2017年03月04日

保育士が保護者とのトラブルを回避する方法

◆保育士が保護者とのトラブルを回避するには?



保育士v.s.保護者という構図に陥るのは、言うまでもありませんが......保育士が保護者から反感を持たれてしまったからです。
保護者から敵対視されない保育士になるには、いったいどういう点に気を付ければいいのでしょうか?



保育士が保護者とのトラブルを回避する方法




そのカギは、実際にトラブルが起こる前の普段の保護者との接し方にありました。
ここでは、保育士が保護者とのトラブルを回避する方法についてまとめます。



◆保育士が保護者とのトラブルを回避する方法①一人ひとりとの対話が重要



クラス運営を円滑に進めるには、まず保護者と仲良くなることが大切。
その日1日の保育の様子やクラスでの出来事を毎日きちんとノートに書いたり、クラス便りを毎日発行したり、さまざまな方法で、保護者のみなさんに親しみを持ってもらおうと努力していることでしょう。

それなのに......なぜかイマイチ効果がなく、いつまでもよそよそしかったり、なかなか仲良くなれなかったりすることもあるようです。
いったいなぜでしょうか?


○保護者と仲良くなれない原因とは?

どうして、保護者となかなか打ち解けられないのでしょうか。

それは「保護者」というものを、ひとかたまりで見ていて、常に「保護者のみなさん」という感覚でお付き合いをしているからかもしれません。

たとえば、20人の保護者がいたとすると、いつも「1対20」という関係で見てしまい、保護者一人ひとりとは、誰とも良い関係を作っていなかったということです。

クラスの懇親会などでも、保護者全員と仲良くなるチャンスと、必死で「保護者みなさん」とお話ししようとしているかもしれません。

結果、誰とも仲良くなれていなかったりするのです。

それは、相手が同僚やクラスの子どもたちでも同じことです。
「みなさん、おはようございます」「みんなー、聞いてちょうだい」など、いつも大勢に向かってまとめて話をする感じでいると、結局は誰とも仲良くなれていないものなのです。



○保護者と仲良くなるコツ=一人ひとりと対話すること

相手が20人いたとすると、「1対20」の関係を「ひとつ」作るのではなくて、「1対1」の関係を「20個」作ろうと思えばいいのです。

毎日「保護者のみなさん」に向かって、話をするだけでは、一か月たっても誰とも仲良くなれませんが、一人ひとりの保護者と毎日30秒ずつでもいいので話をするだけで、3日で全員と仲良くなってしまうものです。

たとえば「みなさん、おはようございます」とまとめて話かけるのではなく、「○○さん、おはようございます!」「先日はいかがでしたか?」などと、ひとことずつでも、一人ひとりと話をしてみましょう。

保護者は「みんな」の中の一人ではなく、保育士と1対1の人間関係を持ちたがっているものです。
一人ひとりに話しかけながら、1対1の関係を作ると、あっと言う間に全員と仲良くなれるものですよ。



◆保育士が保護者とのトラブルを回避する方法②褒めるということ



保護者と話をするきっかけは、まず褒めることです。
では、どのようにしたら保護者とうまく話せるようになるのか、一緒に見ていきましょう。



○保護者を褒めてみましょう

保護者会や個人面談、その他イベントことなど、保護者と話す機会はたくさんあります。
そんな時、まずは保護者を褒める言葉から話してみましょう。
そうすれば、保護者は自然と笑顔になり、保護者側からいろいろと話し始め、会話も弾むようになります。

「今日は先生にひとこと言っておこう」と思っていても、「やっぱり今日はやめておこうかしら」などと苦情を遠ざけることさえあるのです。



○人間の心理=褒めてくれた人に好感を抱く

では、どうしてそうなるのでしょう。
人は誰でも、自分を褒めてくれる人には好感を抱くものです。
そして、好感を持った相手には少々の不満点があったとしても目をつぶるようになります。
目をつぶるというよりは、不満点が気にならなくなっていくのです。

自分を褒めてくれる人に対しては、不満点よりも満足点を探すようになります。
毎日、少しずつでもそういったやりとりをしていると、自然と「いい関係」が築け、笑顔でたくさん話し合えるようになるでしょう。



○保護者を褒めるって?具体例提示

まずは、保護者それぞれの褒めるところを探してみましょう。
褒め言葉は「すごい」「きれい」「えらい」「じょうず」だけではありません。
日常のこと、当たり前のことでもいいのです。

元気良くあいさつされたら、「お母さん、いつも元気で明るい声ですね」とか、提出物を持ってきたら、「いつも早く出してくださり、助かります」などと声かけしましょう。
本人は別に褒められたくてしているわけではないことを、あえて褒めるのです。
言われた側は、「え、普段通りなのに」と意外に思い、いつも通りが評価されたことをしみじみ喜べるのです。

本当に感じたことを言っているのですから、決して「お世辞」を言っているとは思われませんよ。
保護者に対して、感心するところやいいなと思うところは、口に出してどんどん褒めてあげましょう。

すぐにうまくいかなくても、見つけて、褒めて、を繰り返していけば、必ず褒め上手になれます。
褒め上手になれば、自然と保護者ともうまくいくことでしょう。
頑張ってくださいね。



◆保育士が保護者とのトラブルを回避する方法③保護者にマイナス情報をいかにうまく伝えるか



保育士は保護者に対して「本当はこんなこと言いたくないのだけれど、言わなくては」といった状況がありますよね。
たとえば、子どもがふざけて園の花瓶を割ってしまったり、けんかをしてお友達にケガをさせてしまったり、写真代が数十円足りていなかったり。

このような話をする時は、顔を合わせたタイミングでいきなり切り出してしまうと、保護者は顔色を変えて次々に反論したり、逆に保育士を質問攻めにしたりと困った反応が返ってきてしまうこともあるでしょう。

では、保護者に対して「言いにくいこと」を伝える時はどうしたらいいのでしょうか。



○人間の心理=いきなり悪い情報を聞きたくない!

人は、驚く話や、悲しくなる話、腹が立つ話など自分のマイナス感情を引き起こすことを突然言われると、その感情を受け入れる準備ができていないことから、激しく動揺してしまうものです。
いきなり悪いニュースを聞くと、素直に「そうですか」とは受け入れられないものなのです。

心理学的に言うと、自我防衛機能が働いて、素直に認めまいとする気持ちが沸いてきて、言われたことに対して否定しようとするのです。

保護者としてみたら、機嫌良く園に来たのに、何の前触れもなくいきなり嫌な話や驚く話を聞かされると、動揺の方が先に来てしまい、素直な反応が非常に出にくく、そんなつもりはなかったのに反論したり、逆に質問攻めに遭わせてしまうこともあるのです。



○良い情報→悪い情報が基本!

保護者に言いにくい話、気分が悪いだろうなという話をしないといけない時には、その話をいきなり切り出さないようにして、まずはお互いに笑顔になるような話をしてみましょう。

たとえば、「○○ちゃんって本当に○○が好きなんですね~。
びっくりするほど△△していましたよ!」など、何でもいいのできっかけを作りましょう。
保護者が、それに対して「そうなんですよ、いつもうちでも~......」などと笑顔になるような話を最初にしましょう。

そしてその話の後、思いついたように「あ、そうそう、実はですね......」と本題に入るのです。

人は、笑顔になっている時は気分が良く、心もおおらかになっているものです。
保育士からの話も素直に聞ける状態になっていますので、いきなり切り出した時とは全然違う反応が返ってくるはずですよ。

いきなり悪いニュースを聞かされると誰でも混乱してしまうものです。
言いにくい話を保護者に伝えなくてはいけない時は、ワンクッションおいて笑顔になってもらってからにしましょう。



◆保育士が保護者とのトラブルを回避するには→普段の対話が重要



保育士として仕事をしていれば、必ずどの保護者に対しても「言いにくいことを言う」場面に直面します。
うまく乗り切るには、やはり保護者との普段の対話が重要。
決して途切れることなく、顔を合わせた保護者とは必ず1対1で笑顔で対話しておくことをおすすめします。

保護者との信頼関係が生まれていれば、トラブルにはならず、お互いにより良い方向へと進むことができるはず!可愛い子どもたちのためにも、保護者との関係作りに心を砕いていきましょう。


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