2016年04月06日

待機児童とは

「待機児童」とは、子育て中の保護者が保育園に入所申請をしているにもかかわらず、保育園に入所できない状態にある児童のことをいいます。


主に都市部で、そして主に3歳未満の子どもにおいて問題が深刻化し、社会問題に発展しています。



保育士ならば当然知っていてもおかしくない言葉ですね。



今回は待機児童について、詳しく見ていこうと思います。



待機児童数はどれぐらいなのか


厚生労働省の発表によると、2015年4月1日時点での待機児童数は全国で2万3167人だそうです。


2014年4月1日の発表では2万1371人だったので、待機児童数は直近では増加してしまっています。



2014年までは4年連続で減少していたのですが、2015年に関してはその4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしたことにより


保育園利用希望者が約13万人近く増加したため、新制度下の受け皿にはおさまりきらず、結果待機児童数が増えるという結果になってしまったようです。



待機児童問題の原因は?


少子化が進んでいる現代において、待機児童問題が解消されないのは、下記の2点が主な原因ではないかと言われています。



①共働き世帯の増加


待機児童の問題が深刻化している3歳未満の子どもについては、かつては大半の女性が専業主婦だったために、基本的に自宅で世話をすることが可能でした。


しかし景気の悪化によって男性の年功序列型の賃金制度が崩れたり、非正規雇用が増えたり...


そのせいで女性は専業主婦を辞めて働かなければならなくなり、結果保育園に入園させようとする子どもの数が増えてしまったのです。


保育園の数は変わらないのに、入園希望者が増えたことが、待機児童を増加させている原因の一つです。



また、(これは断じて悪いことではないのですが)女性の社会進出も原因の一つですね。


産休・育休期間が終われば、子どもを保育園にあずけてまたバリバリ働きたいという女性が増えていますし、そういった女性を支えるための保育園の数が足りていないというのは、非常に悲しい現実です。



②保育士不足


これだけ待機児童の問題が取り上げられていれば、保育士の数も一気に増えそうなものですが、


その仕事のハードさとお給料の低さゆえに、一気に増えるなんてことはそうそう起きそうにありません。


保育士の資格を持っているにも関わらず、この理由で別の職業を選択する人も多く存在しています。


保育士が足りなければ、当然ながら保育園も経営が成り立ちません。保育士不足を解消するための労働条件の改善・賃金の上昇は、急務な課題といえるでしょう。


 


いかがでしたか?


政府は2017年までに待機児童をゼロにするという目標を掲げており、


実際、約40万人分の保育の受け皿を用意するよう、地方自治体への支援に力を入れています。



問題は山積みですが、早く待機児童問題が解決し、保護者も子どもものびのびと暮らせる時代になるといいですね。

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