2017年05月07日

保育士の転職先にはどんなところがあるの?

◆保育士の転職先を考える!保育士の資格活かす?活かさない?



保育士が転職を考えた時、大きな選択となってくるのが、保育士を続けるかどうかですよね。
保育士の経験を活かせる職種があるのか、また他の職種にも興味はあるけど保育士からなれるのか、など、職種を考える際には不安も多いことでしょう。




保育士の転職先にはどんなところがあるの?



そこで今回は、保育士の資格を活かした転職先や、それ以外の転職先について可能性を探っていきたいと思います!



◆みんな悩んでいる!保育士の転職先



保育士の仕事を生涯続けたいか、職種を変えたいかを、保育士100人に意識調査を行ったところ、70%が保育士を続けたい、30%が将来的には別の仕事に就きたいと回答しました。

また、保育士から別職種への転職を経験したという人は、回答者の63.2%となっていますが、その半数は別職種を経験後、保育士に転職しており、全体の57.9%の方は再度、保育士として働くことを選択しているという結果が出ました。



◆保育士の資格を活かした転職先



まずは、保育士の資格を活かした転職先についておさえましょう。
こちらのほうは、保育士資格という強みがありますから、お互いの条件さえあえば比較的容易に再就職可能なところもあります。



〇保育士の転職先①新設保育園

開園して1年経っていない新設保育園への転職は保育士さんの間でも人気です。



・新設保育園で働くメリット

新設保育園の場合、保育園での行事をイチからすべて作り上げます。
既存の保育園であるような慣例を気にしなくていいので、自由な発想でイベントを作り上げることができるでしょう。
もちろんその分作業量は多く、ハードな準備となるはずですが、やりきった後の達成感はひとしお!
また、職場の人間関係も全員が一からのスタートなので、良好な人間関係を作り上げやすいと言えるでしょう。
それは保護者との関係性においても同様で、既に存在する保護者の特性・関係性をすべて把握するところからスタートする、なんて面倒は必要ありません。
実際に、保護者と保育士との関係性が良好という新設保育園は多いのだそうです。

さらに、やっぱり嬉しいのは施設が新しいということですね。
不要なものも少ないでしょうから、整理整頓に悩まされることもありません。



・新設保育園で働くデメリット

もちろん新設保育園ですと、トラブルに対するノウハウがなかったりしますから、その都度大変な苦労をする場面もあるでしょう。
体力的にも時間的にも、既存の保育園よりも厳しくなりがちです。



・新設保育園の求人

新設保育園の場合、新年度の4月からオープンすることがほとんどですので、その時期にあわせ、10月からそういった新設保育園の保育士求人が増えてきます。



〇保育士の転職先②時間外保育士

早朝保育、延長保育をメインに働く時間外保育士。
クラス担任などは持たず、あくまで正規保育士たちの補助的業務にはなります。
メインのお仕事は園の内外の掃除や、食事やお昼寝の準備、片付け、洗濯、事務作業など。



・時間外保育士のメリット

時間外保育士は基本的にパート勤務となりますが、時給は高めです。
都心では時給1200円前後など、高時給なところも。
また、時間外保育士はフルタイムで働く正規雇用の保育士とは違い、短時間勤務となるので、家庭の事情などを優先出来ます。



・時間外保育士の求人

時間外保育士は基本的にパート勤務です。
保育士資格は不要ですが、有資格保育士が優遇されるのは当然です。
職場によっては最低限の子育て経験を求める場合もあるようです。
時間外保育士の他に、保育補助員、臨時保育士、非常勤保育士というような呼び方がありますが、必要な資格や経験、勤務時間や業務内容は保育施設によって多様です。

はじめは非正規雇用でも、実際に現場に入り保育を経験することは、正職員を目指すための大きな武器になります。
時間外保育士の求人は、認証、認可、認定、認可外、託児所、等の私立保育園以外にも公立保育園の募集も多くなってきていますので、チェックしてみてくださいね。



〇保育士の転職先③事業所内保育所

事業所内保育所とは、事業主が主として従業員のために事業所の敷地内、事業所の近接地、従業員の通勤経路、従業員の居住地の近接地で設置・運営する保育施設のことです。
そのスタイルは、一般的な保育所とやや異なりますので、まずは「事業所内保育所」の定義をおさえ、そこで働くメリットなどを考えます。



・事業所内保育所にはどんな種類がある?

企業内保育所は、その設置・運営によって、下記の4つに分類されます。



1.単独利用型:単独企業で設置・運営。自社の従業員の子どものみ対象。

2.地域開放型:単独企業で設置・運営。自社従業員の子どもと地域児童が対象。

3.共同利用型:単独企業で設置。近隣企業と共同利用。

4.共同設置型:複数の企業で費用負担をして設置・運営。



・事業所内保育所で働くメリット

事業所内保育士の給与については、施設運営の企業規模によって大きく異なり、雇用形態も正社員、契約社員から派遣社員、パート、アルバイトまで様々ですが、母体の企業規模によっては、高い年収を得られることも!給与形態や福利厚生もしっかりしており、資格手当の他に特殊業務手当や住宅手当、交通費全額支給なども付き、保育士の待遇も良くなる傾向にあります。



・事業所内保育所の求人

一般的な保育施設に比べ、まだまだ数が少ない事業所内保育施設ではありますが、2015年の政府の支援対策により、今後の施設増加、新規の人材募集が期待されています。
運営が大手企業の場合は、求人が出ても、すぐに締め切られてしまうことが多いので、定期的に求人情報をチェックしてみてくださいね。



〇保育士の転職先④保育ママ

保育ママとは、仕事などで保育ができない保護者に代わって、主に自宅で3歳未満の子どもを有料で預かる保育者あるいは保育施設のことを指します。
待機児童問題を解消する一つの方法として注目されています。



・保育ママとして働くメリット

保育ママの収入は様々な補助金が自治体から支払われています。
保育所などと異なり賞与等は発生しませんが、自治体の補助があるので整備補助などがなかった場合もある程度の収入が見込めます。

また、少人数は目が届きやすいので、多くの子どもを見るのは大変という方には働きやすい制度でしょう。
集団保育ではなくなりますので、風邪や感染症といった心配も減ります。



・保育ママとして働くデメリット

自宅での仕事になるため、仕事と自分の時間の境が難しくなることや、責任の重さ、保育に関する十分な経験と知識が必要です。
事故例なども報告されており、命を預かることの責任は重大です。



・保育ママの求人

今回は足立区を例にとり、条件を見てみましょう。
各自治体により制度は異なりますので、ご注意ください。

足立区で開業するには以下のような一定条件を満たす必要があります。



1.子育てに熱意と愛情をお持ちの方。

2.子どもを育てた経験がある、または保育士・看護師資格、幼稚園教諭免許がある、または保育所等の施設で三年以上働いた経験のある方。

(2010年から資格がなくても、同等の能力があれば保育ママとして働けるようになりました)

3.区内に居住する心身ともに健康な満25歳以上62歳以下(開業日現在)の方。

4.同居親族に就学前の児童がいないこと、かつ看護・介護の必要な方。

5.他に職業を持たず、子どもの保育に専念出来る。

6.自宅または足立区が適当と認めた場所において、お子さんを預かる間、保育室として使用出来る9.9平方メートル(6畳)以上の部屋がある。

7.ペットを飼っていない。



保育ママも、保育士と同じく「子どもの命」を預かる仕事であることは変わりありません。
厳密な審査に通った方が、保育ママになることができます。

保育ママ制度は、地域によって体制が異なりますので、開業を考えた際には自治体に要項をしっかり確認しましょう。



〇保育士の転職先⑤施設保育士

施設保育士とは、児童福祉施設の内保育所(児童福祉法第39条、以下同)以外の施設で働く保育士のことを指します。

今回は乳児院・児童養護施設・重症心身障害児施設の3つを取りあげます。



・乳児院・児童養護施設で働くということ

乳児院・児童養護施設は原則として、保護者の病気や死別、離婚などで子どもを育てることが難しくなった場合など、何らかの理由で保護者のもとで生活することができない子どもたちを育てる施設です。

乳児院には1歳未満~小学校入学前の子どもがおり、児童養護施設には1歳以上~20歳未満の子どもたちがいます。

保育士の業務は児童福祉法(第18条4)に「専門的知識及び技術を持って、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」と定められています。

乳児院や児童養護施設は、入所施設のため昼夜を問わず子どもたちの生活を支える必要が出てきます。
24時間態勢で勤務に携わらなければならない点において、通常の保育士と施設保育士は異なります。

乳児院においては乳児の養育そのものが求められ、児童養護施設においては子どもたちの生活と自立の支援を行う役割も求められます。



・重症心身障害児施設で働くということ

重症心身障害児施設にいる子どもは、重度の知的障害と肢体不自由を併せ持っており、障害程度がともに重度であるため、精神面・行動面における発達遅滞が見受けられるため、自立が難しく、日常生活全般に渡って介護を必要とします。

保育士は児童指導員とともに、子どもの日常生活全般を支えています。
この中で1番重要とされている仕事は、入所している児童に対する心のケアです。
長期入所する場合が多いため、情緒面や精神面、遅れをとっている知能や生活習慣の習得などへのケアが大切であるので、この部分が保育士の重要な役割となっています。

また、症状が軽くなれば子どもの食事、排泄、睡眠、着替えなど日常生活へのサポートや指導が中心となり、子どもが持つ興味や能力を見付けだして支援し、施設内の環境整備や改善などを行います。

ここで勤務する保育士は、保育に関する知識はもちろん医療に対する知識など多岐に渡る知識が必要になります。



〇保育士の転職先⑥その他

上記以外にも保育士の資格を活かして下記のような転職先が考えられます。



1.幼稚園教諭(保育業務全般):幼稚園教諭資格を持っていない場合は、資格取得のために準備や資金が必要となります。



2.学童保育(子どもの世話・多くの子どもを同時に見る・体力・ことばかけや傾聴の姿勢・歌や遊びの経験):対応する子どもたちの年齢が異なるので、接し方などを学ぶ必要があります。



3.特別支援学級の介助員(子どもたちのお世話・発達障害等に関する知識・歌や遊びの経験):教員免許等が必要な場合もあります。



4.ベビーシッター(保育業務全般):企業に所属しない場合には、保険加入などの必要性があります。
勤務先も様々です。



◆保育士としての経験は何よりの宝物!


保育士の資格を活かした転職先と、保育士の資格を使わない転職先をピックアップしてお届けしました。
実際、保育士のお給料はまだまだ低く、過酷な労働環境であることは否めません。
また人間関係の疲労など、どうしても転職しなければならない状況に陥っている方もいらっしゃることでしょう。

転職はとても勇気がいることだと思います。
しかし、保育士として頑張った今までの経験は何よりの宝物!あなたの財産です。
自信を持って自分が望む場所へと旅立ってくださいね。

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