2017年08月16日

保育士に英語は必要?英語を活かした保育園で働くには?

保育士に英語は必要?そもそも保育を英語で何て言う?

英語を活かしながら子どもと触れ合う仕事をしたい人へ



国際化の流れに沿って、小さいころから英語に親しむことで英語の早期習得を目指す保育園、インターナショナルスクールが人気です。
英語を活かしながら子どもと触れ合う仕事をしたい保育士さんも増えているのではないでしょうか。
こういった外国語を活かせるような保育園で働くために、必要な英語の検定や資格、働くメリット、そもそも保育士の英訳、読み方や発音は?というところから考えてみました。


そもそも保育士って英語でなんて言うの...?


外国語に対応した保育園が増えていて、保育士さんも英語を使うということですが、そもそも「保育士」という仕事は英語でなんというのでしょうか、調べました。


保育士は英語で"nursery school teacher" または"daycare teacher"


検索エンジンで保育士の英訳を調べると、トップで出てくるのが"childminder"
しかし、オクスフォード辞書ではこの"childminder"は、ベビーシッターのような「在宅で小規模な保育をする人」を示しています。
いわゆる、保育園で子どもを預かる「保育士」の英訳は"nursery school teacher"(ナーサリースクールティーチャー)、
"daycare teacher" (デイケアティーチャー )が一般的です。

日本の教科書や単語帳でよく見かけるのは"nursery school teacher"ですが、実際にこの二つの単語をGoogleで調べてみると、前者はイギリスのサイトで281万件、アメリカで 308万件の検索結果が出ました。
一方で、"daycare teacher"は2230万件でありこちらのほうがよく使われているようです。

この二つの単語には若干の意味の違いがあります。



"daycare"は日本語でいう「託児所」です。乳児を受け入れたり、夜遅くまで預かっているイメージで、お金はかかりますが、女性が積極的に働くアメリカやイギリスでは利用されることが多いようです。
また、日本語の「デイサービス」としての使用例もあるため検索結果が多かったのでしょう。
"nursery school"は3歳児から5歳児程度という目安で、一定の時間まで預かる「保育園」というイメージのため、日本語の保育園を表すのは"nursery school"が多く、英訳も"nursery school teacher"が「保育士」の英訳として使われています。

その他の関連用語としては、幼稚園はkindergarten, 保育園はnursery school, daycare center, child-care center, 幼稚園と保育園を両方を表す単語でpre-school があります。



保育のことはearly childhood education and care(略してECEC), nursery, daycare, child-care, と表します。


保育士も英語ができなくてはいけない時代?



保育士さん自身が、今後は英語が必要となるのでしょうか?
その前に、まずなぜ今、保育に「英語」を導入する流れが盛んになってきたのかを確認しておきましょう。
そのわけは、小学校教育で英語が必須になっていることにあります。


教育の国際化...小学校で英語が「教科」に!



国際社会に対応できる人材を育てるため、2016年に文部科学省は「英語教育の強化」を盛り込んだ、新しい学習指導要領を発表しました。
現在も小学5・6年生は英語の授業がありますが、2020年からはさらに小学3・4年生に前倒しし、5・6年生は成績がつく「教科」としての英語の授業が始まります。
このような状況の中、早期から英語に触れて英語を習得しやすくするため、英語を使った遊びや歌を導入する保育園が増えたり、インターナショナルスクールの人気が高まっています。


英語教育をする保育園の増加...千葉県松戸市の英語教育の取り組み



英語教育を推進する流れを受けて自治体で英語の早期教育を進める取り組みもあります。
千葉県松戸市では2016年から、市内の公立保育園、全17か所において、ネイティブによる英語遊びを取り入れています。
ゲームや歌で英語に触れる機会を増やすことで、子どもたちの豊かな人間関係をはぐくみ、国際社会に対応できる人材を育てる目的で始まった、全国初の取り組みです。
小学校の早期教育をはじめ、早くから英語に慣れ親しむことで英語を使える人材を育てようという取り組みが保育園でも始まっています。


英語を使う保育園で働くためにはどんな資格・検定が必要?



保育士として、英語を活かせるような職場で働きたい時に、自身の英語能力を証明するために便利なのが資格や検定試験です。どのような資格・検定試験があるのかみてみましょう。


英語力を証明する資格・検定...英検、TOEIC,TOEFL



英検は広く認知されていているため国内の英語力の証明には便利でしょう。TOEICは一般企業で働く社会人の英語基準にも広く使われています。問題数も多いため英語に関する多くの知識が求められ、スピーキングやライティングの問題数も英検より多くより実用的でしょう。TOEFLは日本国内の認知度は低いですが、リーディングやリスニングに点数配分が偏ることなく、総合的な英語力の証明になります。

これらの資格は点数や階級で能力が表されるため、英語での教育を実施している保育園では、採用の条件として用いる保育園も多いです。


保育士さん専門の英語資格...「保育英検」



保育園での英語教育が広まる中で、保育士さんの英語能力を証明するために2010年から始まった検定試験が保育英語検定です。
保育の現場で、子どもに対する英語での対応や英語で話す親御さんとのコミュニケーションができる人材を増やすために作られました。
英検のように階級があり、保育現場で対応できるよう、内容も赤ちゃん言葉や幼児言葉の英語に重点を置いています。現場で必要になる実用的な英語能力の証明となる、まさに保育士さんのための英語検定です。


インターナショナルスクール・英語教育をしている保育園で働くには?



英語を活かして働きたい保育士さんの選択肢としては、インターナショナルスクールと英語教育をしている保育園の二つがあります。
それぞれどのような条件が必要で、どのようなメリットがあるのでしょうか。


インターナショナルスクールで働くために



インターナショナルスクールとは、主に国内に住む外国人のための教育機関です。
インターナショナルスクールでは国際的な教育を導入しており、英語を日常会話として使います。
英語に日常的に触れることで、お子さんの英語力を伸ばしたいと考え、あえてインターナショナルスクールを希望する日本人の親御さんも多いです。

保育士としてインターナショナルスクールで働くためには、英語でコミュニケーションがとれる能力が必須です。
英語での教育経験がある人、留学経験のある人などネイティブ並みの英語力を持っている人を優先的に採用するところが多いでしょう。
一方、保育士の資格がなくても、教育に対する熱意を重視して保育者を採用している職場が多いです。


英語教育をしている保育園で働くために



インターナショナルスクールで働くほどの英語力はないけど、英語を使って働きたいという保育士さんにおすすめなのが、英語教育を導入している保育園です。
もちろん、レベルの高い保育園では英検2級以上や、TOEIC600点以上などの検定資格を条件にしていますが、一方でクラスはネイティブの保育士さんとペアになってクラスを持つので、日常会話レベルの英語が話せればいいという園もあります。こういった保育園では保育士向けに英会話教室を実施している園もあり、「英語が好きだけど話すのには自信がなくて...」という保育士さんでも無理なく働けますね。


英語を使って働くメリット



英語を使って働くメリットとしては、自身の能力や経験を活かせることです。昔から英語が得意だった、英文科を卒業して保育士になった、海外経験があり英語が話せる、という人の場合、普通の保育園に勤めると、英語能力や海外経験が無駄になってしまうような感じがするかもしれません。

でも、日常的に英単語を使うインターナショナルスクールであれば、日本に居ながらにして英語を使うため、自身の英語力が衰えることはありません。
また、英語教育をする保育園で働くと、好きな英語を使って、子どもたちに英語の魅力を伝えることができます。


こういう人はインターナショナルスクールに向いている!



英語は子どもたちにとっては未知のことばです。英語を取り入れる保育園で大切なのは、学校のように「知識」を伝えることではなく、他言語に多く触れることで、楽しんでもらうことです。
いきなり英語という異文化に触れた時、子どもたちは様々な反応を見せると思います。英語を楽しんでくれる子どももいれば、しり込みしてしまう子どももいるでしょう。その中で、一人ひとりの子どもをしっかり見つめてあげて、子どもたちが苦手意識をもたずに、楽しめる環境を作ることができる人が、英語を活かして働くのに向いているでしょう。


保育園での英語教育のこれから



英語遊びや、早期教育をする保育園はこれからも増えていくでしょう。
小学校での英語学習を有利にするために、早くから英語に触れさせたいという保護者のニーズが高まっているからです。
「保育英検」もその流れで登場したものです。

一方で、保育士に英語が必修となるかは、一概には言えません。
松戸市の例では保育士さんが主体となって英語遊びをするのではなく、ネイティブの先生が教える時間を作って取り組んでいました。
私立園のケースでも、外部講師を招いた英語の時間に、保育士も参加する、といったケースがまだ大多数でしょう。

ですが、国や自治体、教育の流れを受けて、保育士さんが英語を使う職場は、確実に増えていきます。
そのため、英語が得意だったり、外国語が好きな保育士さんが自身の能力を活かして働くことができるようになるでしょう。

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