2017年01月14日

保育補助で無資格でも保育園で働ける!保育補助のメリット・デメリットとは?

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保育士がなくても保育の担い手に!


保育士不足の対策として、厚生労働省が、平成28年4月から保育士資格がない人でも認認可保育施設で保育に携わることができるように、基準を緩和する方針を固めました。

内容としては、児童の少ない朝夕の時間帯等で、子育て支援の研修を受けた人などが働くことができるというものです。無資格者の導入には賛否両論の声もあるようですが、今回の対策の概要と保育補助についてご紹介していきます。


保育補助の概要


◯保育補助とは

保育補助とは、ほとんどの保育園では、保育士の補助的な扱いになりますが、人が不足しているところも多いですので、通常の保育士と変わらないぐらいの業務を行っていることもあります。園によっても様々ですが、一般的な事例を見ていきましょう。

◯保育補助の主な仕事

保育士助手は、保育士資格を持っていなくても、保育の現場で働くことができます。保育士補助として働く場合、比較的多い作業としては、遊びの準備や食事の準備、その後の後片付けを任させることが多いです。
もちろん直接的に子どもと関わる機会もありますが、やはり通常の保育士と比べるとその頻度は少ないと言えます。
そのため、子どもとたくさん関われると思い保育士補助で入社したが、あまり関わる機会がなくて、やる気が出ないといったこともありますので、心構えはしておきましょう。

ただ、仕事内容は保育士と大きく変わらず、朝出勤し子どもを迎え入れ、通常の保育(散歩・外遊び・食事・昼寝等)を行います。
もちろん、おむつ替えや、ミルクをあげることもします。保育補助とはいえ保護者とのコミュニケーションも欠かさず行います。各園によっても異なりますが、保育補助は手が足りず、サポートが必要な部分をフォローする立場です。

子どもたちからすれば、資格を持った保育士も保育補助の方も何も変わりはありません。働く側も様々な選択肢があり、かつ、子どもたちが安心して過ごせる環境を作ることが一番重要ではないでしょうか。

◯無資格でも働くことができる条件

保育に携わることができるのは、以下のいずれかの条件を満たす人となります。

・保育施設などで十分な業務経験を有する者

・子育て支援員研修を修了した者

・家庭的保育者

◯保育士と保育士補助の給与の差

給与の差は非常に大きなものがあるようです。保育士として働く場合でも他の業界と比べると低い保育士の給与水準ですが、保育士補助になりますとそこから更に、2万円前後は月給で低くなります。給与を求めるのであれば、通常の企業で働くか、保育士の資格を取得してから働くことをお勧めします。

◯保育士補助として働くメリット

保育士補助として働いている人はたくさんいます。保育士補助としてのメリットとは現場の実務経験を積めるということです。
将来的に保育士を取得しようと考えている人に対しては、現場経験は非常に大切なものになりますので、保育園で働けるメリットは非常に大きいものがあると言えます。
また、保育補助として働いていると、保育士を取得した場合はその時点で給与が上がる可能性があり、そのまま働けば就職活動をする必要もありません。
また、慣れたところで働けて、なおかつ給与も上がりますのでお勧めだと言えます。

◯保育士補助として働くデメリット

保育士補助として働くデメリットとしては、職場での地位の低さ、賃金の低さ、仕事の制限などがります。仕事の制限については保育園にもよりますが、重要な仕事などは保育士が行うと決めているところもあるようです。そのため、自分のしたい仕事ができなかったりすることがデメリットです。

また、保育士は人員基準があり、人員基準を下回ることはできません。保育園側としてみれば人員基準を満たさない保育士補助の方を雑に扱う可能性があります。例えば、急にパートにされたり、掃除などばかり偏った仕事を頼まれたりするということです。

◯保育士補助の求人

保育士補助の求人はたくさんあります。それは保育園業界が慢性的な人員不足に陥っているからであり、保育士の資格を持たなくても来てほしいと思っている保育園が多いです。

注意したいこととしては、保育士の求人で、保育士補助を募集しているところの大半が無認可保育園だということです。無認可保育園の場合は、保育士の人員基準が適用されない場合が多いですので、保育士の資格の有無はあまり問わないのです。しかし、無認可保育園の場合は、給与が通常よりも更に低い、人員が少なく子どもが多い施設がある、社会保険などが未加入などの働く上で良いとは言えない環境がありますので、応募するときは十分気をつけておくことをお勧めします。


保育士不足解消のために


◯厚生労働省の規制緩和

厚生労働省は、保育士の配置基準に関する緩和策をとりまとめました。規制緩和で、現在の深刻な保育士不足を和らげたいという考えです。
その内容は、「保育士2人以上の配置を義務付けていた現行ルールの変更」です。
子どもの少ない朝夕に限り保育士1人に加え、研修を受けた保育ママなど、資格なしの人も保育を認めました。それにより、子どもが多い日中に多くの保育士を配置して、手厚く保育できる効果が見込まれています。

また、配置する保育士数の3分の1以下であれば、幼稚園や小学校の教諭、養護教諭による保育も可能としています。
幼稚園教諭は3~5歳児、小学校教諭は5歳児を主に保育し、養護教諭は年齢に関わらず保育することができます。それにより、幼稚園、保育園、小学校が接続して保育や教育を提供しやすくなるとされています。


規制緩和のメリット


◯保育士が日中の保育に集中できる

早朝保育や延長保育の時間帯は、一つの部屋で0~5歳児を見ていることが多いため、子どもの数も少なく、外遊びや行事の指導等がないことも多いです。
そして、従来は保育士が最低2人以上の配置が義務でしたが、そのうち1人は、研修を受けた保育ママなどができるようになります。
それにより、資格を持っている保育士は、早朝や延長保育での勤務を減らすことができるので、子どもの数が多い日中の保育により多く入ることができるようになります。
また、資格があり、保育指導のできるベテラン保育士さんを、早朝や延長保育から外してあることで、不規則な勤務が少なくなり、日中の保育に集中できるというメリットもあります。

◯保育の質向上

今回の厚生労働省の措置は、認可保育施設の保育士の数が最低でも「1施設あたり2人」を下回ってはならないという省令を緩和するためのものです。
そのため、児童数が少ない時間帯には、保育士の資格保有者が1人常駐した上で、もう1人は無資格者でも対応ができることとしました。
実際に、平成24年度地域児童福祉事業等調査によれば、8時前まででは児童数が全定員数の21.7%、17時からの1時間は15.2%、18時からの1時間は1.1%と少なくなることから、朝・夕の時間帯において活用が可能となっています。
厚労省は、「園児の多い日中のコアタイムに保育士資格者を集中的に配置できるので、保育所全体で見て保育の質の向上につながる」と基準緩和の意義を説明しています。


規制緩和への懸念


国が提示した特例的な措置に対して、自治体の意見も賛否両論となっています。アンケートによれば、無資格者が働くことを認めた自治体は「保育士の確保が難しく、現在勤務している保育士の負担が過剰になるのを防ぐため」と保育士不足の深刻な状況を理由にあげています。一方、認めていない自治体は「朝夕および延長保育の時間帯は、けが等の発生が多く、最低基準に基づく保育士の配置は必要であると判断した」「無資格の人が働くのは怖い」など保育の質の低下を懸念する声があがっています。
また、現在働いている保育士からは、「人が足りないのであれば、給料アップや待遇をよくしてほしい」といった声も相次いでいるようです。


保育に興味が無資格者は情報収集に力を


厚生労働省が認めた、「研修を受けた保育ママ」とは、自分の子どもを育てた経験があり、かつ自治体の決めた研修期間、条件をクリアーしていることが条件となります。
また、幼稚園教諭免許や、小学校教諭免許、養護教諭免許を持っていれば働くことができるようになりましたので、転職される方にもチャンスが増えたと言えますね。
また、求人情報を見る際には、資格なしでも働ける保育補助を探しましょう。保育補助の募集が必ずしも無資格で大丈夫なわけではなく、資格が必要な場合もあるので、よく確認して下さいね。保育補助の募集は資格がなくてもできる仕事ということで人気がありますので、見つけたら早めに応募するのをお勧めします。


保育補助として働くということ


◯保育補助として働くことのメリット

保育補助として働く最大のメリットは、やはり保育の現場で働ける、ということです。子どもに直接関われなくても、子どもがいる環境で働くことができるので、資格はないけれども少しでも子どもと関われる仕事がしたい、と思っている人にとっては、幸せな働き方と言えます。

また、保育士等の資格がなくても働けるので、これから資格を取ろうとする人にとっては、実務経験を積める、絶好の場になります。将来、保育士の資格を取れれば、給与が上がる可能性が高いですし、保育士として正規採用される可能性もあります。そのまま同じ職場で働き続けられれば、就職活動の負担もありません。

◯保育補助として働くことのデメリット

保育補助のデメリットは、給与の安さと、立場の不安定さです。
昨今、保育士の給与の低さが社会的な問題になりました。ただでさえ給与の低い保育業界ですが、保育士補助となると、給与は保育士より更に月2万円前後、低くなります。

また、認可保育園では、保育士の最低人数が決められていますが、保育士補助はその人数にカウントされません。そのため、保育園の都合によって、パート扱いになったり、契約が更新されない、ということもあります。

更に、保育補助は必ずしも「保育士」として働くことが法的には求められないので、清掃ばかりを任されたり、事務作業を押し付けられたりと、やりたいこととは異なる仕事をやらされることになったりもします。


保育の現場で働く、という経験が積める仕事


このように、保育士補助という働き方には、良い面も悪い面もあります。
しかし、「資格はないけど保育園で働きたい」という人にとっては、絶好の働き方であることは確かです。ただ、保育士補助の求人のほとんどが無認可保育園によるもの。経験を積めるメリットと待遇や仕事内容をよく比較検討して、慎重に就業の可否を決定しましょう。

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