2017年01月30日

お給料をアップさせる。中途保育士の転職マニュアル

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◆転職で給料をアップさせるためには...



離職率が高いことで有名な保育士。その最大の原因は待遇の悪さです。

もちろん全ての保育士が悪い待遇に苦しんでいるわけではありません。他の職種の人も羨むような待遇で、夢の仕事に就いている保育士も世の中にはいます。

良い待遇の職場を見つけるためには転職が必要になります。

今回のコラムでは待遇を改善させるための転職のコツをご紹介していきます。


◆離職率が高い保育士、その原因は?


子どもに聞く「将来の夢ランキング」で、毎年上位に入る保育士。

一見夢いっぱいの職業ですが、実は保育士の離職率は、けっこう高いのです。

離職率が高い理由は、雇用条件と労働環境です。これは、一般的な職業でも同じですが、保育士の場合、どの保育園に勤めるかによって、かなり条件や環境が左右されます。そもそも保育士の離職率を高い原因はどこにあるのでしょうか。



◯給料が安い

保育士の給料が安すぎることが、近年話題になりました。その中でも、残業代が出ない、サービス残業を強いる保育園が少なくありません。求人票では保育園の開園時間のみを表示して、実際には夜遅くまで事務作業やイベントの準備に追われる、しかもその分の残業代は出ない、ということでは、モチベーションを維持するのは難しいですよね。

また、月給として提示されている金額に、「見込み残業代」として残業代が含まれている場合もあります。この場合、残業をしても給料はあがりません。求人票を見るだけではわからないことも多いので、面接等で確認してみると良いでしょう。

◯休みが取りにくい

小規模の保育園では、ぎりぎりの人数で運営していることも多く、休みが取りづらいのが現実です。しかし、有給休暇や産休・育休は、労働者に与えられた当然の権利です。保育士もまた労働者。忙しい時期の取得は避けるべきですが、平常時には自由に休みが取れるべきです。有給もおちおち取れないような職場は、離職率が上がって当然です。

「有休取得率」「有給消化率」を、面接時に尋ねてみるのも良いでしょう。尋ねた時に、面接官が少しでも嫌な顔をするようであれば、休みが取りにくい職場である可能性があります。直接聞きにくい場合は、キャリアコンサルタントにお願いしてみるのも良いでしょう。後から後悔するよりも、懸念事項は先になくしておいたほうが安心です。

◯福利厚生が整っていない

市町村立など、地方自治体が運営する公立保育園に正規採用された場合には、公務員並みの手厚い福利厚生が期待できます。一方、私立の小さな保育園等では、年金や保険といった福利厚生が完備されていない場合があります。そうした場合、国民年金や国民健康保険料を自分で支払う必要があり、給料の手取りも13~15万円まで減ってしまいます。

このような状況を避けるため、応募前に求人票をよく確認しましょう。「社会保険完備」と書いてあれば、保険料等の心配は要りません。また、大手の派遣会社の派遣社員になれば、派遣会社の方で保険に加入してくれる場合があります。

◯条件をよく確認してから応募しましょう

このように、保育士の離職率の高さには、様々な理由が考えられます。しかし、その多くは、就業前に確認ができます。求人票をよく読み、不安な点は面接時に直接尋ねたり、キャリアコンサルタントを経由して確認したりしましょう。保育士は、子どもの成長を間近で見られる、やりがいのある仕事です。仕事をめいっぱい楽しめる、自分に合った職場を探しましょう。


◆保育士の転職の流れを詳しく説明。中途保育士転職マニュアル



転職の就職活動と一口に言っても、新卒と中途採用では、流れに大きな違いがあります。保育士の中途採用の流れはどういうものか、一緒に見ていきましょう。

◯採用枠・注目ポイントの違い

新卒枠と中途枠を分けて応募を受け付けている園も多くあります。中途採用の場合、求職者が現役で働いているので、応募受付をしてから、その都度現職の都合を聞き、対応していくというパターンが多いでしょう。どこに注目されるかも違います。人柄や社会人としての常識、清潔感などは新卒同様に見られるのですが、それに加え、コミュニケーション能力はもちろんのこと、今までの経験、知識能力が注目されるでしょう。採用基準が違うので、新卒の頃と同じ心構えではいけません。

◯選考フロー、採用時期も新卒とは異なる

事業所ごとの違いはありますが、選考の流れも新卒とは違いがあります。筆記試験や実技試験の実施内容が違っていたり、面接のみの場合もあります。ですが、だからと言って、楽に内定を獲得できるわけではありません。また、採用時期も必ずしも、年度の切り替え時期に入職するとは限りません。求職者の現職の退職スケジュールや事業所の職員体制が関わってくるので、年度の途中に入職することも多々あります。中途採用は、即戦力として採用される場合が多いので、内定後すぐに入職となります。そのため、事前研修ではなく、現場でのOJTでの対応となることが多いでしょう。

◯就活スケジュールはシンプルだが、忙しい

定まった時期に応募・選考が進むことはありませんが、職員の入れ替わりが多い年度の切り替え時期には、やはり人材ニーズが高まりますので、1月~3月頃に給仕が増える傾向があります。就職活動の流れとしてはシンプルですが、現職がある場合、退職の手続きも同時に進めていかなくてはなりません。タイトなスケジュールの中での、転職活動とならざるを得ないでしょう。ですが、入職時期は場合にもよりますが、求職者と園とで調整が可能です。

また、就業セミナーなどはないため、自分自身で求人情報を収集していかなくてはなりません。また、入職してから業務や環境等に不満を漏らすことがないように、自ら事業所研究を進める姿勢が必要となります。興味のある求人を見つけたら、その園のホームページや電話連絡先にコンタクトを取り、履歴書の送付などの応募を行います。その後は筆記試験や面接など、各事業所の採用試験を受けることになります。

中途採用の場合には、仕事をしながらの求職活動になるためなにかと忙しいものです。そんな時には人材紹介サービスを活用してみるのもいいでしょう。条件に合った求人の紹介や、選考の日程調整などサポートが受けられるため、スムーズに転職活動が進められます。転職は一般的にはなってきましたが、それでも人生の大イベント、ターニングポイントです。だからこそ、妥協しないで情報収集に努めましょう。


◆保育士の求人探し・転職の際に気をつけるべきこと



保育士の求人はたくさん見かけるけれど、どこに決めたらいいかわからない。失敗しない職場探しの方法を知りたい。そう思っている方はいませんか?どうせ働くなら、長く、気持ちよく働ける職場がいいですよね。たくさんある保育士求人の中から、自分にピッタリ合った運命の職場を探すためのポイントはどこにあるのでしょうか。

◯求人は妥協せずに選ぼう。

求人サイトを見ていると、たくさんの保育士求人が並んでいますね。保育士不足が社会問題となっている今、保育士資格を持っている方はまさに売り手市場と言ます。それはつまり、妥協せずに働きたい職場を選べる立場にあるということ。社会情勢が刻々と変わる中、応募する立場で求人を選べるのはまたとない大きなチャンスです。目先の魅力だけで決めてしまうのではなく、5年後、10年後の自分、さらにその先のことをしっかりと想像して、ここなら環境が変わってもずっと長く働いていけると思えるような求人を選びましょう。

◯希望条件を具体化しよう。

では、妥協せずに求人を選ぶにはどうしたらいいでしょうか?まずは自分自身と向き合ってみることをお勧めします。職場にどんなことを求めているか、一度心に描いている理想像を具体化してみましょう。

・雇用形態(正社員かパートか)

・給与(月給または時給いくら以上)

・勤務時間(残業や休日に対する希望も)

・通勤時間(自宅から何分以内)

・福利厚生(保険・キャリアアップ・産休育休など)

・その他の希望

などなど、項目ごとに具体的な希望条件を紙に書き出して整理してみましょう。こうしておけば、求人票を見た時に自分の希望と合う・合わない、どこが合っていてどこが食い違うか、一目瞭然になり、効率よく絞り込むことができます。

◯優先順位を決めよう。

希望条件を書き出したところで、次に大切なのはその中で優先順位をつけることです。当然ながら、いくら保育士が売り手市場といえども全ての希望条件がそのまま理想通りに満たされる求人はそんなに多く見つかるものではありません。もしあればそのまま応募すればいいのですが、仮に見つからなかった場合でも、部分的に少し譲歩すれば大丈夫、というような求人はいくつも見つかるかと思います。そんな時でも妥協したくない点は妥協しないようにするため、まずは前もって自分の中で妥協できる点と妥協できない点を整理しておくと、後で後悔しないで済みます。



先ほど作った希望条件の各項目ごとに、

◎(絶対に譲れない)

◯(比較的重要だが少しは譲歩できる)

△(譲歩できる)

などで印をつけておきましょう。細かく振り分けるのが大変な場合は、絶対に譲れない点だけ決めておくというのでもいいかと思います。

◯面接で雰囲気をしっかりチェック。

求人票で希望条件が当てはまっても、実際に行ってみないとわからないのが職場の雰囲気ですよね。いくら待遇が良くても職場の雰囲気が悪かったら気持ちよく働くことはできません。長く働くにあたって、職場の雰囲気はとても重要なことですから、面接や見学に行く際はしっかりとチェックしましょう。

・勤務している保育士の表情や声掛けは生き生きしているか?

・保育士同士や、保育士と子どもたちの意思疎通は円滑で信頼関係が築けているか?

・保育士の年齢層がある程度高く勤続年数が長そうか?

・保育園の雰囲気や保育方針は自分と合いそうか?

などを意識してみてみると大体の雰囲気がわかると思います。

面接の場合はこちらが審査されている立場ということばかり考えて緊張してしまいがちですが、あくまでも採用側と応募者のマッチングの場に過ぎません。お見合いととらえて、自分も相手をチェックする気持ちでいきましょう。また、希望条件の中で妥協できない大切なことは面接でも改めて確認しておくと安心ですね。


◆保育士の給料アップのための転職のコツ


保育士は他の職業に比べて、給料が安いと言われています。では、給料をアップするにはどうすればいいのでしょうか。保育士の給料の実態と合わせて、一緒に見てみましょう。

◯保育施設

保育士の職場である保育施設には、公立と私立があります。何が違うのかと言うと、経営の主体が異なります。公立の保育施設はその名の通り、公、つまり国や市町村が運営しています。一方、私立の保育施設は、学校法人や宗教法人等が運営に携わっている場合も多くあり、国や市町村以外に運営母体を持っています。

◯給料の実態

公立の保育施設の場合、給料は地方公務員と同等の扱いになります。そのため、基本給も安すぎることはありません。賞与もきちんと出るので、年収も安定しているでしょう。20~30代の平均年収も300~400万代と言われています。さらに、産休や育休の制度も利用できるので、長く働ける環境にあると言ます。

ただし、このような地方公務員としての待遇を受けることができるのは、公立保育施設の正社員のみで、非正規社員は待遇が異なることがほとんどです。また、国や市町村が運営主体となっているので、生活が困難になるほどの大幅な変更はないでしょうが、国の政策で待遇が変更になる可能性はあります。

私立の保育施設の場合、園や運営母体によって待遇は様々です。一般的に初任給は16~17万円、年金や保険などが引かれて、手取りは13~14万円が平均と言われています。しかし、あくまでも平均ですので、公立よりも良い待遇の保育施設もあれば、逆に初任給が手取り10万円以下という安い給料の保育施設もあります。賞与についても同じで、賞与がない保育施設もあります。

◯給料アップのためにできること

公立・私立を合わせた保育士全体の平均月収は約21万円、年収は約310万円になります。このように、他の職業に比べると少ないと言ます。では、年収をアップするには、どうすれば良いのでしょう。転職を成功させることで、収入がアップした人が大勢います。もし、収入面で不満を感じているのなら、転職を検討してみるのはいかがでしょうか。

◯転職のコツ...人材紹介の活用を

転職と言えば、一般的にハローワークが思い浮かびますが、国の施設なので、採用に関するコストが非常に低く、採用斡旋をする他の企業との競争もあまりありません。そのため、求人内容の程度が低い場合がほとんどです。では、どうすれば良いのでしょうか。

採用斡旋を事業主体としている企業に相談しましょう。斡旋企業はインターネットで検索するだけではなく、ひとりひとりにカウンセラーが付くサービスを行っている所もあります。親身な相談の他、給料アップの交渉もしてくれます。必ずしも反映されるとは言ませんが、交渉をしなければ確率はゼロですので、是非チャレンジしてください。

また、登録している人にのみ公開する、非公開求人というものもあります。一般的に登録は無料なので、転職を考えている場合は登録しましょう。保育士専用の求人サイトなどもあり、求人量も多く、保育士希望者に対するフォローも充実しています。こういったサイトは、どんどん利用して、転職を成功させましょう。

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