2016年10月16日

保育士さんのお遊びネタ ごっこ遊び編

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子どもたちが大好きな遊びの一つに、ごっこ遊びがあります。


今回はごっこ遊びの効果や遊び方の例をご紹介します。


 


ごっこ遊びの効果


ごっこ遊びとは役割になりきる遊びのことで、空想が大好きな子どもたちにとって欠かせない遊びです。


2歳ごろまではぬいぐるみなどを相手に一人で見立て遊びをすることが多いのですが、3歳ごろになると、集団の中で本格的なごっこ遊びに熱中する姿がみられるようになります。


ごっこ遊びの疑似的な体験を通して、子どもたちは様々なことを学ぶことができます。


例えば、自分以外の役割を演じることで、他の人の気持ちを考えられるようになります。


また、お友達と協調して遊ぶことで、社会性を身につけることができます。


さらにおままごとやお店屋さんごっこなどでは、身近な日常生活における役割を認識するようになり、社会のルールや場面に適した言葉遣いを学ぶことができます。


もちろん、空想の世界を共有して組み立てることで子どもたちの想像力が磨かれるのは言うまでもありません。


このように、ごっこ遊びは保育でも積極的に取り入れたい遊びと言えます。


 


ごっこ遊びでの保育士の関わり方


ごっこ遊びを充実させるためには、保育士の適切な声掛けや関わり方が大切になってきます。


例えばごっこ遊びを始めるときは、使わない机や椅子を片付けて十分なスペースを確保してあげましょう。


また、必要な道具が取り合いにならないよう、人数分用意しておくとトラブルを防ぐことができます。


ごっこ遊びの道具は子どもたちに自身に作らせるのも良い制作の機会になります。


ごっこ遊びが進行しているときは、保育士はなるべく口を出さずに子どもたちの様子をよく観察しましょう


子どもたちだけで行き詰まった場合には展開を膨らませてあげられるような声掛けを行います。


この際も子どもたちの想像力を妨げないよう、世界観に合った言葉を使うようにし、指示形ではなく質問形で子どもたちのアイディアを引き出すようにします。


また保育士がごっこ遊びに参加する場合も、子どもたちと同じ目線で世界観を共有するようにしましょう。


 


導入にもおすすめ!バスごっこ


ここからごっこ遊びの例をご紹介します。


バスごっこは、低年齢の子どもたちから楽しめ、他のごっこ遊びへの発展にもつながる遊びなので、ごっご遊びへの導入におすすめです。


 


準備:


椅子を2列に並べてバスに見立て、紙皿などで作ったバスのハンドルを人数分用意します。ハンドルは子どもたちに制作させても楽しめます。


 


遊び方:


ハンドルをもってバスに乗り込みます。


お気に入りのぬいぐるみと一緒に乗ったり、運転を楽しんだりして遊びます。


思い思いの目的地を設定し自由に遊んでもいいですし、保育士が先導して、全員で同じ目的地を設定して遊んでも楽しめます。


その場合は到着までの道のりで、保育士が「デコボコ道!」や「曲がり角!」と声をかけてみんなでそれに合わせて体を動かしても楽しいですね。


4歳5歳児になると、「次は、○○~」「ピンポン、次止まります。」など、


運転士になりきった会話のやりとりを楽しむこともできます。


また、バスを降りてからピクニックごっこやおままごとに移行することもできますので、ほかのごっこ遊びとの相性も抜群です。


 


行事にもおすすめ!お店屋さんごっこ


お店屋さんごっこは行事に取り入れている園もある人気のごっこ遊びですね。


中にはバザーと合体させて大がかりに行う園もあるようです。


 


準備: 


商品になるものを制作します。


食べ物は粘土や折り紙、お薬はプチプチを切って色を塗る、洋服はビニール袋を切り抜くといった簡単な工程で、子どもたちに楽しみながら作らせましょう。


他に、レジスターや架空のお金も用意するとリアリティが増します。


当日はパーテーションや机をうまく使い、お店屋さんのレイアウトを作ります。


 


遊び方: あらかじめお店屋さんの選択肢をいくつか用意した上で、子どもたちに希望を聞き、好きなお店屋さんを担当させます。


店員役とお客さん役の割り振りは、子どもたち全員が店員役、保育士がお客さん役でもいいですし、年齢で割り振って交互に遊んでもいいかと思います。


また、店員役の子どもたちの中から、さらに会計係、接客係、品物を並べる係など、それぞれの個性を生かして細かく役割を割り振っても楽しめます。


数が数えられる年齢の子どもたちにとっては、簡単なおつり計算もいい学習の機会になりますので、チャレンジさせてみましょう。


行き詰ったりした場合は保育士が助け舟を出しますが、主役は子どもたちなので、保育士はあくまでサポート役に徹することが重要です。


最後にそれぞれのお店屋さんの売り上げを発表し、お互いを表彰する場を設けると、さらにチームの達成感を味わえます


 


いかがでしたでしょうか?


ごっこ遊びは幼児にとって社会的な学びの基本となる遊びです。


子どもたちにとっては緊張しがちな行事の前の予行練習も、運動会ごっこ、お遊戯会ごっこなどと称して行えば、遊び感覚で楽しみながら練習することができますね。


子どもたちが大好きなごっこ遊び、ぜひ日々の保育に楽しく取り入れてみてくださいね。

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