2017年08月21日

ノルウェーの保育


ヨーロッパ最北の地、ノルウェー。漁業先進国であるノルウェーでは、子ども達の水産物摂取を促進するため、保育の現場で"魚食教育"が強化され始めています。
今回は、そんなノルウェーの保育事情についてご紹介します。


ノルウェーの保育



ノルウェーの魚食教育プログラムとは



日照時間の短いノルウェー。
子どもの発育にとって、注意しなければならない点があります。それは、「ビタミンD不足」。


ビタミンDは歯や骨を作るのに必要な栄養素。
日々成長する子どもにとっては特に重要で、必要とされるビタミンDの推奨量はなんと大人の2倍とも言われています。
日本の保育園・幼稚園で多く取り入れられている「肝油ドロップ」も、このビタミンDを補う目的があります。


ビタミンDは食物からの摂取の他に、日光に当たれば体内で生成されますが、
年中曇っている北欧に位置するノルウェーでは、ビタミンDを体内で生成するのに必要十分量の紫外線を浴びることがなかなか難しいようです。
特に冬場ともなると、一か月の日照時間合計が「約15時間程度」しかないこともあるようで、日本に暮らす私たちからすると驚きの短さですよね。


さらに、ノルウェー国内の食卓調査によると、ビタミンDを豊富に含む「魚」の摂取量が、4歳児において十分ではないことが判明したという事もあり、
ノルウェーは国家を上げて魚食教育プログラムである「Fiskesprell(フィスケスプレル)」を推進することとしたのです。


「Fiskesprell(フィスケスプレル)」とは


2007年より、ノルウェーの国家プログラムとして、魚の食育普及を目的に開始されました。
漁業先進国のノルウェーですが、食卓のメインはお肉料理になりがち。
魚介類の消費量も、世界ランキングで見ると、日本が5位なのに対して、ノルウェーは10位です(2012年時点)。


そこで、国家を上げて幼少期から魚を食べることを推奨することで、自国における魚介類の消費を増やしたり、健康増進をはかる目的で開始されました。
国民が健康になることで医療費が抑えられる事が予測される為、将来的に国全体の福祉費用を軽減するという狙いもあるようです。


将来につながるノルウェーの食育



「Fiskesprell(フィスケスプレル)」による、魚食教育が進むノルウェー。
とある保育園では、「サーモンのオーブン焼き」等のメニューを、子ども達自身で料理して食べる、という料理教室が開かれたそうです。
目的は、幼児期に魚の調理を経験することで「魚を食べる」事を身近に感じてもらう、とのこと。
確かに、魚料理は少し面倒なイメージがありますよね。
子どもの頃から親しんでおくことで魚を調理することへの抵抗がなくなれば、健康面でもメリットが大きいのではないでしょうか。
3歳以上の子ども向けに、台所や料理セットが準備されている施設もあるそうです。将来、豊かな食生活を送るためのスキルが身につきそうですね。


特集コラム一覧

  • カリスマ保育士・てぃ先生の園長見習い中
  • LET'S PLAY!世界の保育とゲーム
  • 保育がもっと楽しくなるコラム
  • 明日から使える!あそびコーディネートのコツ
  • 保育のあるある!ゆるり〜ホッと〜相談室
  • 保育士おとーちゃんの・保育の力って何だろう?

オススメの保育士求人

    • アルタベビー三橋園

    • 保育士、その他
    • 正社員、パート
    • どうぞのひろば、ベビーぽけっと松風台、みたけ台幼稚園、(仮称)シャルール保育園

    • 保育士
    • 正社員
    • アルタベビー田無園

    • 保育士、その他
    • 正社員、パート
    • アルタベビー浦和園

    • 保育士、その他
    • 正社員、パート
    • アルタベビー滝野川園

    • 保育士、その他
    • 正社員、パート
    • アルタベビー流山園

    • 保育士、その他
    • 正社員、パート