2017年01月14日

公務員保育士とは?公務員保育士になる方法と募集状況

公務員の保育士とサラリーマンの保育士


よくある保育士にまつわる誤解として「認可保育園に働いている保育士は公務員である」という誤解があります。
認可保育園は「認」められ、「可」能だという基準をクリアした保育園という意味。それが必ずしも公営とは限りません。
そこで今回は公務員の保育士に焦点を当て、公務員の保育士になる方法や、その特色についてご紹介していきます。


公立保育園に勤めるなら必須。公務員の資格


保育士とは、保育士免許を取得し、保育士の登録をしている人のことを指します。保育士は、保育園の他にも、相談所や学童保育、託児所、病院、児童福祉施設などでも働くことが可能です。
そして、公務員とは、公的機関で勤務する人のことを指します。公的機関の中でも、国の機関で勤務する国家公務員と自治体の機関で勤務する地方公務員があります。
つまりは、公立の保育園、公立の児童福祉施設に勤務する保育士は公務員となります。逆に、私立の保育園や施設で働く保育士は公務員ではありません。



◯公務員試験とは

公務員の保育士になるには、各自治体が行っている保育士採用試験に合格する必要があります。国家一種、二種といった公務員試験に合格している必要はありません。
受験資格や選考方法は、各自治体によって違います。毎年6~9月ごろまで試験を行っています。
公務員保育士を目指す方は、市役所や出張所などで問い合わせて自分の地域の情報を確認しておきましょう。

試験内容は、一次試験が選択方式の問題で主に専門知識や一般教養が出題され、中には作文が出題される地域もあるようです。
二次試験は集団行動観察、面接、ピアノや適性試験などが実施され、体力測定を行うところもよくあるようです。自治体によっては、三次試験がある場合もあります。
面接では、公務員についての自覚が問われるような質問があるようです。
申し込み手続きの必要書類も地域によって異なりますので確認しておきましょう。

◯公務員保育士の特徴

公務員保育士と民間の保育士では様々な面が異なります。
公務員の保育士の場合は、正規雇用で公務員としての勤務となるため、給料は地方公務員と同等程度の給料が支払われます。初任給ではそれほどの差は出ませんが、公務員の場合は毎年給料が上がりますので、勤続年数が長ければ、長いほど給料は高くなります。
ちなみに、公立と私立で仕事内容はあまり変わりません。

公務員ですので、人事異動、つまり転勤の可能性があります。何年か保育園に勤めた後に、児童福祉施設へ異動といったこともあるようです。
公務員とは言え、毎年、必ず保育士を募集しているのではなく、退職者が出た場合に募集をかけています。公立の保育園は退職者が少ないのと、公務員人気の高まりもあって、地域によっては倍率がかなり高いようです。

◯採用試験合格後の注意

採用試験に合格した場合も、気を付けないといけないのは、どこの施設にも勤務できないことがあることです。
採用試験に合格すると、採用候補者名簿へ登録されますが、そこで就職が決まるということではなく、施設から採用希望の申し出があって初めて就職が決まります。
また、登録有効期限が1年間ですので、1年の間に、その地域の保育園から採用の申し出がないと、次年度に再度採用試験を受験しなければいけません。


公立保育園の保育士になるということ


公立保育園は、私立と違い、運営が地方自治体なので、経営破綻がめったになく、安心できる環境と言えます。公務員試験に合格し、公立保育園への採用が決まれば安定の道が約束されているとも言えます。



◯公務員保育士の給料

公立の保育園で働くということは、公務員として働くことになりますので、初任給は地方公務員と同じく、一般的な保育士の給料と大きな差はありません。
財政難なこともあり、高額とは言えないお給料です。
ですが、毎年昇給があるのが公立保育士のいいところ!年々お給料が上がるので、離職率が低いのが特徴です。

◯転勤がある!?公立保育園!

公立保育園の特徴として挙げられるのが、転勤があること。採用された自治体にある保育園や児童福祉施設を転々とすることもしばしば・・・。園によっては、家から遠くて通いづらい、なんてことも考えられます。

ただし、転勤は悪いことばかりではありません。新しい風が入らない園は、どうしても古びた慣習が抜けきらなかったり、人間関係が複雑になりがちです。たとえ性格の合わない人がいたとしても、移動があることを考えれば、そこまで深刻にならずともいいという利点もあるかもしれません。

◯採用試験への合格が必要!!

保育士資格を持っていて、公務員試験にも合格!公立保育園ですぐに働こう...とはいかないんです。採用試験というものがあります。
各地方自治体が行う採用試験は、6月~8月に行われます。毎年すべての自治体が行うわけではなく、数年に一回というペースの自治体もあります。

◯公立保育士の問題点

地方自治体は、その多くが財政難に苦しめられています。そのため、保育士を大量に雇う余裕がないのが現状です。代わりに臨時職員を雇うことでしのいでいますが、正規雇用の保育士への負担の増加は否めません。
また、財政難のために、保育園の運営を民間へ委託する自治体も増加しています。


公務員試験とは?


地方公共団体が、定期的に実施している他、欠員等が出た場合に行われる試験です。ただし、毎年必ず開催されるわけではなく、募集が必要ない場合は試験自体が行われない場合もあります。



◯募集人数・倍率について

近年の公務員人気と保育園民営化のながれに寄り、保育士の募集枠は少なくなっています。
自治体によって違いはありますが、おおよそ近年では2~3倍、募集人数によっては10倍以上の倍率があることも。

例を挙げると、2014年6月現在、募集があるのは東京都ですと、荒川区で10人の募集があります。受験者数は例年50人から100人程度が一般的ですので、倍率は5~10倍。狭き門と言えるでしょう。

◯受験資格

自治体によって受験資格や選考方法は異なりますが、30歳未満、保育士資格を有し、都道府県知事の登録を受けている方が主に対象となるようです。

◯募集日程

来年度の4月からの募集は、大体6~9月ごろに受付、試験が実施されます。荒川区では、2014年7月25日に募集の締め切り、1次試験は2014年8月24日、2次試験は9月下旬、最終的に合否が分かるのが10月の中旬とのことです。

◯試験内容

一般的には、1次試験は一般教養・専門知識・作文等、2次試験はピアノ・適正検査・体力測定・面接等が主な内容です。こちらも自治体によって様々です。

◯合格基準

1次試験に合格基準は存在しません。得点の上位者から合格が決まり、2次試験の1次試験の得点を合わせて総合的に判断され、合格が決定します。1次試験は最低でも、70%くらいの得点が欲しいものです。


情報の収集が大切


公務員保育士には公務員試験をクリアする必要があること。そしてその内容は自治体によって差があることをご紹介してきました。
以上のご説明の中で強調したいのは、情報収集の大切さです。自らが志望する自治体にあった試験対策を行わないと、それは全く無駄になってしまいます。
公立の保育園で働きたいなら、公務員試験の情報収集は必要不可欠ですね。

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