保育士さんにとって制服がある園やない園などさまざまですが、1日の中で必ず付けるものの中にエプロンは入るかと思います。
エプロンを選ぶには何を重要視して選んだらいいのでしょう?
保育士さんのエプロン選びには、動きやすさと機能性が重要です。
可愛いデザインであれば、子どもたちは喜びますが、汚れやすかったりするため、可愛さだけでは決められないのが現状です。
すぐに着替えられるなど、ポイントをしっかり抑えたものにしたいですね。
「気を付けたいポイント(1)機能性」
機能性に優れている。
ポケットが大きく、ある程度沢山入る物がいいでしょう。
ティッシュやハンカチ、時にはペンやメモ、ビニール袋も入り、いざという時ポケットはとても役に立ちます。
基本的に両手を空けておいたほうがいいので、ポケットも2つ以上あるのが理想的です。
紐で結ぶエプロンもオススメしません。紐は足に引っかかるなど、怪我の原因にもなります。
かぶるだけのものや、サイドをボタン止めするような簡単に着られるものにしましょう。
「気を付けたいポイント(2)サイズ感」
サイズや丈感。
意外と多いのが、サイズの問題です。
自分の身体に合うサイズのものを選びましょう。
大きすぎるとずれ落ちることもありますし、窮屈だと動きにくくなります。
また、一番気を付けなくてはいけないのが丈の長さです。
丈が長すぎてしゃがんだときに自分で踏んづけて転がってしまうなど、もし園児が近くに居たら…と考えると避けるべき所ですよね。
保育士さんは走ったり、しゃがんだり、動きが多いため、スリットが少し入ったものがオススメです。
「気を付けたいポイント(3)安全性」
丈やサイズの他にも安全性のために気を付けたいことがあります。
それはデザインのために小物がつけられたエプロンなど。
ボタンやビーズなどのついたデザインを選ぶと、子どもたちは喜びますが、怪我の原因や誤って誤飲してしまった…などの危険にもつながりやすく、安全性は損なわれます。
子どもが喜びそうなデザインのものにしたい場合は、フエルトや柔らかい素材のワッペンなどで工夫してみるのもオススメです。自分で手作りしたポイントワッペンを付けている保育士さんもよく見かけます。
~実際に保育士さんが選んでいるエプロンを調査~
選ぶポイント(1)費用
エプロン一枚にかける費用は大体1000円から3000円位だという保育士さんが多いようです。
毎日動いたり汚れたりしますので、安く買えるのであれば安いものを多めに買うほうがいいかもしれません。
多い方で30枚以上持っている保育士さんもいましたが、着替えなどの変えになるものは数枚準備しておいてもいいでしょう。
また、キャラクター物は子どもたちには大人気!値が張るものも多いですね。
しかし、すぐに汚れたりすることを考えると、可愛さより値段や機能性を重要視したほうがいいかもしれませんね。
選ぶポイント(2)素材。
エプロンの素材はポリエステルと綿が多くを占めていますが、最近ではフリース素材も人気です。
ポリエステル…耐久性にすぐれ、乾きやすさが利点ですが、静電気が起きやすく、乾燥時期である冬は少し注意が必要です。
綿(コットン)…肌に優しく、静電気が起きにくいのが利点ですが、乾きにくさや縮みやすい。
ウール…保温性や通気性にとても優れていますが、洗濯に手間がかかることが難点です。
フリース…薄手で暖かく、保温・保湿に優れています。
さまざまな素材のいい点などを考慮して、季節により使い分ける保育士さんも多いようです。
夏は通気性を重視し、冬は風邪をひかないように保温性を重視して選びたいですね!
エプロンは機能性だけでなく、子どもたちが一目みたときに「先生」だとわかるように目立つ色を選ぶなど、それぞれの園や保育士さんによって工夫されています。
保育さんにとってエプロンはとても大切なもの。
子どもたちの安全を充分に配慮して選びたいですね!
外で遊ぶとき、食事のときなど、用途によって変えることも大切です。
可愛いエプロンを選びたいところですが、注意点を考慮して選んでくださいね。