2017年05月04日

小規模保育事業とは

◆都市圏で急増中の小規模保育所!



2015年に「子ども、子育て支援法」が施行され、小規模保育所が国から認可される運びとなりました。
新たに小規模保育所として運営を始める施設が増えています。




小規模保育事業とは



特に増加しているのは、待機児童問題で困っている都市圏!求人数も徐々に増えているようですが、保育士さんにとって小規模保育所で働くメリットはあるのでしょうか?今回は、話題の小規模保育事業についての特集です。



◆小規模保育事業とは?



まずは、小規模保育の定義や設立の背景など、小規模保育事業とは一体何なのかということをおさえておきましょう。



〇小規模保育の定義

小規模保育事業とは、0~3歳児未満児を対象とした少人数で行う保育のことで、定員は6~19人です。
定員5人以下の家庭的保育、定員20人以上の認可保育所の中間に位置します。

小規模保育施設の中でも職員の配置や規模によって三つに分類されます。



・A型......職員は全員有資格者です。
職員の配置基準よりも1名多く配置されています。



・B型......職員の半数以上が有資格者です。
職員の配置基準よりも1名多く配置されています。



・C型......職員は有資格者でないことがあります。
資格を持っていない場合でも研修などで保育士同等の知識やスキルを持っていると言えます。



〇小規模保育所が認可保育所に!

2015年度より「子ども、子育て支援法」が施行され国の認可事業として位置づけられるようになり、財政支援を受けられるようになりました。
財政支援を受けることにより職員の確保や設備が充実されて質の高い小規模保育施設になることが期待されます。



〇目的は?

施行された背景は待機児童問題の解消を図ることがあげられます。

都市部では、大型の保育所が土地や建物の関係で造りづらいため、ビルの一角や狭い土地でも可能な小規模保育所は大きく期待されています。

また、認可保育所を新設するとなると、自治体による用地確保や施設建築を経て開園するまでに2~3年かかります。
が、小規模保育園の場合は4~5ヶ月程度で開園準備が整うため、待機児童が集中しているエリアにピンポイントで保育所を供給できるという利点があります。

また、核家族化したことによって地域の人同士の関わりが希薄になってきており母親が孤立してしまっています。
地域の人同士の絆づくりにも期待しています。

少子高齢化の現代では、国の子どもにかける予算が高齢者にかける予算より少なくなっています。
このような問題も解消するために新しい仕組みの一環として「子ども、子育て支援法」が施行されました。



◆小規模保育所で働くメリット&デメリット



それではここからは具体的に、小規模保育所で働くことを想定した場合に考えられるメリットやデメリットを挙げていきます。



〇小規模保育所で働くメリット

小規模保育は一人ひとりに手厚く、子どもの発達に応じた質の高い保育が出来るとして、保育士さんに人気がある保育形態です。

一人が担当する子どもの数は少ないですが、その日の活動を臨機応変に変更するなど子どもたちの状況に応じた対応が重要視され、保護者の子育てに伴走する重要な保育です。

また、決まったプログラムを実施するだけでなく、子どもたちの興味・個性に合わせた保育を行い、集団に馴染めない子どもにも丁寧に対応するなど細かなところで裁量を発揮していけます。

当然ですが職員の数も少ないので、顔を見合わせない同僚というのはいません。
お互いに協力し合い、チームワークで乗り切る場面も多々あります。

また、保護者と保育士、保護者同士の距離感も近いので、家族のような、家庭的な雰囲気の保育所が多いです。



〇小規模保育所で働くデメリット

子どもたちに手厚く、自分の保育が出来ることが小規模保育園の魅力ですが、デメリットもあります。

まず一つ目は、保育室が狭いということ。
園庭が無い保育室も多く、お外遊びは基本的に公園という小規模保育園もたくさんあります。

二つ目は、高いスキルが要求されるということ。
小規模保育所では有資格者の配置を少なくすることも可能になってくるため、有資格者が少ない保育所では保育の知識や高いスキルが必要となってきます。
また、やむを得ない事情で仕事を休みたい、というときも、職員がたくさんいれば代わりも見つけやすいですが、職員が少ないとそうもいきません。
保育士の代わりがきかないのもデメリットの一つです。

三つ目は、人間関係が狭いということ。
誰もが良い人で、仕事がしやすい環境、というなら良いのですが、苦手な人がいた場合は大変かもしれません。
保育士同士、保護者、そして、子どもとの関係性が近いのが小規模保育園ですので、多少の人間関係は覚悟しなければならないかもしれません。

その他にも、大人数の子どもへの対応スキルやクラス運営などのスキルが身に付きにくいとも言えます。
また、少人数のためいつも同じ子としか遊べなくなるといった子ども同士の関係が狭くなってしまうことや行事の盛り上がりに欠けることも挙げることが出来るでしょう。



◆小規模保育所で働くということ



待機児童解消のため期待が高まる小規模保育事業。
大規模園に比べ、より一人ひとりの園児や保護者との密な関係を築くことが出来、やりがいを感じるところが多いというメリットがありますね。

反面、だからこそ、求められるスキルは大規模園とは異質のものとなり、より高いコミュニケーション能力や保育スキルが必要となってくるとも言えます。

現在こういった小規模保育所は増加傾向にあります。
怖がらずに若いときから小規模保育所で研鑽を積み、ぜひ小規模保育所の保育士としての高いスキルを身に着けていってほしいと思います。

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