2016年06月17日

家庭的保育事業

「家庭的保育事業」とは、保育者の自宅や、保育のために借り上げている保育室にて行われる小規模の異年齢保育のことを言います。
 2010年から、児童福祉法の中で保育事業の一つとして位置づけられ、保育所と連携を取りながら共に地域の子どもたちを守っていこうという役割を担っています。

2015年からは「子ども・子育て支援新制度」の中で新たに創設される「地域型保育給付」の対象となる「地域型保育事業」の一環として地域に密着した小規模保育を担うようになりました。これを機に、実施側の自治体・保育者、それを利用する保護者の増加が期待されます。家庭的保育事業は、保育所の待機児童減少を目的として始まりましたが、現在では人口減少地域での保育需要の一つとも捉えられるようになりました。子ども1人ひとりにきめ細かな保育を行うことが第一の利点と言えるでしょう。


・家庭的保育事業の特色


・家庭的な環境の中での異年齢保育


安全面で十分な配慮が行われた専用の保育室で、異年齢の子ども達が兄弟のような関係を築きながら共に成長していきます。



・1人ひとりに応じたきめ細やかな保育
 少人数保育のため、1人ひとりの発達状況や性格、興味や関心、体質やその日の体調等に応じてきめ細かな対応が可能です。
マンツーマンに近い状態での保育のため、1人ひとりの成長に合わせたアドバイスを行います。

・いつでも同じ保育者が対応
 お部屋も保育者もいつも同じなので子どもと保育者との愛着関係が形成されやすく、保護者との信頼関係も緊密なものになります。
 「もう一つのお家」のような感覚で安心して過ごせます。

・家庭的保育事業を行うには
 家庭的保育事業を行う保育者を「保育ママ」と呼び、「保育ママ」になるには各自治体の認定を受ける必要があります。
 基本は保育士・看護師・幼稚園教諭などの資格を持っているという条件がある場合もあります。2010年からは認定条件も緩和され、無資格でも各自治体の行う認定研修(講習・実技)を受講し、認定を受ければ保育ママとして開業することが可能な地域もあります。
 年齢は25歳から60歳くらいが多く、未就学児や介護・看護が必要な方が家庭内にいないことも条件に含まれています。


・事業内容の詳細



・子どもの定員
 1人の保育者につき乳児が3人までと決められています。
 ただし、保育ママが「家庭的保育補助者」と共に保育を行う場合は、5名までお預かり可能になります。
 「家庭的保育補助者」とは、保育ママのもとで保育の補助を行う人で、特に資格の有無は関係なく、研修を受けることで認定されます。

・保育時間
 日中8時間が基本です。時間外保育も行いますが、別途時間外料金が加算されます。しかし、保育園のようにシフト制ではないため、長時間にわたる時間外保育は保育者の負担を考慮してあまり推奨されていないようです。

・保育ママの給料
 保育料に関しては各自治体にて決められていますが、平均して20,000円から25,000円程度のようです。そのほかに自治体から補助金を受けることが出来ます。開業時に一時準備金を受け取れるところもあるようです。

各自治体により料金設定は異なるため、詳しくはお住まいの自治体に確認してください。

・休みについて
 基本的に日曜、祝日は閉室です。自治体によっては年末年始や夏季休業を設けており、年間20日間の年次休暇が規定されているところも多いようです。


 

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