2017年02月04日

【NPO法人ひなた】出来ること・得意なことに着目しよう!

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『出来ること・得意なことに着目しよう!』

 


2回目のコラムを書かせていただきます、NPO法人ひなたの山口と申します。


前回のコラムに対してコメントもいただき、すごく励みになります、どうもありがとうございます☆




前回は、幼稚園や保育園などで『周りの子たちと少し違う面があるかな!?』と思われる子たちのことを『(問題を起こす)困った子ではなく、(本人自身が一番どうしてよいかわからず)困っている子』なのだ、という気持ちを忘れないで欲しい・・・

ということを書かせていただきました。




とはいえ、幼稚園や保育園の現場では、先生方の数も限られていることと思いますし、集団生活をしているので、ルールを守ってくれない子ども達には、先生方も手を焼いたり、学級運営に差し障りが出てくることも多々あるかと思います。




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そんな子どもたちの具体的な支援方法なのですが・・・


『構造化』『視覚支援』は、特にASD(自閉症スペクトラム)やADHDタイプの子どもたちに対しては、非常に有効な支援方法です。


こちらもご紹介させていただくと長くなりそうなので・・・視覚支援の具体的な支援方法は、また次回にご紹介させて下さいm(_ _)m




今回は、声掛けについて触れさせていただきたいと思います。

基本的には、発達に心配のある子ども達に対しての支援方法は、『一人一人異なるオーダーメイド』だと思うので、それを前提としながらも、あえて共通して効果が期待される声掛けの方法を幾つかまとめてみました。




全体的に、その子の特性・障がいの程度などに関わらず有効かなと思うことは、

◆『出来ることに着目する(褒め称える)! 
出来ないこと・苦手なことは、とりあえず・・・ 置いておく!』
◆『伝えたいことや是正して欲しいことは、具体的に。
肯定的に伝える。』

◆『やってしまった問題行動に対しては、共感→代弁→提案 で伝える』
上記のことを念頭においてもらえたら、子ども達も落ち着きを取り戻してくれたり、徐々に問題行動が減ってくるのではないかな・・・と思います。

(そう信じたい!)

(発達に心配のある子ども達も、問題行動を起こしたくて起こす訳では決してないんです・・・)




上記のことを具体的に例を挙げながらご紹介させていただくと・・・

①   『出来ることに着目する!』

は、どんなに問題行動があるように見える子がいたとしても、『得意なこと・素敵な部分』VS『問題行動・苦手なこと』などを書き出してみると、絶対に良い面・得意なことの方が多いと思うんです☆(ついつい問題行動の方が目立ってしまうので、周りはそちらに着目してしまいがちですよね・・・)

その良い面を褒めて褒めて褒めて褒めたおしていくことで!

本人の自己肯定感や充足感も少しづつ高まってきて、自然と問題行動の方も、さほど注意せずとも落ち着いてくることが多いです(すぐ手が出てしまう子、など粗暴に見える子などに対しても意外と効果的です☆)。

  どうか最低でも二ヶ月くらい、騙されたと思って、叱ることは最低限に押さえて・・・

取り組んでみていただけたらと思いますm(_ _ )m

 

②   伝えたいことは具体的に、肯定的に。


発達に心配のある子ども達は『何度いっても直らない!』と言われることも多いですが、そもそも指示が正しく伝わっていないことが多いのです・・・

『ちゃんとしなさい!』『相手のことを考えなさい!』などの声掛けは、おそらくほとんどの場合が、理解できていないと思います。

 

例えば、落ちたものを口にしようとするとき

『落ちたものを食べない!』ではなく

『落ちたものはゴミ箱に捨てようね』と伝える(肯定文で)

 

集中して座っていられない子に対しては

『ちゃんと座って!』ではなく

『青い椅子に、お昼の時間まで、おしりをつけています』(具体的に。
肯定的に。


など・・・(立ち歩いてしまう子には、環境設定の工夫も必要ですが・・・)

 

③   『共感→代弁→提案で伝える』

すぐにお友達を叩いてしまう子、物を投げてしまう子にも、絶対にその子なりの理由があるはずなのです。
(例え、その理由に相手の子どもや大人は、納得できなかっとしても・・・)

問題行動を起こしてしまったり、動けなくなってしまった時には、本人がある程度落ち着いた状態になってから、

『そうか、不安だったんだね。
』『急に○○ちゃんが近づいて来たからびっくりしてしまったんだね』

(共感) 

 ↓

『自分を守るために叩いてしまったんだね』『壁を作ろうと思って椅子を投げたんだね』

(代弁) 

 ↓

《 落ち着いてから 》

『そういうときは、'助けて!'カードを出そう(そんなカードがあればですが・・・ 汗)』

『先生のエプロンの後ろに隠れたら良いよ』

(提案)

など、気持ちを共感した上で、やるべき正しい行動を肯定的に伝えることで、案外自分自身で回避することも出来るようになっていくかと思います。

 

『こんな甘いことでは!』『叱るべきときにはきちんと叱らないと!』とおっしゃられる方も多いかと思います。

もちろんしてはいけないことを毅然とした態度で伝えることは、とても大事なことだと思います。

ただ、発達に心配のある子ども達は、すご~くすご~くデリケートだったり傷つきやすいことも特性としてあります。
(辛かった記憶や怒鳴られた記憶は、何度もフラッシュバックが繰り返されたり何年も、それこそ一生消えない子ども達も多いです)

また、そもそも『叱られている意味・内容がわからない』ことが多いのです・・・

それなので、本人のわかるやり方で、正しい行動を伝えてあげることが大事になってくるのだと思います。

肯定的に伝えることは、案外発達に心配のある子ども達だけではなく、定型発達の子ども達や、大人同士(案外、同僚・部下に仕事の注意をする際にもすごく効き目があるような気がします☆)に対しても非常に有効だと思うので、何かの折にちょっとでも気を留めてもらえたら嬉しいです♪





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色々と偉そうなことも書きましたが、いつも一番スゴいな、と思うのは子ども自身の持っている力です。
今悩んでいる子ども達の問題は、きっと一年後にはすっかり逞しく成長して、しっかり解決しているのではないかな!! とも思うので、どうかあまり思い悩まないでくださいね。

 

ひなた 山口

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