子どもの足は、とってもデリケート。
足の骨格の基礎部分が安定するのは、約8歳くらいと言われています。
そのため、子どもの「靴選び」はとっても重要です。
足のサイズに合っていなかったり、通気性が悪かったりすると、
足の成長に大きな支障をきたしてしまうことも・・・。
そこで今回は、「正しい靴の選び方&最新キッズシューズ事情」をご紹介します!
■正しい靴の選び方
まずは、子どもの靴を選ぶときのポイントをご紹介!
1.つま先にゆとりがある
すぐに大きくなってしまう子どもの足。
そのため、購入する時点で「5〜9mm」程度、ゆとりがあるものを選ぶとよいでしょう。
また、成長途中の子どもたちは、左右で足の大きさが違うこともありますが、
その場合は、「大きい方の足」を優先してあげるといいようです。
2.脱げないように固定できる
縦横無尽に動き回る子ども達の動きに対して、脱げてしまうような作りだと、思わぬ怪我の元になってしまいます。
また、靴の中で足が泳いでしまうと、靴擦れの原因になることも。
そのため、マジックテープなどで、しっかりと固定できるタイプがオススメです。
3.通気性・吸湿性が良い
子どもの足は、意外と汗っかき。
なんと、子どもが靴を脱ぎたがる原因の1位は「足のムレ」なんだそうです!
また、蒸れるような靴を履いていると、子どものうちから「水虫」になってしまうことも。
メッシュなど、「通気性・吸湿性」に優れた素材でできた靴を選ぶと安心です。
■おしゃれと機能性はここまで進化!最新キッズシューズ事情
続いて、保護者の方に人気の高い、キッズシューズをご紹介します!
◇アシックスの「スクスク」シリーズ
あの「瞬足」を生んだ、アシックスの人気シリーズです。
コンセプトは「土の上のはだし」。
聞いただけで、履き心地がよさそうですよね。
柔らかい子どもの足指が変形しないように、つま先部分が扇形になっていたり、コンセプトの通り「土の上を裸足を裸足で歩いているようなクッション性」を実現していたり、と、安心して子どもに履かせられる設計になっています。
アシックスは「足育」活動の一環として、「足型測定会」なども実施していますので、
「足のサイズ合ったものを選ぶ」ことが大切な子どもの靴選びにピッタリですね。
公式サイト:http://www.syunsoku.jp/
◇IFME(イフミー)
丸紅フットウェアと、早稲田大学のスポーツ科学学術院が協同開発した「子どもの足の成長を大事にする」シューズブランドです。
足のネジレを抑える「キネティックベルト」、特殊加工で足のムレを防ぐ「息するソール」、アーチの形成を促進する「ウインドラスソーサー」、など、
IFME(イフミー)オリジナルの工夫が沢山!
また、特筆すべきは「価格の安さ」。
有名スポーツブランドの靴と比較すると、平均して3〜5割くらい安く買えることもあるようです。
公式サイト:http://ifme.jp/industry/function.html
◇ミサトッ子草履
ここ数年、おしゃれを重視した足に合わない靴を履くことで、「浮き指」や「偏平足」になる子どもたちが増えています。
こうした症状の予防には、つま先まで、きちんと力を入れて歩くことが大事。
そんな、足の指に力を入れるトレーニングにうってつけなのが「草履」なんです!
草履は、鼻緒を足の指でつかんで歩きますよね。
この動作が、しっかりとした「土踏まず」の形成に一役買ってくれます。
そんな草履の中でも、兵庫教育大学の原田教授監修のもと、「子どもの足の健康」について、特に考えてつくられたのが「ミサトッ子草履」。
一部の幼稚園や保育園では、指定靴になっているところもあるようです!
公式URL:http://www.misatokko.net/
◇アキレス「瞬足」シリーズ
「運動会で活躍できる靴」として、進化型キッズシューズブームを巻き起こしたブランド「瞬足」。
子どもが普段履きできる靴に「コーナリング安定走行機能」など、スポーツシーンで活躍できる性能を加えたこの「瞬足」は、順天堂大学の柳谷登志雄准教授曰く「子どもたちの”走る”気持ちを動かす靴である」と評価されています。
履いた子ども達も、口をそろえて「足が速くなる!」と大絶賛。
「速い子はより速く、苦手な子には『夢』を」という強い願いを込めてつくられたという「瞬足」シリーズは、初登場から13年たった今も、子ども達から不動の人気を誇っています。
公式URL:http://www.syunsoku.jp/about/what/
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コラムの参考URL:http://topicks.jp/42113