満』『ストレス』など、人間の感情です。


虐待防止は、私たちの『知性』『理性』そして、『人の関わり』と『優しさ』、地域の助け合いと言った事がとても大切だと思います。これらの事をふまえて、虐待防止を目的としております。


NPO法人虐待問題研究所では、虐待防止の啓発、啓蒙活動と子育て世代のサポートの充実を目指しています。


 カウンセリングのご予約はこちらからできます。


 カウンセリングルーム



児童虐待防止講演のご依頼はNPO法人虐待問題研究所までお問合せ下さい。

NPO法人虐待問題研究所




上原よう子ってどんな人



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虐待防止活動家と言えば上原よう子


関西テレビに出演しました




生後~3歳までは実父から虐待され、3歳~17歳まで母の再婚相手の継父に虐待されました。


17歳の時、たった3万円を持って大阪へ逃亡してきました。

その翌年、18歳で結婚、19歳で第一子出産、現在夫と3人の子どもと暮らしています。

連日のように流れる虐待報道で幼い命が亡くなっているのを目にする度、とても他人事とは思えず2006年から虐待防止活動を開始。

 




最近の主な活動や実績

20015年5月 関西テレビ ニュースワンダーに出演


●書著


2006/書籍 虐待生活~私が自由を手に入れるまで

2012/DVD 虐待から学んだ幸せの扉を開く7つの鍵

【27年度講演実績】

5月 岐阜県川辺町 青少年育成人権啓発合同講演会

3月 関西福祉学会 2014年度次大会鼎談

2月 関西大学 堺キャンパス講演

2月 堺市民生児童委員研修会 講演





●経歴

1982年 京都府京丹後市出身 大阪在住 3児の母(中2女・小6男・小3女)平成27年5月現在

2010年 心理カウンセラー資格取得

2011年 NPO法人虐待問題研究所設立しカウンセリングや講演活動、セミナー講師を行う。

NPO法人虐待問題研究所代表 虐待防止活動家




●記事一覧

17年間の被虐待経験者 上原よう子の紹介

NPO法人虐待問題研究所代表 虐待防止活動家 上原よう子

私は父親に17年間虐待された経験があります。

生後~3歳までは実父に、3歳~17歳までは、母が再婚した継父に虐待されました。

虐待事例の詳細についてはこちらをご覧下さい。





上原よう子・前田幸一郎作詞 上原よう子・わ音作曲 



●虐待をテーマにした楽曲 PAIN Ⅱ




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●上原よう子のおばあちゃんを思って作った曲

『おばあちゃん』

作詞・作曲 上原よう子 歌 わ音

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