2017年06月05日

保育士の転職~良い求人の探し方~


「思っていた職場と違う」「もっと○○したい!」
保育士さんに限らず、転職では「職場と理想の不一致」が多いもの。
転職には大きな労力や気力を使うだけに、せっかく働き始めたのに理想と違ったり、もやもやした気持ちで働くのは残念ですよね。
後悔しない転職のためにも、一人ひとりにとって「良い求人」を見つけるポイントをいろんな切り口から紹介します。


まずは自分の重視するところをしっかり決める


保育士さんが転職を考えるにあたっては、まず自分自身が保育の中で「理想とすること、重視すること」を考え、決めたうえで求人を見ていくことが大切です。


求人を探すときに、よく見られるポイント


・園の方針・育内容に共感できるか


・給与・待遇、手当て面を求めるのか


・お休み、ワークライフバランスを重視するのか


・職場の環境や、良好な人間関係が大切か


保育士の転職では、給料や手当て、ワークライフのバランス、職場の環境や保育園の方針、重視するポイントは沢山あります。
行事を大々的に多く実施している保育園であれば、残業や持ち帰りの仕事が多くなるでしょうし、都心部の保育園であれば、延長保育の時間が他園より長くなるということが考えられるので、帰宅時間も遅くなるでしょう。
自分が希望する保育園に転職・就職するためには、保育園の方針や特徴、雰囲気といった情報をできるだけ多く得ることも重要です。
自分のニーズに合う求人を見つけるために、しっかり情報収集をしていきましょう。



ブレない方針が良い転職につながる


求人をたくさん見ていくと、自分の決めた方針がブレやすくなることもあります。
絶対に譲れないポイントはおさえておきましょう。
つい「自分の理想とは違うけれど、給料も悪くないし、良いかな......」と思ってしまいがちですが、あとあと、自分の理想と合っていない点がネックとなり転職を考える方も多いので、気をつけたいところ。
就職や転職の失敗を防ぐには「自分の気持ちを理解すること」が何より重要なのです。


求人票はここを見よう!



求人サイトや、学校に貼り出されている求人票にはさまざまな情報があります。
保育士さんが良い転職先を探すためには、どこを見ればよいのでしょうか。


給料・手当



求人を見る際に、一番気になるのはやはり給与面です。
特別に記載がない場合は、給与は「額面」でも記載がされています。
これは、記載から20%程度は健康保険料や年金料、雇用保険料で引かれるということです。
記載の仕方も園によって様々で「基本給・固定給・月給」などがあるので知識を付けておきましょう。
正規職員の場合は、賞与の支給の有無や、年間で何か月分なのかも確認しておきましょう。

また、残業代の記載には要注意。
「みなし残業手当」「固定残業手当:時間分」のような記載がある場合、これは最初から固定給に一定時間分の残業代が含まれていますので、注意が必要です。


雇用形態


保育士さんの転職では「どんな雇用形態であるか」は、お仕事の内容にかかわる重要な点です。
保育士の雇用形態には。大まかに下記の四種類があります。



■正規職員・正社員


いわゆるフルタイムで働く保育士さんです。担任などを持つことが多く、園の保育の中核を担います。
その分、待遇的には一番恵まれており、給与に加えて賞与などが支給されるケースが多くなっています。


■契約社員・嘱託


あらかじめ契約期間を限定して働くかたちで、例えば1年ごとに契約を更新するケースがあります。
園によっては担任クラスを持つこともあるようです。


■パート


時短勤務や曜日を限定した働き方で、時給での募集が多いようです。
結婚後や子育てがひと段落した後、職場復帰する保育士さんなどが、こうした柔軟な働き方を選ぶことも多いです。


■保育補助


まだ保育士資格を持っていない人に、アルバイトなどで補助的に手伝ってもらうケースなどです。
未資格者でも保育施設の勤務実績にカウントされるため、保育士試験の受験などの際に有利になる場合があります。



所在地・通勤時間



所在地や最寄りの駅はどこで、自宅からの通勤時間はどれぐらいかかるのかも重要な点です。
早番・遅番のあるお仕事ということを考えると、自宅から30分以内で通勤できる場所が理想的ですね。
バイク・マイカー通勤の可否についても、チェックしておきましょう。


施設形態


2015年の子ども・子育て支援新制度がスタートして以来、認可保育園以外にもさまざまな施設形態が広がりました。
それぞれの施設で、定員や預かる子どもの年齢にも違いがありますので、よく理解しておきましょう。



■認可保育園


認可保育園は、最もポピュラーなタイプの保育園です。
保育士の人員配置や、子ども一人あたりのスペースが厳格に決められています。
ただし、園庭の有無やそれぞれの年齢の定員などは園によって異なります。


■小規模保育園


2015年にスタートした新しいタイプの認可保育園で、
0~2歳児のみ、定員は19人以下と定められています。
園児の定員も少ないため、職員数も多くありません。
また、比較的簡単に設置できるため、テナントやビル内の保育園も珍しくありません。


■企業内保育


主に企業の従業員の福利厚生のために、事業所内もしくはその近隣に設置されている保育園です。
地域の子どもも受け入れる枠が設定されたことで、近年は国の補助も拡大しており、認可保育所なみの人員配置を実現している園もあります。


■病児保育


熱や風邪などの病気にかかった子どもを、臨時的に保育するのが病児保育です。
小児科病院などに併設されている「施設型」のほか、ベビーシッターのように利用者の自宅で保育する「訪問型」があります。


■認定こども園


幼稚園と保育園の両方の性格を持った施設で、保護者が働いている・いないを問わず、子どもを預かるのが特徴です。
子育て新制度開始以降、全国的に増加しており、その多くは幼稚園や保育園から移行したものです。
認定こども園では、幼稚園教諭と保育士の両資格を持っていることがのぞましいとされており、これを「保育教諭」といいます。
認定こども園では、保育園と同じくシフト制の労働時間をとっている園が多めです。



社会保険



求人票ではよく見かける「社会保険完備」という記載。
この社会保険は雇用保険・労災保険・厚生年金保険・健康保険の四種類のことです。
社会保険完備の記載がなく、完備されていない場合は、国民年金や国民健康保険などに別途加入が必要な場合もありますので、きちんと確認しましょう。


就業時間・休日など



ここでは、勤務時間や、お休みがどれぐらいあるのかを確認します。
多くの園ではシフト制で、早番ともなれば、朝7時ころから出勤している人も少なくないでしょう。
ただしこの労働時間は、保育園により多少の増減はあります。
「仕事漬けの毎日ではなく、もっとプライベートを楽しみたい!」という保育士の方は、労働時間が短くなることを優先条件として探してみましょう。

また、お休みについては「週休2日」や「土日休み」かどうか、「有給休暇(有休)」がどれぐらい取得されているのかもポイントです。

園によっては土曜日も開所しており、もし出勤した場合に、代休がどれぐらい取得できるのかを確認しましょう。

有給休暇は、一定以上の時間働いた人に必ず与えられる権利ですが、実際に取得しやすいかどうかは、園によって異なります。
有休が付与される日数も園により異なりますが、おおむね年間10日といったところが平均的です。


残業のしくみは?



「就業時間」欄の「時間外」という項目に、月の残業時間が記載されていることもあります。
ただし、これはあくまで目安であることが多く、実際の残業時間は保育園によりさまざま。
実際の残業の程度を確かめるには、直接問い合わせるか、転職サイトを利用している場合は、担当のコンサルタントに相談する、という手もあります。
また、残業手当があるかなども把握したいところですね。

特に、家庭の事情などで残業が出来ないという場合は、あとでトラブルにもなりかねませんので、面接の際には必ず伝えましょう。
近年は、せめて残業時間だけでも減らしたい、と考える方も増えています。
そのため、勤怠状況をきちんと管理し、残業の削減に取り組んでいる保育園の求人が人気を集めています。


試用期間と待遇



試用期間と、その期間中の待遇も重要なポイント。
「入社後2ヶ月間は試用期間となります」などの記載がある場合は、試用期間中の雇用形態や各種条件が、正式入職後とは大きく異なる場合があります。
求人票に記載がない場合は面接時などに、試用期間中の条件を必ず確認しましょう。

また、「有期雇用」という試用期間中の雇用形態の場合は、更新されないこともあります。
正規職員への登用の可能性があるのかをきちんと確認しておきましょう。


保育園のウェブサイト、ブログも見てみよう



良い転職先を見つけるためには、求人サイトだけでなく、保育園のホームページやブログを見ことも重要です。
子どもたちの実際の保育など、園の様子をブログやSNSで発信している園も増えています。
現場の先生が更新していることが多いため、職場としての園の雰囲気が伝わってきますよ。
複数の保育園のパンフレットを取り寄せて比較してみることもオススメします。


見学や保育参加で雰囲気を知ろう



また、候補に挙げた保育園へ見学に行ってみたり、保育園の説明会に参加し、見て回るのもいいでしょう。
一番良いのは、実際に実習や保育に参加させてもらうことです。

こうした生きた情報を集め、保育園がどのような方針の保育をしているか、また、実際に働いている保育士同士の雰囲気などを知ることが大切です。
実際に就職した際に「思っていたのと違った!」ということが少なくなりますよ。


こんな見方はやめよう!選び方の悪い例



・自宅からの距離が近いという利便性だけを見る


・他の施設と比べて高額、という給与面のみを見る


・知人や友人の紹介で、保育園の情報を知らないまま決める



良い求人の探し方を紹介してきましたが、
以上のような理由で、安易に就職先を決めてしまうのは、おすすめしません。

また、気を付けておきたいのが、常に求人を出している保育園です。
新規開園や規模の拡大で募集しているところは別にして、
いつでも求人募集があるということは、それだけ離職率が高いということも。
人間関係がうまくいっていない、残業が多いのに残業代が出ない、仕事量が多いのに待遇が悪い、といった問題がある可能性もあります。


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